下克上？！

　ビール大手５社が１０日発表した今年１～１１月のビール類（ビール、発泡酒、第３のビール）の課税出荷数量は、最も安価な第３のビールが前年同期比１３．１％増の１億２３９万ケース（１ケースは大瓶２０本換算）となり、発泡酒をわずかながら上回った。第３のビールが１～１１月の累計で発泡酒を上回るのは第３のビールが初めて投入された２００３年９月以来初めて。業界では「第３のビールの勢いは当面続く」（ビール大手役員）との見方が多く、通年でも第３のビールがビールに次ぐ“第２”の座を確保する見通しだ。

　１～１１月のビール類の出荷数量は前年同期比２．９％減の４億２９４７万ケース。このうちビールは同６．８％減の２億２５１５万ケース、発泡酒は同７．２％減の１億１９２万ケースといずれも減少、第３のビールの健闘が目立っている。構成比はビールが５２．４％、第３のビールが２３．８％、発泡酒が２３．７％となった。こうしたなか、ビール各社は第３のビールを主戦場ととらえており、さらなる競争激化が予想される。

　一方、１１月単月のビール類は前年同月比８．０％減の３６１５万ケースと２カ月ぶりに減少。昨年に比べて連休が増え、出荷日数が約２日減ったことが響いた。

そういえば忘年会シーズン真っ只中である。

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今年は細切れ用事が多い関係で、酒宴の席に就くことが殆どない。

時間的にも予算的にもじっくり酒を楽しめる環境になって欲しいものである(苦笑)