今日は録画しておいた全米のEXを観ました。見応えのある放送でした。MOIと比較するとお国柄が出ているかもしれませんね。
最初に登場したノービスの男女チャンピオンがかわいらしかったです。
ノービス女子優勝は13歳のキリ・バガ(Kiri Baga)選手。ティーンエイジャーになり立ての勢いがある演技。伸びやかでスピードもあります。踊れる子でもう色気も出始めているような。JGPSに出場するようになったら注目してみようかなと思います。
ノービス男子優勝は14歳のジョシュア・ファリス(Joshua Farris)選手。この子も動きが達者でうまいのですが、慎重に滑っていてキリちゃんのような闊達さはありませんでした。最後の片手ビールマンにはびっくりしました。
さすがリンク環境のいいアメリカ、次々と魅力的な選手が出てきます。2人とも同じ年頃の日本人選手と較べると、表現の面で上をいっていたように思います。
こういう機会でもなければ、他国のノービス選手を見ることはできませんね。顔と演技の特徴を覚えておくと、今度からリザルトで名前を見つけたときに嬉しいし。JGPSとか名前も知らない選手ばかりだと、リザルトを見てもおもしろくないですからね。
残念ながら5位のジョニーはEXに出場できなかったのですが、スケーティング・マガジン主催の読者が選ぶスケーター・オブ・ザ・イヤーのミッシェル・クワン杯を受賞したので、会場に来ていてトロフィーを受け取っていました。ジョニーの表情、笑顔は作っていたけれど微妙だった。そりゃあ、EXで滑りたいよね・・・(泣)
フィギュアスケートに取り組んでいる知的障害者も男女1人ずつ、演技を披露していました。スペシャルオリンピックに出場するそうです。男性のほうは私でも練習すればあれくらい滑れるようになるかも、という感じのレベル。女性はそれよりはだいぶ上手でした。2人とも誇らしげに堂々と滑っていて、会場からは暖かい拍手だけでなく大きな歓声も聴こえていたのが印象的でした。
バリアフリーが日本よりも根付いていて、アメリカだな~、アメリカってこういうところがすごいな、と改めて思いました。
シンクロの全米優勝チームの演技も。白鳥の湖なのですが、衣装が右半分が黒、左半分が白と、体の中心線で上から下までぱきっと色が分かれているのです。見た瞬間はなんて悪趣味な衣装なの、と思いましたが、演技が始まったらこれが実に効果的でした。選手達の体の回転によって、全体が真っ黒に見えたり、真っ白に見えたり、それが瞬時に入れ替わるからマジックのようです。
日本のシンクロチームもこんなおもしろい衣装を使わないでしょうか。
エヴァンは新しいEXかな?Hip Hopなのだろうか?ダンスのことを全く知らない私には判断が付かないけれど、ウネウネした動きも取り入れていました。ダンスで会場を湧かせることに目覚めているエヴァンでした。前のマイケル・ジャクソンのときよりも体にそった衣装で、スタイルのいい彼にはこのほうがいいです。
ムロズ君はプレスリーかな?いかにも優等生といった彼のロックンロールは乗り切れてないようですが、様々な表現を身に着けようと努力しているのはよく伝わりました。
ペアの銀メダリストはケイディー・デニー&ジェレミー・バレット、15歳と24歳の組み合わせ。この2人はSPでは1位ですが、総合2位に入るとは思ってなかったらしく、2位に大喜びしていました。アメリカからまたすごいペアチームが現れたようです。この2人、世界選手権と四大陸にも出場するから楽しみです。
レイチェル・フラットは髪を片側で大人っぽくまとめていて、赤い衣装が本当によく似合います。競技用のしっとりしたプログラムより、このショーナンバーのように元気路線のもののほうが似合う気がします。
ここからは全米チャンピオンです。まずはメリル・デービス&チャーリー・ホワイト。この2人のFD「サムソンとデリラ」はすごくよくて、全米ではスタオベが起きていました。
