最近、自分の身に付けるもの、スカーフ、イヤリング、時計、指輪、ブレスレット、帽子、眼鏡・・・・・・いろいろなものを落としたり置き忘れたりして失くします。
こういうことって、若い頃は余りなかったと思うのに・・・・。
年上の友達の何人かに聞いてみましたら、『ある、ある、あるぅ~~~。』って。
わたし、安心したりもしましたがやはりこういうことは、年のせいでもあるのかもしれないと思うとちょっと、悲しくなったり心配にもなりました。
それに、慣れてしまったのか最近では、
『まぁ~~いいっか。』 こんな気持ちになっている自分に気付きます。
先日も、18Kに屑ダイヤの付いた指輪が見当たらなくなっていました。
思い当たる場所を探しても見つからず諦めていました。
デイに出かけているときに、押し入れの布団干しをするついでに、ハハ様の押し入れを整理してあげました。
いくつかある布団を出して日光に当ててあげようと引っ張り出したところ・・・・
ハハ様の黄色の財布が落ちて来て一緒に何か箱が転がりました。
あけるとハハ様に上げたお土産のネックレスに私の指輪が絡んでいました。
『何故、こんなところに???』
財布はパンパンに大きくなっていて、中を確かめるとばら硬貨がたくさん入っています。お札は一枚もないのは、最近ではハハ様にはお札は1000円だけ渡しているからかもしれません。買い物をした残りをこうやって財布に入れて大切にしまったつもりだと思うけど・・・・・・。やっぱり、認知症って変。
2年くらい前にもハハ様の茶ダンスの小さな箱の中に私の見当たらなくなった18Kのブレスレットがあるのを発見した事があります。
聞くと・・・・『あんたがだらしないから、しまって置いた。』 その時、ハハさまは言いました。
今回は、何も聞かずその指輪をはめていましたが、夕食後のお茶を運ぶ私の左手の指輪を見て、
『あんた、いい指輪しているネ。』って言いました。
私、『そうぉ。』と言っただけです。
認知症になってもハハさまはやはり、女なんでしょうか。アクセサリーやキラキラするものが好きなようです。
私、この指輪は余り好きではないけど、リサイクルに持ち込んでみようと思っていたもので、金製だからどのくらいで引き取ってくれるか楽しみにしていたものです。
ラッキーな一日でした。