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大いなる陰謀

2008-11-30 00:57:17 | 映画
 おおおおお、久しぶりにすごい映画に出逢った。アメリカの実態を描くたくさんの映画があるが、こういう視点もあるんだという作品。

 映画は3つの舞台で展開される物語が並行して進行してゆく。アービング上院議員からの呼び出しで単独インタビューに応じるジャニーン・ロス記者とのやりとりのシーン。マレー教授と生徒とのやりとりのシーン。そしてテロリストがいる中に二人きりになってしまったアーネストとフィンチ。

 将来ある多くの若い命が、戦場にかり出されて行くアメリカの実態に対しての1つのメッセージである。

 戦争がいいのか悪いのかとか、戦争に志願して行くのか、徴兵されて行くのかという簡単な議論ではなくて、もっと深いところで人は戦争に行くことを選択しているし、そういう選択をさまざまな形で迫られているということが分る映画。

 映画のなかでアーネストとフィンチが学生の時にマレー教授から課題を与えられ、15分の発表をするシーンはこの映画の一番言いたいところだろう。このシーンの為に全てが考えられたのだろうなと思うぐらい素晴らしい出来。

 絶対お勧めの観るべき映画。繰り返しみてみるとよりその深みが分る。

 監督:ロバート・レッドフォード
 脚本:マシュー・マイケル・カーナハン
 主演:トム・クルーズ、ロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ
 
 100点満点で100点。

 新しいし、面白い。見終わってすぐにもう一度みたい映画。

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