70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

地獄を見た荒川さん金。

2006年02月24日 09時50分00秒 | スポーツ

荒川静香さんがフイギュアスケートで金メダルをえた。

 アメリカ、ロシアの選手がバタバタと転ぶ中で、荒川さんは冷静であった。

 その荒川さんも過去に何度も不成績でおわった。

 8年間、地獄の底まで落ちた彼女は、怖い物がない。大舞台は観客席に悪魔が大きな口をあけて待ち受けていると、何百年も前から演劇では言われていた。

 その恐ろしい悪魔に選手たちは、ドンドン飲み込まれた。

 人生で、稽古で本番以上の恐ろしい、地獄を体験した人は、どんな大舞台も恐ろしくない。これを名演出家は稽古の段階で俳優に課す。

 稽古の方が本番よりつらい、怖いである。

 今回のトリノオリンピックの惨敗は稽古は楽しく、本番は恐ろしいの連続であった。

 スノボードのハーフパイプなどはその典型であった。

 プレッシャーに弱い。それはテンションの低い稽古が生み出す。

 声楽を志す若者は本番で上がり、実力の半分も出し切れない。日常生活・稽古が過保護だからだ。


トリノ参加者、稽古が悪い

2006年02月24日 01時19分52秒 | ボイストレニング
 
膨大な税金を使い、冬季オリンピックに参加した日本はメダルが取れないかも知れない。

 報道関係者はプラス思考で、悪戦苦闘している。本音は「お前らあほか、馬鹿たれ」と言たいところを抑えて、何かプラス面がないかと苦心している。

 ロシアにスタニスラフスキーと言う、演技術を確立した偉人がいた。彼は本番の舞台で上がりメタメタになる俳優に、稽古の段階で試練を与える方法を編み出した。

 安藤選手は緊張感で体が動かない、だからミスをしたと言う。こんなことは参加する前からわかっていた。稽古の段階で本番と同じ緊張感を持てばよいのだ。

 スタニスラフスキーはどうしたのか。演じる俳優に周りが妨害を入れる。つまり話し掛けたり、何か変な動きをして俳優の集中を邪魔するのだ。具体的には演技が出来ない条件を周りで作るのだ。

 「やめて、演技が出来ない」と叫びたくなる状況である。

 俳優は周りの妨害と戦いながら演技を進めていく。

 これで本番の重圧に負けない俳優を作り出すのだ。

 トリノへ行ったコーチの全員はオリンピツクの本番の重圧を選手に体験させることなく、楽しく、やりやすい稽古を積ませた。

 精神的にひ弱な選手を膨大に送り込んだのだ。

 メダル 8ヶは取れると嘯いた。 1ヶも取れないかも知れない。

 要するに日本人は低級になったわけだ。

 全ての戦いに負ける、国民性になったわけだ。