Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

開き直り

2009-06-14 23:22:58 | コメント
 日本郵政社長人事の混乱をめぐり、盟友鳩山邦夫前総務相(60)を更迭した麻生太郎首相(68)が、一夜明けの13日、次期衆院選に向けた全国遊説を、長野県から始めた。鳩山氏の更迭には直接触れなかったが、「自民党は100%じゃない。問題もいっぱいあるが、あれば直す」。やはりどこかやましいところがあるのか、「出直し」を繰り返し強調した。

 盟友切りによる事態収拾を受け、全国行脚初日を迎えた麻生氏は長野、松本両市で演説。「政治や候補者に100%完ぺきを求められても困る。人間なんだから」と開き直りつつ、鳩山氏の騒動に代表される党内の混乱を釈明するような発言が続いた。「悪ければ直す。批判だけではだめだ。直す、改善する、修繕する、改める…」。リセットを意味する同義語を並べたのは、本音の表れか。「間違いは反省し、やり直していくのが人間」とくどいほど強調した。

 今回の問題で麻生氏が指導力を発揮できず、「麻生おろし」の再燃は必至だが、「自民党の先頭に立って頑張る」と3度も、“総裁続投”を宣言し、反麻生勢力をけん制。定額給付金や、地方高速道路通行料の休日1000円などを持ち出し、「生活の中で、ずいぶん変わってきたこともあるんじゃありませんか」と成果を強調した。「政権交代は手段で、その先に何をするか分からない」と民主党批判も繰り返し、最後は「麻生太郎を勝たせてください」と、危機感丸出しで支持を訴えた。

 苦しい政権運営が続くためか、松本市の演説で「歓迎ローゼン麻生総理」の紙を手にしたメイド喫茶店員を見ると「ありがとう」と応じた。日程終了後は、都議選候補者の事務所訪問で東京にとんぼ返り。麻生おろし阻止へ、7月上旬のドサクサ解散も現実味を帯びる中、早期の失地回復は果たしてかなうのか。まぁ。。ダメだろうな(^o^;