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タレント弁護士って・・・

2007-12-12 00:45:39 | 社会・経済
 大阪府知事選に、どうやら弁護士の橋下 徹氏が出馬するような話になるらしい。太田房江知事がまあ、お金にちょっとケジメがなかったみたいで、周囲から総スカンを食らってしまった。

 太田知事もあるていどタカをくくっていたのかもしれない。「ま、この時期に推薦しないなんてことはないだろう」と。

 しかし、そうは問屋が卸さなかった。それくらいいまみんなダークゾーンに神経質になっているのだろう。

 さて、いろんな人の出馬が噂されている中で、気になる表現がある。

 「タレント議員」だの「タレント弁護士」だのというそれである。


 どこか、生粋のとか、一生涯だとか議員や弁護士をやっている人と区別して、やや見下したようなニュアンスにも取れる表現である。とくにマスコミなどではそういう論調で使われる表現だ。



 橋下弁護士にしても、24時間テレビで走った丸山弁護士にしても、弁護士がテレビにでることで名前が売れて、いろんな番組に呼ばれているがやはり弁護士である。丸山氏はすでに参議院議員でもある。

 
 

 政治家としての経験があるとかないとか、議員や市長の経験があるとかないとかという面では、たしかにそういう言い方もできなくもない。しかしなによりも大事なのはそういう経験よりも、何をやるのか?何をやってくれそうなのか?期待に応えてくれるのかどうかという点であって、知事にしろ政治家にしろ“資格”でやるものではない。たとえ資格が必要な職業であっても、資格さえあればいいというものではないのは、弁護士という資格が必要な職業をやっている橋下氏、丸山氏が一番知っている筈である。



 マスコミも、世論を煽ることも必要だから、タレント弁護士という表現をつかってわざとさまざまな意見がでるようにし向けているのはしかたないが、そういう煽動をせずに表現するとしたなら、「弁護士でタレント活動でも有名な~氏」とやることで表現のトゲはなくなるのだがどうだろう?





 

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