FESTIVAL

2015年01月15日 | 日記
SCANDAL『FESTIVAL』のDVDの発売日であった。

早速一通り観たが、まず持つ感想として、相当な違和感がある。かなり音源をいじっているように感じられる。むろん、一般にライブ盤を出す場合は音源を調整して聴きやすい形にはしているのだが、一寸やりすぎかな、と思う。
あれっと思うことは何回かあったのだが、明確におかしいと気がついたのは、終盤の「涙よ、光れ」の二番サビ以降の部分。一番サビに比しても異様に早い。時々映る客席の映像の手の動きも物理的にあり得ない動きをしているように見受けられる。それから、「下弦の月」の二番Aメロも多分少し早くしている。
ライブであればCDなどとは多少変えるのは当然であるが、それは会場にいて気づくはずである(私はこの公演は聴きに行った)が、特に印象にはない。
細々うたぐりだすときりがないのでこの辺にしておく。

よかった面としては、「STANDARD」「ビターチョコレート」「Rainy」「Deperture」「夜明けの流星群」あたりが収録されていることである。殊に「ビターチョコレート」が秀逸。これはCD版よりライブで聴く方がよい曲であるが、収録されているものも情感が籠もったすばらしいできである。「Rainy」は雨音の効果音から入る演出がみごと。曲もシングルのB面に収められるだけであるが、いい曲なのでこうした形で採録されるのはよいことだと思う。
「下弦の月」も先述のように若干気になる点もあるが◎。

あとは、SCANDALのライブ盤は五枚目くらいになるが、かぶっている曲が段々多くなってきているのは気になる。定番の曲があるのは否めないが、もう少し工夫をしても、と思わないではない。

評価としてはよろしくらいかなあ。

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