★ 大震災と原発メルトダウンがあってはじめて”滅びの予感”らしき情感がちらほらあらわれたとはいうものの、大方はまだしごく能天気なものであり、なにが楽しいのか、3月11日の前と同じ踊りを踊り、同じ歌をうたいつづけている。
<辺見庸『死と滅亡のパンセ』(毎日新聞社2012)>
☆ のうてんき[能天気・能転気](電子辞書広辞苑);
(脳天気とも書く)軽薄で向こうみずなさま。なまいきなさま。
また物事を深く考えないさま。
☆ 能天気(脳天気)なひと(例―ぼくが思うに);
田原総一郎、内田樹、高橋源一郎、茂木健一郎、宮台真司、東浩紀・・・・・・(その他大勢)
☆ ある詩;
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
★ 遠くで清水がしたたっている。
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