R8B は後ろのスイッチで AC 100 V を選択できますが、専用 DC 電源を製作してみました。
R8B Manual によると DC 入力は 11 V ~ 16 V @ 2A となっており、
車のバッテリーから電源を取れるようになっています。
製作の理由は ...
内蔵 AC-DC 電源部を使わずに受信したかったのと、
R8B 電源部は結構な熱を発生させるようなので、受信機内部の熱源を減らしたかったためです。
とは言ってみたものの単なる電子工作趣味です。
↓ 後ろから見た所、DC コードは雑音混入防止のために撚線にしました。
17 A まで通電可能な太い線ですが奇麗に撚れたと思います。
↓ ブラック・ボックス ( 笑 ) 内部です。スカスカです。
使用した電源トランスは出力側が 3A 仕様、
定電圧レギュレータ IC は放熱を条件に 12V @ 3A です。
大きなトランスのせいで、かなり重い電源部となりました。
それにしても高額な電子工作となりました。
トランスは仕方ないとしても、高価な高速整流用ダイオードでブリッジを組みました。
高級オーディオに使う電源ではないので、安価な一般整流用ダイオードで十分でした。
市販の安定化電源を買った方が安かったです。
さて上手く作動するか?今日か明日に試験してみます。
P.S.
使用した レギュレータ IC は LM1085IT-12 です。
レギュレータ IC の放熱板がアースと接触すると作動しないので、放熱だけでなく絶縁対策が必要でした。
製作翌日の今日、納入検査に合格 ( 笑 ) しました。
半日ほど連続使用してみましたが IC や 電解コンデンサは、連続使用後も異常な熱を発生する事も無く、ほとんどの部品は直接手で触れることができる程度の温度なので大丈夫でしょう。
この自作電源で R8B を使ってみます。