年を重ねる。

あ～あ、今年度も、結局なにもなせぬまま年を重ねるのだなあ。ふう。

やらねばならないことは、減らない。やりたいことには、手をつけられない。新年度には、希望もない。ないないないなにもない。

竹俣紅が「すず金」に行こうとしたと書いている。早稲田の桜の記事は、厳密には大学の土地ではないな。となりの大学にいると、土地勘があるから大体わかる。おそらく、となりの公園だなあ（看板あるし）。

こういうときに、不図「stamp!」を聴くと、勇気づけられる気もする。

数日

ここ数日は、テレビばかり観て過ごす。２１日は、相棒劇場版。山口まゆはまあまあだったかなあ。
２２日は、科捜研の女の最終回。近藤正臣の力量が光っていた。
２３日は、トイストーリー３。１も２も観ていたが、恥ずかしながら３は初見であった。焼却場のシーンは白眉だった。しかし、これを観ると、うちのおもちゃが化けて出そうでちょっと怖いな。
昨日は、パディントン発４：５０。メイド役が前田敦子で大丈夫かとも思ったが、どうにかこうにかサマにはなっていたが、う～～ん、不満なところもなきにしもあらず。
今日は、鏡は横にひび割れて。芸達者が多く、よかった。
しかし、二作品とも、舞台を現代に移しているところに、相当無茶があった。いま、汽車のあさぎりなんぞ、走ってないぞ！だいたい、あさぎりの呼称はこの前なくなったし（まあ、この辺は准拠しているとも思わんが）。大正ロマンの家なのに、スマホにタブレットかよ、というのもある。あんなハチャメチャ大女優は、日本だと山田五十鈴で最後なのでは？やっぱり、昭和な世界だろうなあ。そんなことをつらつらと考えた。仕事は全然進まない。

合評会

昨日、横浜へ行ったら、偶々院展の展示があったから、ふらりと入ってみた。印象的だったのは、「つなぐ日常」と「暦」かな。

今日は、合評会のため士官学校へ行く。一本だけだったので、すらすら進む。参加者も少なかったから、発言を求められてしまったよ。途中、家から電話が来る。郵便局から、この内容記述では送れない、という連絡があったらしい。おかしいなあ、ちゃんと郵便局へ持って行って、窓口で渡したはずだが･･････。それに、内容記述だって、筆記具って書いておいたぞ。何をどうやったら不審物になるのだろう？お役所仕事ってやつだろう。

終了後、議長（？）に誘われて喫茶店で一杯飲む。

ＳＣＡＮＤＡＬ三郷公演（ツアー初日）

朝一で出仕。今年度の一般業務はこれで終わり、後は決算するだけ。

夕刻には、士官学校の学内学会があったが、サボってＳＣＡＮＤＡＬ三郷公演へ。先月発売の『ＨＯＮＥＹ』をひっさげてのツアーである。七列目で、ちょうどＴＯＭＯＭＩの前付近だった。よく見えた。ステージは、城を模した「QUEEN ARE TRUMPS」、神社を持ってきた「STANDARD」やパブをイメージした「HELLO WORLD」ツアーのように、大がかりなものではなく、シンプルなセッティング。曲目は以下のとおり。

プラットホームシンドローム
OVER
SCANDAL BABY
Oh! No!
缶ビール
ショートショート
窓を開けたら
Departure
ふたり
ミッドナイトシティ
エレクトリックガール
EVERYBODY SAY YEAH
スペースレンジャー
瞬間センチメンタル
Flashback No.5
テイクミーアウト
恋するユニバース
◎ＵＣ◎
sisters
Image

衣装は、アルバムの基調色でもある赤で統一、というか真っ赤っかだった。ＴＯＭＯＭＩの肩だしの着こなしは、ドキッとした。音の配置としては、リズム隊が強めで、エレクトリックガールでは、DrとBaが冴え渡っていた。収録版であまりここを強調すると、機器によっては振動でしかなくなってしまうから、こういうのはライブの醍醐味であろう。

そして、いつもながら秀逸なＭＣは最高だった。マニアの人たちからの質問をテーマにしていたが、ぶっちゃけ彼氏いるんですか、の問いに、あたし今年で３０だよ！的な返答だった。あと、この前別れてん！とか、すごかったな。

満足感ある一本であったよ。

健康診断

昨日の夜は、指導教官様がテレビに出るというので、待ち構えてその勇姿（？）みる。まあ、普段どおりだよなあ（当たり前だが）。そのあと、チャンネルを回すと、.hack//G.U.の特集だった。その昔、プレイしたゲームの一つで、不思議な感じがした。ＰＳ２規格にもかかわらず、三枚組のヴォリュームは、なかなかすごかったし、（ＤＱ８は二年前に発売されていたが）例えばアトリエシリーズがまだドットな世界だった当時において、あの高画質には感激したものだった。昨年、リメイクが出たらしく、つい注文してしまった。･･････リメイクで成功したといえるのは、ＤＱ３など、ごくわずかだとは思うが、さて、どうであろうか。

今日は、健康診断。ウェイトはまあまあなところに収まる。血圧は再測定。そのほかは、すんなりと終わったはず。
終了後、遅めの昼をと思って、一時期は休業していた神保町メーヤウことばんびへ行く。ここは、早稲田にあったメーヤウからの暖簾分けである。似て非なるものであるという感覚は拭えなかったけれども、往時を懐旧するには十分な水準である。嗚呼。

帰路、沿線火災に巻き込まれる。さいわい、逃れやすい品川にいたので、すぐに振替乗車。自宅にたどり着いたあとも、しばらく運転見合わせだったらしい。正味二時間近く止まったと云々。


不図、書店に立ち寄ると、大岡信『紀貫之』が復刊していた。旧版の文庫は既に持っているのだが、堀江敏幸氏の解説が読みたくて買ってしまった。堀江氏の『土佐日記』の現代語訳・解説は秀逸なのである。改めて読み直してみると、いやはやその慧眼に驚くばかりである。