アメリカのアイスダンスチームはそれぞれ魅力的ですが、私は昨季からこの2人が一番好きです。個性派美女のメリルは妖精のようで、王子様容姿のチャーリーとの組み合わせは、まるでヨーロッパのおとぎ話から抜け出てきたよう。そんな2人にはクラシックが似合うと思います。今まで見てきた中では「サムソンとデリラ」、「韃靼人の踊り」、この2つのプログラムが好きです。もちろん何を演じてもスピード感ある演技と独特の雰囲気で演じこなしてしまいますが。
あ、EXではおなじみのショーナンバーをさわやかに演じていました。サビの“Don't Stop Me Now”が曲名でよかったのかしらん。
アリッサ・シズニーは“Bridge Over The Troubled Water”で、全米女王の輝きと貫禄に満ちていました。女優さんのようにクラシカルな容貌の彼女が往年の名曲で端正に舞う姿は本当に美しく、感動しました。会場中がスタオベしていました。
同じく初めての全米チャンピオンに輝いたアボット君、ジャンプで2回の転倒。最後まで滑らずに、途中からはリンクサイドで頭を抱えていました。(それとも途中からリンクサイドに立つプロ?なんてことはないよね?)何度も頭を軽く叩いたり、頭に手をやっていたり、途方にくれたときの表現として「頭を抱える」を使うのは人間のこんなときの動作から来ているのだと、妙なことを実感しました。(汗)
トリを勤めるのは2年連続優勝したペアのキアナ・マクラクリン&ロックニー・ブルーベッカー組。2人の紹介のアナウンスはライアン・ブラッドリーがしました。ブルーベッカーとは親友だそうです。ブラッドリーの出番のときはブルーベッカーがアナウンスしました。お互いにユーモアあふれる、とても楽しい紹介の仕方でした。
EXでもツイストやスロージャンプを成功させるのはさすがです。
このぺアチームは昨年は全米チャンピオンになりながら、年齢制限で世界Jr.にも世界選手権にも出場できなかったようですが、今年は世界選手権・四大陸に出場するので、がんばってほしいです。
最初に登場したノービスの男女チャンピオンがかわいらしかったです。
ノービス女子優勝は13歳のキリ・バガ(Kiri Baga)選手。ティーンエイジャーになり立ての勢いがある演技。伸びやかでスピードもあります。踊れる子でもう色気も出始めているような。JGPSに出場するようになったら注目してみようかなと思います。
ノービス男子優勝は14歳のジョシュア・ファリス(Joshua Farris)選手。この子も動きが達者でうまいのですが、慎重に滑っていてキリちゃんのような闊達さはありませんでした。最後の片手ビールマンにはびっくりしました。
さすがリンク環境のいいアメリカ、次々と魅力的な選手が出てきます。2人とも同じ年頃の日本人選手と較べると、表現の面で上をいっていたように思います。
こういう機会でもなければ、他国のノービス選手を見ることはできませんね。顔と演技の特徴を覚えておくと、今度からリザルトで名前を見つけたときに嬉しいし。JGPSとか名前も知らない選手ばかりだと、リザルトを見てもおもしろくないですからね。
残念ながら5位のジョニーはEXに出場できなかったのですが、スケーティング・マガジン主催の読者が選ぶスケーター・オブ・ザ・イヤーのミッシェル・クワン杯を受賞したので、会場に来ていてトロフィーを受け取っていました。ジョニーの表情、笑顔は作っていたけれど微妙だった。そりゃあ、EXで滑りたいよね・・・(泣)
フィギュアスケートに取り組んでいる知的障害者も男女1人ずつ、演技を披露していました。スペシャルオリンピックに出場するそうです。男性のほうは私でも練習すればあれくらい滑れるようになるかも、という感じのレベル。女性はそれよりはだいぶ上手でした。2人とも誇らしげに堂々と滑っていて、会場からは暖かい拍手だけでなく大きな歓声も聴こえていたのが印象的でした。
