気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

リンク再開の記念イベント

2008-10-20 23:57:45 | リンク問題
昨日倉敷のウェルサンピアで、再開記念イベント「倉敷スケートフェスティバル」があったのですね。そんなイベントがあることも、大ちゃんが駆け付けて参加したことも、事前に全く知らなかったのでびっくりしました。きっとリンクで練習している選手達が、支えてくださった地元の方達に感謝の気持ちを込めて滑った、アットホームなイベントだったんだろうな~。

MSN産経ニュース
<同市出身で高校時代まで同リンクを練習拠点にしていたフィギュアスケート日本男子エースの高橋大輔選手(関大大学院)も駆けつけ、“第2の高橋”目指して練習する後輩たちを激励した。
同リンクで練習してきた倉敷フィギュアスケーティングクラブやアイスホッケーチームの選手ら約200人が参加。高橋選手やリンク存続を支援してくれた同市の伊東香織市長らのゲストを前に、色とりどりの衣装で、これまでの練習成果を披露。軽やかなステップを踏む選手たちの顔は「また、このリンクで練習ができる」の喜びにあふれていた。
高橋選手はグランプリ(GP)シリーズ中国杯(11月6日~8日)を控え、調整時期のため滑りは披露しなかった。開会式では「ここはボクを育ててくれた大切なリンク。恒久存続のため皆さんと一緒に頑張りたい」とあいさつし、大きな拍手を受けた。また会見ではGPシリーズについて「新しい自分を出せると思う」と意欲をみせていた。(略)
新たな施設経営主のめどはなく、今後は来年4月以降の“恒久運営”が課題となる。>

山陽新聞
<高校まで同リンクで練習した高橋選手は「多くの人のおかげで再開できた。これを力に競技を頑張るので、皆さんも(リンク存続を)信じてほしい」とあいさつ。

YOMIURI ONLINE (大ちゃんのスーツ、シャツ、ネクタイの組み合わせ、地味なのかある意味派手なのかわからん・・・)
来春までに買い手が見つからなければ、取り壊される見通しだが、高橋は「いい演技をしてスケート界を盛り上げ、理解者を増やしたい」

YOMIURI ONLINE

中国新聞

大ちゃんは滑りは披露しなかったようですね。大ちゃんが滑って、その情報が事前に漏れていたら、とんでもないことになっていましたね。(汗)

「来春までに買い手が見つからなければ、取り壊される見通し」のところを読んでどっきり、胸が苦しくなりました。
大ちゃんはもちろんリンク再開を喜んでいるだろうけれど、危機感も強いのでしょうね。それでも子供達にリンク存続を信じてほしいと力強く語っている。思わず涙ぐみました。
「恒久運営」が本当に課題ですね。春までに、なんとか解決されないでしょうか。

サンデースポーツ 目指せステップレベル4!(インタ追記)

2008-10-20 16:31:34 | 高橋大輔その他
昨日のサンデースポーツは、かなり長くて5分間。宮本さんとステップを練り直していく貴重な映像でした。
なんてディープエッジ、それなのに素早い動き。正確に丁寧に、それでいて激しいステップ。相反するものを濃縮して詰め込んで、なんて凝縮されたステップなのだろうと思います。

昨年大ちゃんが国際大会で、ステップでレベル4を取れたのは、四大陸のSPのサーキュラーの1回のみ。GPSの間から、ライバル達がレベル4を取っていく一方で、世界一のステップと言われる大ちゃんにレベル4が出ないことを、歯痒く思っていました。GPSの頃、ネットではあのステップはレベル4を取れる構成になっていないという意見も目にしました。
もちろん一番悔しかったのは本人。宮本さんと綿密に相談し、転倒しながら練習を繰り返す姿には、レベル4に対する執念を感じました。
しかし、DOIのステップは本当に未完成品だったのね。どこまで変わったのか、全体像を見られるCoCが楽しみですね。そしてレベル判定も、ちょっぴり不安だけれど楽しみです。

インタビュー、ステップに関する部分だけ。(追記:ナレーション以外は、インタビューや会話のほぼ全体を追記しました。)

大ちゃん「今はホントにメダルがほしい。自分が金メダルを獲りたいって、漠然とじゃなくて、すごく目標として持っているので、一番大事なところはどれだけ力を出すかっていうことをしていきたいなっていうんですかね。」

Eyeの映像 高槻EX

大ちゃん「ステップが前より正確じゃないと(レベルが)落とされるっていうのを聞いたので、そこらへんのステップをただやるだけじゃなくて、きっちり踏みながら演技をしてっていうところもすごく重要ですし。」

スワン映像 NHK杯

練習風景、歌子先生、宮本さん、大ちゃん (よく聞き取れないので、少し違うかも)
宮本さん「これ、そのあとはチョクトーっていうことでやってみて」
大ちゃん「チョクトーって、カウンター入れなきゃいけないしさー。それなのにチョクトー(聞き取れず)。しかもこっちの足のカウンターやる(聞き取れず)」

宮本さん「大ちゃんからやっぱりステップ目立たしたい、最後にがっとやりたいっていうふうに聞いて。本当にもう意見の言い合いで。言い合いっていうか、こう寄り添ってじゃないですけれど。こう、どんどん高めていったって感じですね。」

Eyeの練習風景(2回転倒してしばらく氷の上で動かない)
ナレーション「レベル4の獲得へ鍵を握るのは、ステップの早さと正確さです。最初の5秒間だけで10種類の動きをします。左右の回転やスピン、急なターンなどの要素を組み合わせました。昨シーズン以上に全身を使ってバランスを取ることを求められます。」

大ちゃん「難しい。早いんだけど、正確にやらないといけないし。今までしていない動き、僕が。宮本さんのプログラムは、そっちの方向に行くんだこのステップから、とか意外性を感じるので。
全身を使って動くので、首であったりとか、首振ったり頭振ったりとか、バランスも取れないし、すごい全部使ってる。今までのプログラムより使ってるんじゃないかなってぐらい。」

昨季、HipHopをやった大ちゃんがここまで言うのだから、相当難しいステップなのでしょう。単にレベル4を目指すため、というより、それ以上のものを感じるのだけれど。
宮本さん、ドSになって、大ちゃんにうんと難し~いステップを作ってくれたのね。(笑)大ちゃんだからできる、大ちゃんにしかできないというステップを踏ませたかったのかしら?

しかし、NHKさん、いい取材してくれますね。ついつい4回転などに目が行ってしまうけれど、ステップに焦点を当ててくれるなんて。

昨晩のGetSportsもいい放送でした。
友加里ちゃんを丹念に取材していましたね。5コンポーネンツのうち、トランジッションを上げるために、あんなにバレエを練習して動きを氷上で取り入れて。
そして3-3のジャンプ。練習で跳べるジャンプもプログラムに入れることは難しいということは知っていたけれど、思っていた以上に大変なようですね。特に彼女は3Aの大技を入れるから、他の選手以上に3-3を入れるのが大変なようです。
SPだけに入れるわけにはいかないのかな?簡単に入れられるものなら、とっくに入れているでしょうけれど。
そう考えると、3Aと3-3を同時に入れている唯一の女子選手、真央ちゃんは本当にすごい選手だと改めて感じました。

GetSportsさん、大ちゃん特集を今年もよろしくお願いします。昨年は録画しておいたら、時間が延長になって、途中までしか撮れなかったのがショックでした。