気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

世界チームトロフィー&選考の基準

2008-09-24 23:44:25 | フィギュアスケートその他
昨日は「少年倶楽部」の再放送がありましたね。ところが、ちゃんと手元にメモっておいたにも関わらず、なぜか1日ずらして勘違いしていて、見逃してしまいました。
しかもGPSの記者会見も、報道ステーションを見始めたのが途中からで見逃す始末。今日になって動画を発見したものの、テレビ局によって削除されてるし。
そういうわけで、昨日はことごとくカケラ集めに失敗しました。でもカケラの収集の失敗ぐらいでは騒がなくなった私。ファンになった当初と較べると、大人になったな~。(笑)

写真入りの記事が昨日色々と出ていましたね。
時事ドットコム なんてさわやかないい写真。大ちゃん、女の子達といても、違和感なく溶け込んでいます。
山陰中央新報 変なこと発見。大ちゃんだけ手の叩き方が上下です。

美姫ちゃん、4回転入れると言っていますね。調子はかなりいいのでしょうか。だとしたら嬉しいのですが。

昨日は連盟からまとめて色々な発表があったようですね。
来年4月の第1回「世界チームトロフィー」の記事も。
スポーツナビ
毎日jp
期間:4月16~18日
場所:東京・代々木第1体育館
出場国数・選考基準:GPS、世界選手権などの成績を基に6カ国が出場。日本は開催国枠で出場が決まっている。
出場選手:男女各2人、ペア1組、アイスダンス1組のチーム構成

そしてロサンジェルス世界選手権の代表基準決定の発表も。
スポーツナビ
<スケート連盟は23日の理事会で、来年3月にロサンゼルスで開かれるフィギュア世界選手権の代表(男女各3人)選考基準を決め、今年末の全日本選手権(長野)上位2人を自動的に代表に選ぶことにした。残り1人は、今季の成績を総合的に判断して決める。
ただし、12月のグランプリ(GP)ファイナル(高陽=韓国)のメダリスト最上位者は、全日本選手権前に代表に内定する可能性もある。>

う~ん、確かに実力はあり、他の試合でいい成績を出したけれど、全日本の表彰台を逃した選手にとっては救いとなる基準ですね。でも微妙にイヤな感じがする。3位に入って代表に選ばれない選手がいたら、本人もファンも納得いかないでしょう。
wal語で訳させてもらえば、「3人目の代表は、連盟の好きなように決めさせてもらう。連盟の思惑とは関係なく確実に代表になりたかったら、GPFのメダリスト最上位者になるか、全日本で2位以内に入ることだな」ってことでしょうか?意訳しすぎか。
なんでこんな穿った見方をするのかというと、今季私は熱烈に鈴木明子ちゃんを応援しているから。年齢のせいか病歴のせいか、彼女は連盟に冷遇されているような気がする。でも彼女に世界選手権やバンクーバーに行ってほしいの。彼女が3位に入って(その可能性はあると思います)、代表落ちしたらものすごく悔しいなと思って。今から妄想をたくましくしても仕方ないけれどね。
でもこの基準、全日本で大ちゃんがJO並みの「爆弾もの」の演技をした場合は、救いの神になりますね。(キャー、石投げないで~!)

WFS No.34 

2008-09-24 21:52:55 | フィギュアスケート雑誌・本
私がWFSのこの号について書くのを待っていてくださった方がいたのに、遅くなって申し訳ありません。どうしても時事ニュース優先に書くので、雑誌は後回しになってしまいます。
でもリクエストを頂くのは嬉しいので、単なる私の感想文ですが書きますね。私はブロガーとしては、割ときついことを平気で書いてしまうほうなので、今回はもしかしてそれを期待されているのでしょうか?(汗 違う?単にみんなで感想を述べ合う、場所の提供を期待されているだけかしら?)

このNo.34、年間購読を申し込んで届く前は、この号は買う必要がなくWFSはほしい号だけ買うことにしてもよかったかもと思っていました。アイスショーの模様中心であることはわかっていたし、大ちゃんの写真と短いインタだけが目的なら、書店で立ち読みで済ませてもいいし。でも届いて読んでみると内容が濃くて、手に入れて正解だったと思いました。

否でも印象に残ったのはモロゾフインタですね。読み終わったときにはバカバカしいと思い、とにかく呆れました。今までモロインタに付き合って一々整合性の検証(というほどでもありませんが)をしていた私ですが、今回は内容が今までのインタとかぶっているし、アホらしいのでもう付き合うのや~めたっと思いました。
でもそのあとに、村上君がJGPメキシコに出られなかったこと等と思い合わせると、「彼はアメリカの選手ですよ。」と言い切ったことに不吉なものを感じて。その時点では、Japan Timesの記事は出ていませんでしたしね。
そして最初は一笑に付した大ちゃんに対するセリフも、その余りの執念深さに気味が悪くなりました。

