下手の横好き日記

色々な趣味や興味に関する雑記を書いていきます。
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競走馬のセリについて

2006-07-18 23:59:59 | 
今月に入ってから、毎年恒例の早来、静内での競走馬のセリがありました。

早来の方は、ノーザンホースパークで行われるもので、
馬の値段もかなりの高額です。
以前なら庭先取引をしていたような馬たちがキラ星のごとく・・・
詳しくは知らないのですが、種付けの際に市場に出すことが義務付けられる場合もあるとか。
生産者にとっては、コネクションオンリーの庭先取引より高値で売れる可能性もあるし、
世界の顧客に向けて、日本の馬産をアピールするチャンスでもありますからね。
グリーンチャンネルでは、毎年生中継してますけど、
トゥザビクトリーの仔の6億円のセリ・・・見てみたかったな~。

静内の方は、上記と比べると非常に地味なセリですよね(^^;
北海道市場というセリ専用の場所で行われるんですが、
早来の方が数千万円は当たり前なのに対し、こちらは数百万円からの攻防です。
セッていく金額も、10万円~50万円と控えめ。
血統とかよく分からないんで、この差がどこにあるのかは良く分かりません。
結構、クロフネやサンデー系等、種付け料の高そうな種牡馬の仔もいるのに、
500万円とかで落ちちゃったら、やっていけないんじゃ??
しかし、ここからあのテイエムオペラオーも出たと考えると、値段じゃないものもあるって気になります。

いずれのセリも、一応値段がついて帰っていくので、
昔のように「主取り!」と冷たく言われることはないみたいですけど、
実際には静内なんか6割くらいが「主取り」だそうです。
地味に競りあがっていく馬は、チョットでも高く売りたい生産者とチョットでも安く買いたい馬主の
緊張の駆け引きなんでしょうね・・・

セリを仕切る人(何ていうのか知りませんけど)もスゴイですね。
3人くらいで交代にやってますけど、声枯れちゃいますよね(^^;
前に見た静内のセリで、1200万円位で落ちそうだった馬が4000万円位になったことがありまして、
腕の見せ所なのかな~と感心したものでした。
子馬がいなないたとき「馬も喜んでますよ~^^」と合いの手を入れるのはスゴイ!