こんにちは。先週は、霊能力を人様のために使うという事を
どなたかのお告げ？？で、使い始めた話
そして、一番は家族のために使うのが一番良い！
そんな事に目覚めた私
ええっと…
何十年か前
私も、ボチボチお年頃だった頃
確か、２４とか２５位の時でしたか
私の父は 大学の教授だったため、研究室の学生さん卒業生
それから
就職の世話を随分したので、就職先の企業や県の人が
たくさん家に出入りしていたり、交流があったりで
にぎやかな家でした。
そこで、私のお婿さんをと、
色々な人が紹介してくれるとか、お見合いとか
そんな話を持ってきてくださったのです
（持ってきてくれるうちが花よねえ～～）
ある日その中でも、具体的に紹介するからと言われ
卒業生の方＝Ａさんとしましょう、
とその紹介したいという県の職員の方＝Ｘさんとしましょう
と、お見合いと言うか、顔合わせをするからと言うので
行ってみたんです
ＡさんとＸさんと横浜駅の西口で待ち合わせて、
とりあえず、食事、夕食と言うか遅い昼食というか
どこに入ったかと言ったら、地下街の中華料理屋で
ごちゃごちゃの店内に3人で隅っこに座って、
特に話が盛り上がるでもなく
食べて
… 食べている間にですね
この辺りから、私の能力に何か不穏な波長がビリビリ来ていたのです
Ａさんはお決まりのようにそこで退散。
私とＸさんは、とりあえず、目的がお見合いっぽかったので
『 じゃあ、もう一軒行きましょう 』ついに、ビリビリ来ていた不穏な波長が具体的になってきた
【なんか、こいつ（Ｘさん）隠してるな。なんか感じ悪い！しかも、私の父にまつわる事…
何だろう、探ってやる！ 本音吐かせてやろうじゃないの】
という事で、作戦開始です
本音を吐かせると行っても、先ほどの盛り上がらない状態では
どうにも話を引き出せない
そうだ！ 酒飲ませると、この人（Ｘ）きっとベラベラしゃべるな
『 そうですね。もう一軒行きましょうか 』そこで私、ちょっと甘えるように（ああ、なんて悪い子だったの）
『私、川ップチの屋台のおでん屋さんって言ったことないんですぅ』かつて、横浜駅西口のビブレ方面に行く途中の川沿いにたくさん、屋台が並んでいたんです
そこって、本当に行ったことなくて
この際だから連れて行ってもらおう
Ｘさん、ホイホイと私を連れて、川ップチの屋台のおでん屋さんに入り
お酒を注文、おでんも注文
私ももちろん付き合いましたよ
あ、私、父に似て、酒は飲める方なので、多少の事では酔う事も無く
かと言って、自分も飲み過ぎたらミイラ取りがミイラになってしまうから
注意しながら
『 おでん、お腹いっぱいになってしまうから、お酒飲みましょう！私こういうところで飲むの初めてなんです！ 』
いひひひひひ
どうやら、Ｘさん、あまりお酒に強くないというか
やはり、私が視た通り 酒を飲むとベラベラしゃべるタイプの様で
先ほどの中華屋ではほとんどしゃべらなかったくせに
おでん屋で、やたらにしゃべるようになってきた
いひひひひ
すると、だんだん本音が
Ｘさん曰く
『 シャインパパさんは、（県の）打ち合わせの後の飲み会で結構良い酒ばかり選んで飲むので金がかかってしょうがなくて … 』
なんてことを、しゃあしゃあとへらへらしながらしゃべってる。
この、話で私の中の何かがブチ切れた
父の好きなお酒は、あのリーズナブルなスーパーニッカ
多分、県の仕事でうまく企業に取り持ってもらおうとしたＸさんが
見栄を張って 高い店、高い酒を勧めたのでしょう
ふん
よおおおし！ 打ちのめしてくれるわ！
さんざん父の悪口をへらへらしゃべるくせに、
私の事は、どうやら気に入っているようなことも
ベラベラ
『 あの シャインパパ先生にこんな感じのお嬢さんがいたなんて～～ 』ふん！
『あ、そろそろ、お腹もいっぱいですから、もう一軒行きませんか？カラオケのある所で一曲聞きたいですぅ』
「 行きましょう、いきましょう 』ひひひひひひっひひ
屋台の所から細道に入って裏通りにある入ったことのないカラオケスナックに
もうそのころに、Ｘさんは 飲み過ぎたのか足元がフラフラです
なのに、見栄っ張りなので、へらへらしてる
ひひひひひ
お店に入ると、カウンターと少しだけお席があって、
すでに常連さん達がカウンターでカラオケを楽しんでいました
お店のママさんに
お席の方に勧められ座ったあと、
Ｘさん、ビールか何か頼んでいて、
私も高そうなウイスキー選んで頼んだら
ついにＸさん、トイレに急行です
ひひひひひ
泥酔！！
どうせすぐには戻らないでしょう。
お酒がきたので、私も、カウンターに移動して
歌っている常連のおじさん達と一緒にカラオケ楽しんでしまいました
ママさんが
『彼氏、トイレから出てこないけど大丈夫？』『あ、あの方、彼氏じゃないんで大丈夫です』「ならいいわ』３０～４０分くらいカラオケしていたかなあ
やっとふらふらになって、Ｘさんがトイレから出てきました
『 あ。もうこんな時間。帰らないといけないですぅぅぅ』「 あああ、帰りましょう、帰り道はどうしますか？ 』『一人で帰れますから大丈夫です！」『いやあ、送っていきますよ… 」『そうですか？ じゃあ、 私いつも横浜駅から帰る時は歩いて帰るんです！』…
…
確かに横浜駅から歩いても30分かからないで帰ることはできますが
こんな酒に酔ったフラフラのＸさん、歩けるかな？
いや、歩かせちゃおう
だって、パパの事 悪く言ったんだもんね～～～
カラオケスナックの会計は当然Ｘさんが払っていましたよ
（屋台もね）
横浜駅から私の家までは、途中は平たんなのですが、だんだん坂になってくる
私はドンドン歩く
Ｘさんはフラフラ必死で着いてくる
さすがに悪いかなとも思ったので、何度か 「 駅からそのまま帰った方が良いんじゃないですか？ 」
と、さらにＸさんの見栄を刺激する
当然の如くＸさん
「 いや～～大切なシャインパパ先生のお嬢さんを 送らなくちゃああ 」ふん
って事で、家のすぐそばまで来て
『 ここで大丈夫です。桜木町駅はここから左に行って坂を下って右です！ ではさようなら』
…
…
もちろん、お見合いなんて成立しないし
こんなヤロウ（あら、ハシタナイ…） 嫌だもんね～～～
さて、今日のところはおしまいにします。
父に次の日、報告しました。
そんな事言われていたことで、父も少し悲しそうでした
（ 父が 高い店、高い酒ねだるわけ 絶対ありえない！！ ）
知らないで、まあ、上手くいって、結婚していたら…
ああああ＝＝＝ ぞっとする～～
この話、能力使ったこと、有りですか？ねえ？
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