18年にもなりますか

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ごくせん

2007-01-05 01:53:08 | ドラマ
 お正月をどう過ごすか?家の中で寝てばっかりというのも気分がすっきりするものではないし、だからといってどこかへ旅行するようなお金も無い。そういうときは、映画に限る!

 毎年年末の大晦日に朝一番で映画を見ていたのが、今年はサンタクロースが届けてくれたWiiのおかげで映画に行かずに済んだ。本当は映画代の方が安いのだが、Wiiはサンタが届けてくれた(事になっている)のでここは仕方ないところだ。

 もちろんWiiばっかりやっているわけにも行かず、初詣を済ませてレンタルDVDでドラマを借りてくる。家族でドラマ好きなので、DVDを借りてみることには不平不満は一切ないので大変助かる。

 今回借りたのは、「ごくせん」の初回版である。松本潤君の出てる「白金学園」編である。

 この「ごくせん」は中高生向けに作られているのだろうが、その中で出てくるエピソードや、ヤンクミの台詞には、そのまま社会人にだって十分通用するものが多い。ある回での松本潤君が早稲田も慶応も合格しているのに進路を決めていないというのがあった。彼の仲間は、ラーメン屋を中華料理屋にしたいとか、デザインを勉強して自分のブランドを持ちたいとか、建築の勉強したいなど、夢をもってその為に進んでいるが、松本潤君演じる沢田は、なにも目標が無いことに悩んでいるという話だ。

 「ごくせん」の良いところはあまり説教臭く無いところだし、押しつけがましいところがないところだが、この回のこの彼の悩みは殆ど多くの中学生や高校生が持っている悩みなのではないかと思う。もしかしたら大学生でも、やりたいことが決まらない人が多いのではないだろうか?

 悩むことはいいことなのでどうこう言いたくは無いが、やりたいことが決まらない人には幾つかのタイプがあって、やりたいこととお金を儲けることと自分が出来そうなことが、ぐるぐると頭のなかで回っている場合と、まったくやりたいことが無い場合があるように思う。3つの事がぐるぐる回っている人に対するアドバイスは、自分のやりたいことではお金が儲からないのか?ということと、やりたいことの為に何を犠牲にできるか?と言うことを考えなさいということである。それからの選択は自分自身がすればいい。天秤に掛けるというのではない、まず中心に据えることができるものを持って考えなさいと言うことである。

 もうひとつの本当にやりたいことが無いのであれば、まずは何か行動する事をオススメする。その行動はできれば人と関わるような種類のものがいい。ボランティアでおじいちゃん、おばあちゃんの話し相手になるだとか、養護施設に預けられた子ども達と遊んでみるとかである。もちろん無償であるが、まずやってみる事である。できれば2~3ヶ月続けてみる。そうして生身の人間がそれぞれの事情を抱えながらもどうやって生きているのか、どうやって夢の実現に向けて進んでいるのか、それに触れることができて、考えるきっかけを持つことが大切だ。

 そこに立ち止まったままではなく、前向きに考えて生きることの大切さを「ごくせん」では話を通じてメッセージを出していた。2007年は、ドラマの中の3-Dの連中に負けないように、顔をあげて前を向いて行ければと思う。

 2007年。すべての人に良い年でありますように。
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