自民党は現在総裁選びに奔走している。テレビの露出度はかなりのものだ。これは小泉元総理のやり方で、マスコミをただで旨く使い、自分に有利にするやり方を受け継いでいる。
勝ためにはテレビにいかに多く露出するかが関心である。
リーマンブラザースが破綻して、AIG生命保険も怪しいときに、日本だけが安泰と言うわけにはいかない。
先ず、輸出産業が軒並みおかしくなる。あのトヨタでもアメリカで車が売れなくなる。2年間全社員が仕事をしないで遊んでいてもびくともしないと言われているトヨタでも、今回のアメリカ不況は相当響くだろう。
日本の銀行はアメリカの余波を受け、自銀防衛に走り、貸し止まりが激しくなる。俗に運転資金と言って、黒字経営でも「手形、カード」支払いなど2,3ヶ月先にしか現金が入らない現状で、つなぎ資金を必要とする。それが貸し止まりで高利のお金に手を出さねばならい。つまり余分な経費が出るわけだ。
この時期に5人の総理は、自分が生きているうちに一度でもいいから総理大臣になりたいだけで、選挙戦を繰り広げている。安部、福田元総理はその典型で、国を立て直すなどは二の次であった。
今回の5人はもっとレベルが低い。しかもアメリカの余波で苦境に立つ日本国の舵取りなどまったくできない。
総理の椅子がほしいだけの選挙だ。
その中でも麻生氏は常に馬鹿げた「大水の被害は岡崎だからいいものの名古屋であれば大変だった」を繰り返す。彼は何度この手の失言を繰り返したか。おそらくその馬鹿としか思えない人が次期総理になるだろう。