Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

オタク離れ

2009-06-16 23:40:36 | コメント
若者の間で「麻生離れ」が進んでいる。共同通信社が13、14両日に実施した全国電話世論調査で「どちらが首相にふさわしいか」という質問に、年代別で前回、唯一、民主党の鳩山由紀夫代表を上回っていた20代で、麻生太郎首相と答えた人は21・7ポイントも下落し、28・5%だった。鳩山氏の45・5%を大きく下回った。麻生首相が期待する基盤の弱体化は顕著で、衆院解散戦略に影響を与えるのは必至。麻生内閣の支持率は17・5%と5月の前回調査から8・7ポイント急落した。

 「どちらが首相にふさわしいか」への回答で、麻生首相は、前回、上回っていた20代で、28・5%対45・5%と、17ポイントもの差をつけられて鳩山氏に逆転された。結果、全体で麻生首相は21・5%と、鳩山氏の50・4%に大きく差をつけられた。内閣支持率も17・5%と5月の前回調査から8・7ポイント急落、不支持率は10・4ポイント増の70・6%。漫画好きの麻生首相が支持を期待するオタクたちも麻生首相を見放したのか?

 政党支持率を見ると、民主38・5%に対し、自民は19・8%と急落したが、自民党支持率を年代別にみると、最も低かったのは20代だった。わずか8・1%にとどまり、前回から21・2ポイントの大幅ダウンとなった。衆院選比例代表の投票先を「自民党」と答えたのも20代が8・3%と最も少ない結果となった。

 年代別、職業別の政党支持率で自民党が民主党を上回ったのは、70歳以上、農林漁業だけ。頼みの綱の若者に見放されている。一方、幅広い年代、職業で民主党支持が浸透している実態がうかがえる。麻生首相はこうした世論調査で内閣支持率が下落したことに「私の責任だ。政策をきっちり実行していく以外に方法はない」と述べた。

 一方、日本郵政の西川善文社長の進退に関しては「辞任すべき」が75・5%で、「社長を続けるべき」の17・2%を大幅に上回った。西川氏の再任に反対した鳩山邦夫前総務相を事実上更迭した麻生首相の対応を「評価する」は17・5%にとどまり、「評価しない」は74・8%だった。

 西松建設巨額献金事件をめぐる民主党の小沢一郎前代表の対応という「敵失」で回復していた支持率が、再下落した。若者層の支持が期待でき、「アニメの殿堂」と呼ばれる「国立メディア芸術総合センター」(仮称)に対し、同じ自民党内から関連予算の執行停止を求める声も上がっている。調査では、内閣不支持の理由のトップは「指導力がない」だった。今後、与党内で「麻生降ろし」が再燃する可能性もある。

それにしても・・・オタクを始めとする若者層の人気の高さを見込まれて組閣へと白羽の矢が立ったと言っても過言ではない彼だったが、長引く不況に無策で傲慢なキャラが見事にアンマッチしてここまで堕ちた。衆議院の任期満了まであと数か月となったが、カチカチ山の泥船が沈む日は一体何時となるのだろうか。