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最近の弁護って怖くない?

2007-10-03 00:05:06 | 社会・経済
 光市の母子殺人事件にしても、北九州市の飲酒追突事件にしても、最近の弁護士ってなんでもアリ?

 光市の件は、橋下弁護士との件があり、Webに公開される形でその事件の詳細及び、最高裁の審議差し戻しについて詳しく書いてあり、如何に弁護団が「裁判所の意思」を無視した形で裁判を行っているかということが本当によく分かる。

 さらに、今日のニュースでは、北九州市の事件の弁護士が、追突された側が居眠りしていたとまで主張する始末。


 弁護側が状況証拠(にもならない)ことを並べて被告を弁護していいのか?大上さんが異常な低速(時速30KM)で走っていたことが悪いだの、追突してから落下までの40メートルの間になんら回避行動を取っていなかっただのと難癖付けて、被告の情状を酌量するにしても人の神経逆撫でしているというか、常識はずれもいいところだといえる。


 弁護士が幼い?幼稚?なのかなぁ・・・弁護士になるぐらいだから知能指数は高いのだろうけども、あまりにひどい弁護のやり方だし、被害者の気持をくむ必要など一切無いかのような、被害者にも問題があったという裁判所での発言はちょっとひどいというか、かなり、相当ひどい。

 適性検査を受けるべきだ。


 たとえば、時速30Kmだという大上さんの車が、40mもはじき飛ばされるにはどれくらいの勢いで車が追突しなければならないか? また40mもはじき飛ばされる間にかかった時間は何秒だったか?さらに「突然後ろから追突されたら」回避動作以前に、一体何が起こったのかの把握すらすぐに出来ない筈である。常識でわからないのならこの弁護士を車にのせた車を時速30Kmで走らせて、後ろから、タイミングもなんにも知らせずに40mはじき飛ばされるぐらいに追突したときに、どういう判断が可能なのか?回避動作は本当に可能なのかをやってみればいい。


 以前、軽く後ろから追突されたことがある。「コン」っていう程度だ。それでも、何が起こった?と把握するまで5秒ぐらいは要している。ところが、また別の時。前にいた車がバックしてきた。こちらの存在を見ていないのか心配だったので、クラクションを鳴らしたが、聞こえなかったのか、逆追突されてしまった。


 当たり前だが、目の前に見えていて車の様子がしっかり把握できるならば、「あ、この車、こっちに気づいていないかも」と察知してクラクションぐらいは鳴らせるが、それでもそのぐらいの時間的余裕しかない。クラクションを鳴らしてからぶつかるまで5秒とかかっていない。


 北九州の場合、車は後ろから、しかも夜間。どれくらいのスピードかをじっくり見ていると前方不注意になる。加害者言うとおり、車が時速80kmで走っていたら1秒で22.2m進む。最初に車のライトを100m後ろで確認して、2秒後に後方を確認したらどうなるか?

 ライトの認知~後方確認(1秒)、前方の確認(2秒)、再度後方を確認(1秒)とするとこれだけで4秒。この間だけで既に88.88m進んでいて、残りは約11m。ただし被害者の車も前進している訳だから、それがかりに時速30kmだとすると1秒あたり8.3m進むので4秒あれば33.2m進む。この時点で残り44m。80kmで走る車と30kmで進む車なら3.14秒で追突できる。

 

 
 つまり、100m後方のライトの認知(橋が水平で100m先まで見通せたとして)からたったの7.14秒後に衝突しているのである。


 あなたは、夜間の後方の車のライトを認知した最初の1秒で、その車が猛スピードで走ってくると認識できますか?2回目の認識の時にはもう背後に迫っていて、その3.14秒後には追突されていて回避行動が取れますか?


 加害者は時速80Kmぐらいと言ってるが、RV車が40mもはじき飛ばされるには、もっとスピードがいるんじゃないか?と言う点が疑問でもある。そうするともっと短い時間で事故が起こった可能性がある。



 いずれにしても、事故で幼い命がなくなった。車に乗る場合には事故にそれぞれが気を付けるものだと思うが、今回の様に後方からの追突で車が橋から落下し子どもの命が失われたというのは、あまりにも被害者の心情を複雑にしている。加害者は自分のやったことがどれほど大したことではないと言ったとしても、そういうことですまされるものではない事を認識すべきだ。

 50kmで走っていたから責任が軽いのか?100kmで走っていたから責任が重いのかという問題ではないだろう。子どもの命は、間接的であるとはいえ追突した車が奪ったのだから。事実は事実として受け入れた上で、弁護士は弁護をすべきではないか?弁護士は推測でしかない被害者の落ち度を指摘してまでの弁護は本当に必要なのか?



コメント
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