バリアフリーが日本よりも根付いていて、アメリカだな~、アメリカってこういうところがすごいな、と改めて思いました。
シンクロの全米優勝チームの演技も。白鳥の湖なのですが、衣装が右半分が黒、左半分が白と、体の中心線で上から下までぱきっと色が分かれているのです。見た瞬間はなんて悪趣味な衣装なの、と思いましたが、演技が始まったらこれが実に効果的でした。選手達の体の回転によって、全体が真っ黒に見えたり、真っ白に見えたり、それが瞬時に入れ替わるからマジックのようです。
日本のシンクロチームもこんなおもしろい衣装を使わないでしょうか。
エヴァンは新しいEXかな?Hip Hopなのだろうか?ダンスのことを全く知らない私には判断が付かないけれど、ウネウネした動きも取り入れていました。ダンスで会場を湧かせることに目覚めているエヴァンでした。前のマイケル・ジャクソンのときよりも体にそった衣装で、スタイルのいい彼にはこのほうがいいです。
ムロズ君はプレスリーかな?いかにも優等生といった彼のロックンロールは乗り切れてないようですが、様々な表現を身に着けようと努力しているのはよく伝わりました。
ペアの銀メダリストはケイディー・デニー&ジェレミー・バレット、15歳と24歳の組み合わせ。この2人はSPでは1位ですが、総合2位に入るとは思ってなかったらしく、2位に大喜びしていました。アメリカからまたすごいペアチームが現れたようです。この2人、世界選手権と四大陸にも出場するから楽しみです。
レイチェル・フラットは髪を片側で大人っぽくまとめていて、赤い衣装が本当によく似合います。競技用のしっとりしたプログラムより、このショーナンバーのように元気路線のもののほうが似合う気がします。
ここからは全米チャンピオンです。まずはメリル・デービス&チャーリー・ホワイト。この2人のFD「サムソンとデリラ」はすごくよくて、全米ではスタオベが起きていました。
アメリカのアイスダンスチームはそれぞれ魅力的ですが、私は昨季からこの2人が一番好きです。個性派美女のメリルは妖精のようで、王子様容姿のチャーリーとの組み合わせは、まるでヨーロッパのおとぎ話から抜け出てきたよう。そんな2人にはクラシックが似合うと思います。今まで見てきた中では「サムソンとデリラ」、「韃靼人の踊り」、この2つのプログラムが好きです。もちろん何を演じてもスピード感ある演技と独特の雰囲気で演じこなしてしまいますが。
あ、EXではおなじみのショーナンバーをさわやかに演じていました。サビの“Don't Stop Me Now”が曲名でよかったのかしらん。
アリッサ・シズニーは“Bridge Over The Troubled Water”で、全米女王の輝きと貫禄に満ちていました。女優さんのようにクラシカルな容貌の彼女が往年の名曲で端正に舞う姿は本当に美しく、感動しました。会場中がスタオベしていました。
同じく初めての全米チャンピオンに輝いたアボット君、ジャンプで2回の転倒。最後まで滑らずに、途中からはリンクサイドで頭を抱えていました。(それとも途中からリンクサイドに立つプロ?なんてことはないよね?)何度も頭を軽く叩いたり、頭に手をやっていたり、途方にくれたときの表現として「頭を抱える」を使うのは人間のこんなときの動作から来ているのだと、妙なことを実感しました。(汗)
トリを勤めるのは2年連続優勝したペアのキアナ・マクラクリン&ロックニー・ブルーベッカー組。2人の紹介のアナウンスはライアン・ブラッドリーがしました。ブルーベッカーとは親友だそうです。ブラッドリーの出番のときはブルーベッカーがアナウンスしました。お互いにユーモアあふれる、とても楽しい紹介の仕方でした。
EXでもツイストやスロージャンプを成功させるのはさすがです。
このぺアチームは昨年は全米チャンピオンになりながら、年齢制限で世界Jr.にも世界選手権にも出場できなかったようですが、今年は世界選手権・四大陸に出場するので、がんばってほしいです。