阿仏尼 2010年05月08日 | 音楽と読書の日記 第二回は田渕句美子『阿仏尼』です。吉川弘文館・人物叢書からの刊。 日本史や『十六夜日記』などで有名な阿仏尼の生涯を様々な観点から考察し、その人物像の揺れを検証した内容である。 まず、阿仏尼本人の伝記があり、そのあと夫為家や子息為相らとのかかわり、さらに阿仏尼の死後の捉えられかた、即ち人物像の揺れをその人生の中から、検証している。全体の流れがスムーズで、読み易い。 様々な認識をされている人物に関する研究方法の手本となるような名著である。 « 過労の果てに | トップ | 母の日 »
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