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3年前の占い

2007-01-08 00:16:03 | 
 生きていていつも物事が上手く行くなんて言うことはない。理屈では分かっていても現実に”うまく行かないこと”にぶつかって乗り越える手段が見つからないと、「もうだめだ」と感じてしまうものだ。それぐらいに人間は弱いものなのだ。

 そういう時に話を聞いてくれる人が回りに一人でもいれば、「もうダメだ」と思っていたという心の中の重い石が、少しだけ動きだしたりする。全く可能性がなく思えたのに、ちょっとした言葉が、もうどうしようもないと思っていた状態からすこし可能性が見えてきて半歩だけ前に進むことが出来るのだ。

そういう人が周囲に無いときほど苦しいものはない。お酒に頼ったり、衝動買いをしてみたり、ケンカをふっかけたり、こころの苦しさのせいで自暴自棄になる。そんな時にふと頼りたくなる物にはいろいろあるが、その中の1つに占いがある。

 ”安心したい”と思っている心の渇望に、占いが正しく使われれば大いなる助けになる。

 「山羊座生まれのあなたは・・・」という風に自分を客観的に見てくれて、長所と短所を上手く本人に伝えてくれて、今の苦しい時期はやがて終わると言われると、少しだけだが安心できる。占いにはそういう効果がある。

 毎朝の星占いも結構だが、心の迷いや寂しさに気づいたときに、”怪しげ”で”金品を買わせるような”占いは困るが、自分自身を客観的に見つめ直させてくれる占いを上手く使うことは大切である。

 いつも思うことなのだが、実はこんな風な自分の心の中にある迷いや絶望、挫折は本当はいつも心の中にあるのではないか? それが普段の忙しい生活の中に居るうちに、”感じて”いられないだけなのではないかと思う。

 仕事が充実していたり、学校生活が楽しかったり、部活に専念出来たりという時はこういったことに気持を向けなくて済む。つまり好循環の状態である。ところが何かのきっかけで、心の迷いだったり、不安や絶望に心が引っかかってしまうととたんに悪循環に入ってしまう。

 すべては気の持ちようとはよく言った物で、悪循環も好循環も自分自身で作っているのだ。本人の気持のコントロールは本人しか出来ない。

 自分で作ってしまった負の心の動きに、自分自身が取り込まれて自らなかなか抜け出せなくなってしまったときに、自分自身を深く見つめる機会として占いが必要になるときもある。

 将来はどうなるだとか、金運がいつ良くなるだとかといった事の為の占いではなくて、自分自身の良い面や、直した方が良い面、考え方の傾向などが分かるような占いは、たとえその根拠が科学的でなくてもいいアドバイザー的役目を果たす。もしかしたら占いの誕生はそういうところから来たのかも知れない。

 他人をうらやむ気持になったりした時や自己嫌悪に苛まれる時、自分には無い物を持っている人をねたむ気持がこころのなかに渦巻いてしまうときというのは、どうしても心を素直にできないものだ。自分自身で抜け出せないのに、友人や他人のアドバイスが入り込める余地などどうしても少なくなる。そんなときの占いによる客観的なアドバイスは凍った心に少しだけ暖かさを運んでくれるように思う。

 何も訊くことがないのに占うような事は普通滅多にしないもの。もし何かの機会に”心が頑なになるようなことがあって、心がささくれ立ってきたり、挫折感に押しつぶされそうなくらい心が重苦しくて光が見えなくなったときに、一度自分自身を占いで見てもらうことをオススメする。

 たまたま片づけをしていたら、2004年の3月に調べた西洋占星術の結果が出てきた。2004年3月にはどういうきっかけで調べようとしたのか、もう憶えていないが、いま改めて読んでもすごく参考になることがたくさん書いてあった。3年近くまえの結果だけども、観てもらった占いの結果をちゃんと保存しておくと、こんなにも役に立つ物かと関心してしまった。

 自分の心は自分でしかコントロール出来ない。しかもそのコントロールは思っているよりもあまりにも難しい。自分自身の特性を知るのはコントロールするの為にもこのような占いは必要だと思う。

 もし、何かの機会にちゃんと観てもらう事があったら、観てもらった結果をちゃんと残しておくことをオススメする。

 ただ、この手の占いは、自分自身がどんな人なのかを占うぐらいにしておくことがポイント。深みにはまって、高価なツボや、高鑑定料を払うというのは絶対にやってはならない。

 こころが弱っているときに頼りたくなるのが占いだから、どうしても弱みにつけ込んで来る人が居る。くれぐれも注意が必要である。



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