太田裕美京都公演

2018年07月29日 | 日記
昨日は、太田裕美京都公演

夕刻からだし、早めについてどこかめぐろうと思い、まだいったことのなかった奈良をめぐることにした。京都からのみやこ路快速の初電(9時前)に間に合うように家を出る。10時前には、奈良へ着く。そこから、東大寺春日大社興福寺元興寺と近接する主要な寺社をまわる。奈良公演周辺は、牧場と同じ臭いがした。要は、草食動物の糞の臭いだが、奈良公演の鹿は丸々太ってて、食ったらうまそうだなあ、などと不謹慎なことを考えつつ歩を進める(太っているのは、せんべいの食べ過ぎだろうから、実際食ったらまずかろう)。
興福寺は、改修工事だらけで、みるべきところはあんまりなかったな。薬師朱印に記される和歌は、「さるさわのいけ」とあり、あなやと思った。「さるさは」だろうなあ。それにしても、朱印を捺している人たちは、文字も書くわけであるが、そこらの書家より絶対儲かっているだろうなあ、などとぼんやりと考えた。
一番見応えがあったのは元興寺だったと思う。
その後、遅めの昼食を奈良カレーの名店KAIUNで摂る。かなり甘めの味付けに、肉は肉うどんに入るような牛肉。たしかに、ひとかどの店であったよ。しかし、味付けはライスに、というよりはやはりうどんに合わせるように作られていると感じた。

少し時間があったので、平城宮跡へ行ったが、朱雀門となんちゃって朱雀大路となんちゃって二条大路で当時のだだっ広さを味わって帰った。別に何もわからず途中で帰ったわけではない。門から遙か彼方に本尊(?)の復元大極殿がみえたが、あまりに遠いのと、道が直線ではない(大体、途中に近鉄線の踏切がある)のと、暑いのとで諦めた。

奈良駅へ戻り、予定より一本早いみやこ路快速で京都へ戻る。少しばかり土産を求め、会場の京都劇場へ。
曲順は、恵比寿公演とほぼ同順だが、次の曲が変更。
僕は君の涙→九月の雨
魂のピリオド→七つの願いごと
しかし、恵比寿公演に比して、圧倒的に京都公演の方ができがよかったように感じた。弾き語りの袋小路は、すごくよかったし、心象風景や七つの願いごとなど、繊細な曲がよく映えていた。また、満月の夜君んちへ行ったよは、ドラムがなければ成り立たない選曲であっただろう。各楽器の細かい表現性も、クリアになっていて、よかった。これが会場の質の差なのかなあ、などつらつら考えた。

8時過ぎの新幹線に乗り、帰路に就く。隣の乗客は、どう考えても葬式帰りだった。
風のせいで、幾度か止まり、結局四十分近く余計に掛かった。


今日は、カレー行脚(?)で、能見台にあるガネーシュへ行ってきた。スパイスが生きている感じのする、大変おいしいカレーであった。わざわざ足を運んだだけのことはあった。

昼頃、高校野球の県大会決勝は、私の母校対弟の母校というおもしろい組み合わせになった。当然(?)、甲子園常連校の私の母校が押し切って優勝。甲子園行きとなった。
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1 コメント

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Unknown (omachi)
2018-08-18 20:11:39
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。
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