Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

残念!

2008-12-14 23:56:14 | コメント
環境省は14日、新潟県佐渡市で9月に放鳥した国の特別天然記念物トキ10羽のうち1歳の雌1羽が同市の山中で死んでいるのが見つかったと発表した。放鳥したトキの死が確認されたのは初めて。

 環境省佐渡自然保護官事務所によると、死んだトキは14日午前10時半ごろ、地元の住民が発見。現場では羽根が散乱し、肉がほとんどない状態で骨の一部が見つかった。同省はトキが動物(タヌキ?)に襲われた可能性があるとみている。

 個体識別用の足輪などから放鳥された1歳の雌と判明。死骸は同事務所が収容した。今後は佐渡トキ保護センターが新潟大学と協力して死因を分析する。

 環境省などは放鳥後から毎日、目視などによるトキのモニタリングを行っているが、死んだトキは今月9日に約5時間、歩かずにうずくまっていた様子が確認されており、けがをした可能性が指摘されていた。

 佐渡とき保護会は「唯一のペアを形成していた個体で、繁殖に向けて期待していただけに残念だ」と話している。

残酷であるが…これがまさに自然=野生に還るということなのだろう。兵庫県豊岡市のコウノトリは同様のケースから自然繁殖に成功、現在では30羽程度が元気に空を飛び交うそうだ。コウノトリとトキは同じ系統の鳥類、注目度にはかなりの差異はあろうが「第二」のコウノトリ目指して頑張り、10数年後には佐渡はおろか本土の新潟周辺でも確認出来る程の繁殖成果を挙げて欲しいものだ(^^ゞ