四月二十九日

この日が初日。遅番で１２：００からであった。ＧＷの勤務先は某テーマパーク内のゲーセン。私は２Ｆ配置で担当は巡回兼清掃である。要は館内をグルグル廻って、ガキどもが捨てたゴミを拾い、手で触った台の窓をいちいち拭いてゆく、ということだ。
私は短期バイトだからゲーム機の故障の時は、無線で正社員を呼ぶ。最初のあたりで私の無線の調子が悪く、手間取ったが、解決してからはそれなりであった。

ゲーセンだから、「風営法・風俗営業８号」を受けて、１８：００以降にガキどもの入店を禁止しているから、暇すぎる。２１：００に閉店するが、この三時間は人はまばらで、正社員曰く「常連」の客が多い。・・・フィーバーの仕方がえげつない・・・。アイツらヤバイ。
閉店後、無線で「今から○○するから集まれ」と言われ、集められ社員プラス私でゲームする。閉店後タダでゲームに興じるのは社員とバイトの特権であるらしい。帰宅すると２３：００を廻るところであった。おそらく、このバイトは私が今までしてきた中で最も割に合わないものだ。

国文研へ行こう！

今日は、国文研へ行った。皆サークルの人たちで、Ｔ氏、Ｉ君Ｓ君Ｓさんが来た。
個人的な目的は「和書のさまざま」展。ついでに図書館も見られたらいいな、なんて思っていたら、そちらは資料整理で休館だった。
展示のほうは平日の昼間だけあって、ガラガラで、一年生が多かったので、変体仮名なんかの説明をしつつ廻ることができた。お昼を館内でお弁当を買って食べ、帰宅。
途中、立川駅で大道芸を観た。面白かった。チップを雀の涙ほどだが、おいてゆく。
今日は行きも帰りも中央特快に乗ることができ、新宿まですぐについた。

蜻蛉日記

記念すべき最初の書評を何にしようかと、思い悩み、この日記を書くにあたり、大いに影響のある『蜻蛉日記』に決めた。
たくさんある『蜻蛉日記』の本の中で特に薦めたい新日本古典文学大系(岩波書店)を紹介する。
注釈者は現国文研館長今西祐一郎先生。本書は先生の本文研究の成果が反映されており、従来の解釈を覆す部分が多いのも確かだが、私の見たところでは、おおむね逸脱のないものである。ただ、注釈面では当該作品の伝本状況の影響等で、現在も割れているから、一概に鵜呑みにすることはできないことを付記しておく。
だが、本書が当該作において優れた注釈であることは言うに及ばないと思われる。

序

「お客様はお客様。どんなことがあっても耐えなさい」と研修で言われたが、実際問題耐えがたい。このような勤務先を伏せた場であるから、不満を噴出してもよかろうかと思ったのである。であるから、ここに書き記してみるのである。

大雨ふれり

昨日は、一限から。気がつくと同じサークルのＹさんがいるではないか。しかし、慌ただしくて声をかけられなかった。
二限はＴ教授の講義。ＫのＴチーフが一緒の筈だが、今日もいない。単位を取る気があるのか、いささか気になる。
お昼は、この日の夜の発表資料のコピーを頼んだＴ氏に資料を渡してから、雨が降っていたので、金城庵へ。大学は雨が降ると昼に困る。晴れていれば弁当を買って青空のもと食べられるが、雨が降っていると屋内の椅子のあるところは人の山だし、学食も同じようなものだ。だから、三限がある場合は少し高くても店に入るのが得策なのだ。キツネ蕎麦を食べて、三限(お休みタイム)へ。
そして、四限ドッハー。苦。
五限は源氏。一時間かけ「桐壺」を解説。トンチン。
六限独語苦。やはり、あの一年生はいい。こんなことばかり書いていては、私がダメ人間のようだ。いや、実際ダメ人間だが…。
その後、サークルのゼミへ。Ｎ氏と一年生が六人。繁盛である。資料を刷りたした。今回の発表は昨年私がしたものの再演だった。Ｓさんは去年たたかれたところをつついていた。いい眼力だ。そして、いつも通り呑みへ。今日は成都だ。ＩさんＩ君Ｓ君の三人とＴ氏と五人。途中Ｉさんに酔っ払いからメールが来たりと楽しんだ。

今日は『新必殺仕置人』を見ることができた。そして、１０：３０から歯医者。どうやら良好らしい。反対側の歯を抜く予約をした。六月半ばだから、しばらく先だ。三限でサークルのＯ先輩に会う。今年の新歓について、然々とお伝えする。驚いておった。それはそうだろう、この多さ。それから、生協で文庫本１５％オフのセールをしているから、三冊購入した。
漢検とトーイックを受けることになり、証明写真を撮り、受験料を納入。

講師の仕事は今日が今月最終。〆切に追われる。もううんざりだわい。
明日から、ＧＷバイトが始まる。苦。

あっ、そうそう、今度のブログタイトルに深い意味はないですよ！