モロゾフと大ちゃんが師弟関係を解消した理由は、もうどうでもいいです。織田君を迎え入れたことが原因だと認めたくなくて、大ちゃんのエージェントが原因だと言い張るなら、彼にとっての真実はそうなのでしょう。
ただ、フィギュアスケートの世界の師弟関係は、今季バンクーバーシーズンを見据えてコーチを変えた選手が多いように流動的なもの。
それをバンクーバーまで一緒にやっていくという契約を交わしていたならともかく、理由が何であれ生徒が離れていったからといって、半年近く経った(理由がモロゾフの言った通りであれば半年以上経った)今でも怒り続け、記者に雑誌に載せることを前提に怒りをぶちまけるというのは、通常では考えられない行為だと思いますが。
私はフィギュア観戦歴が短いのですが、以前からの生徒に黙ってライバル選手を迎え入れたコーチはそれなりにいても、自分の下を離れていった生徒に対して、公式の場で怒りをぶちまけ続けるコーチというのはこれまでにもいたのでしょうか?彼は余りにも理性が欠如しているような気がします。

このインタの救いの部分はここですね。
「日本の選手との仕事はもう彼が最後です。(略)今教えている3人が終了したら、日本の連盟とは一緒に仕事する気は2度とありません。」
ありがとうございます。どうかそうしてください。私は外国人選手も好きだけれど、やはり日本の選手を応援してしまう。どの選手も親戚の子を見るかのような気持ちで、大切に見守ってしまいます。モロゾフが日本の選手に関わらなければ、それだけ感情が乱されることもありません。
彼の言葉通り、アメリカの選手を育てればいいと思います。アメリカの連盟は、日本の連盟よりもずっとうまく彼を扱うでしょう。あれだけたちの悪さを自ら証明した彼の元に、アメリカのトップ選手が行くかは疑問ですが。
それとアメリカのほうがロシアよりも住み心地がいいのでしょうけれど、アメリカにいてもなぜロシアのトップ選手を育てないのかが不思議です。経済的な問題で、ロシアからアメリカまで来られる選手が少ないのでしょうか。それともロシアの連盟とも何かあったのでしょうか。

このモロインタ、読んだあと数日間後味が悪かったので、田村明子さんのGood Jobも行き過ぎだと思いました。田村さんはフィギュアスケートの世界で、一番好きな記者さんなのですが。
しかし、「言ったことの内容すべてを記事にする」という条件を予め出され、呑んだ以上、田村さんは書かないわけにはいかなかった。長い前置きは前もって用意された解毒剤でしょうか。
そして他の記事やインタは、コーチと選手の関係に触れたものが多く、この雑誌の中で論点の攻防が起き、1つのテーマに沿って編集されたかのような1冊です。

はい、お口直しに大ちゃんの写真ね。DOI、年齢が水増しされてます。FOI、すごく濃い、でもかっこいい!
強化合宿では貴重なOcean Wavesの写真。本田さんとのショットは、大会でもこんな光景が見られたらと妄想してしまいます。握手練習、小林君と隣で楽しそうですね。

強化合宿の記事は、合宿の詳しい内容と、ジュニアの写真やインタも多く載っている充実振りです。日野龍樹君と田中刑事君の写真を見て、すごく大人っぽくなったことにびっくり。当たり前だけど、成長の早い時期ですね。
合宿はメディアトレーニングなど、氷上以外のものも役に立ちそうな実践的な内容ですね。連盟の仕事振りのこういう部分は評価できます。

合宿中の大ちゃんインタは、期待はほとんどしていなかったけれど、2つ目のフリーについては、やはり隠したままでしたね。本当にドSなんだから!(笑)
Ocean Wavesについては詳しく語ってくれていますが、これに対して言いたいのは一言。「早く見せてちょうだい。」(冷たい自己チューなファンです。)
ちょっと変わったスピンも入れていきたいとのことなので、また大ちゃんの新しいスピンに注目したいと思います。

宮本さんインタ、宮本さんの振付が選手の個性を引き出し、引き立たせているのは、選手の好みや個性を尊重しているからだというのが伝わりました。
しかし、同じ曲でいくつもプログラムを作るのは難しいんじゃないか(どれも同じようなものになる可能性があるから)と思っていたら、そうじゃないんですね。
「膨大な数のステップと表現があるなかから、前に使ったものを除くから、まず選択肢が1個減るじゃないですか。」またまた目から鱗でした。
これで安心して宮本さんに、大ちゃんの来季のFSに「ボレロ」を作ってもらえます。(笑 冗談よ~。でも実現したらものすごく嬉しい。)
宮本さんの現役時代の有川さんとの写真と、FOIのファントムと、滑っている写真2枚ともかっこいいです。

ジゼルとボレロのプログラム・ストーリーは嬉しかったです。ボレロについては自分で調べてみようかと思っていた矢先でした。
なんだか微妙にWFSもdaysに対抗したかのような記事が増えて来たような気がするのですが、こういう記事大好きなので嬉しい変化です。読み応えのある1冊でした。