ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

10月のコンサート

2013-10-25 17:08:42 | コンサート
 友人たちと毎年やっている10月のコンサートが、無事終わりました。
 遅くなってしまったが、いつものように演奏報告を。

 わかめは第一部の最後だったのだが、最初に連弾も弾くことになっていたので、お昼を食べたら、早めにドレスに着替えた。6月に買った新しいドレスである。連弾の時はセカンドなので、その上に黒のボレロを着た。
 連弾は平常心で無難にこなし、他の出演者の演奏を袖で聴いていると、あっという間に自分の番がやってきた。
 「ラ・カンパネラ」を友人などの前で弾く時にはいつも、音を外したら嫌だなあ、とか、音を外さなかったら凄いって思われるかも、などという雑念が湧いてくる。そして、そういうことを考えた途端、必ず音を外しまくることになるのである。
 音を外しても外さなくても、大事なのは音楽そのものである。だから、今回は見栄を張らずに、音を外してもいいから、「ラ・カンパネラ」の音の流れだけを考えて弾くことにした。
 弾きはじめのテンポは、やや慎重だったかもしれないが、2ページ目で何かちょっとミスって弾き直した以外は、音もほとんど欠けずに弾き進む。
 途中から足が震えはじめたのだが、がんばってペダルを踏むわかめ。足が震えることは最近なかったような気がするなあ。しかし、こういう時は、ドレスで足が隠れるのは助かるよね。もちろん演奏中にそんなことを考えているわけではないよ。
 4ページめの3連符の連打は割りとキレイに弾けたものの、5ページめ最初の16分音符の連打は、音が抜けてしまう。でも、この連打がキレイに入ることのほうが珍しいので、全然気にしない。
 とにかく音楽をなくさないことだけを考えて弾き続ける。
 最後から2ページ目の右手がオクターブで下降するところで、左手の最初の音を掴めずに、ほぼ3小節というもの左は嘘八百になるが、強引に次の左右交互に弾くパッセージに入り、いつも崩壊する最後のAnimatoもなんなくクリア。

 というわけで、今回は、わかめにしては珍しくまともな演奏であった。椅子から立ち上がる前に拍手もらうのってすごく嬉しいね。



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