私は、基本的に<護憲派>です。
そして、かつての私は<新左翼>のシンパでした。
その昔、日本にいた頃は、『日本社会党」に投票していた。
自衛隊にも、積極的に<反対>と唱える立場にいました。
戦争を知らないくせに、戦争を憎んでいました、
私が、実際に戦争を実感したのは、物心ついた頃、上空をアメリカ軍の双発双胴戦闘機『ロッキードP38』が飛んでいるのを見たときでした。
抜けるような青空を、優美な姿で、しかし独特のプロペラの爆音を響かせながら、私の頭上を編隊を組んで飛翔して行きました。
ゼロ戦に対抗してアメリカが開発した、終戦直前に導入された<無敵の>戦闘機であった事は、後になって知りました。
そして、国道を何百台もの<戦車>が騒音と共に走り往き、後にはキャタピラーによって抉られて、規則正しいくぼみが延々と続く痛んだ道路舗装が残されたのでした。
それが、『朝鮮動乱』勃発に伴い出動した『アメリカ軍』だったに違いない事は、ずいぶん後で気がついた物でした。
パリに来るときは、パキスタン航空<中央回り>と言う便でした。
北回りでも、南回りでもなく、中央回り。
羽田を発って、北京着。
大きな木造白壁のターミナル・ビルの外壁には、看板一枚一枚に、<毛><沢><東><主><席><万><歳>と漢字で(あたりまえ)書かれた、5x3メートルくらいのサイズの看板が架かっており、ドアの外にうっかり出たら、延々目の届く限り続くポプラ並木で、後は何も無く、黒塗りの車が走って来くるのが見えました。
うっかり<(密)入国>してしまったのでした。
次に、ラワルピンジ着。
さらに45分飛んでカラチ着。
真夜中にも関わらず、小さなまるで一軒家みたいなターミナル・ビルの屋上に、黒山の様に人影が群れていました。
ヒコーキを見物に来ていた現地の住人だった様です。
その後、ドバイ着。
現地時間で夜中の2時頃だったのに、無人のロビーを、回転ブラシの床磨き機を操作している<掃除夫>がいて、ピカピカの大理石のロビーといい、なんて<金持ち>の国なんだろう、と感心したものでした。
まだ、ドバイなんて、誰も知らない頃の事です。
その後、カイロ着。
ここだけは、機内待機。
窓から見ると、滑走路の端々を<逆モギ(=戦車止め)>が取り囲み、あちこちで<高射砲>が空をにらんでいました。
イスラエル軍が、5日戦争で『アラブ連合』(今のエジプトとシリアが一つの国だった。。。)軍を粉砕し、以後エジプトはずっと<戦時下>体制だったのです。
だから、トランジットの外国人は、機内から出してもらえなかった。
その後、フランクフルトにおりて、やっと最終目的地、パリのオルリー空港まで実に33時間もかかっていました。
寄港するたびに、離陸後<機内食>がでて。何と7回(!)もの食事を食べたのでした。
明治公園から日比谷公園まで<デモ>をして、機動隊の<直接行動>で青山通りの<ガードレール>に押さえつけられて、ガードレールが壊れて全員押しつぶされ<死ぬ>かと思ったり、機動隊の放つ<催涙ガス弾>で、目からも鼻からも、よだれと涙とがダラダラ流れ落ち、痛む目をレモンで中和しながら、検挙された友達のアパートに急いでまわって、派の機関紙など証拠になりそうな<ブツ>を処理したり。
『ベトナム戦争』に反対し、<反帝反スタ>のスローガンをシュプレヒコールしていたとは言え、戦争の何たるかなど、まるで解ってなどいなかった。
実際にカイロで高射砲を見た時に<鳥肌>が立った程でした。
それ以来、ずうっと<反戦>主義。
ただ、世間を知り、世界を知るに付け、<国防>は不可欠の事項である、事は認識するに至ったものです。
ですが、日本は<戦争>に参加すべきではない、との理念は揺るがないで、今日に至っています。
12月8日には、開戦に至らざるを得なかった<当時>を慮り、8月15日には、無茶な戦争に引きずり込んで行った、軍部に怒りを感じて来ました。
そして、その<開戦>に至るまでの経緯を知るに付け、長州閥の愚かさ、彼我の戦力比較も、国力の分析も何も無く、ただ「神国日本は負ける筈が無い」などと意味不明のまやかしだけで、戦争に突入して行った日本軍部の愚かさに、腹を立てていました。
しかし、そこに至るまでのレールを敷き、国民の意思を麻酔状態にして追い込んで行った、マスコミの責任の方に目が向く様になっていったのです。
いま、沖縄での駐留米軍の意味と、抑止力の意味とが、問われている。
多くの解説が為されているので、アメリカ軍が日本に駐留する必要性の無さも、抑止力と言う言葉のまやかしも、ここでは繰り返しません。
ただ、現実問題として、米軍、安保、日本の防衛、憲法九条、という事実が立ち塞がって来る。
小泉某の政権が『日米安保』を変質させてしまっている事に、先ず留意する必要が有ります。
アメリカ軍(特に海兵隊)の主要任務は、イラク、アフガンとパキスタン経の作戦行動への進発に有り、日本の基地は<後方任務>でしかなくなっている。
日本に有事が勃発したときの、安全保障上の国防は、第一義的に『日本国自衛隊』が務める事になっている。
しかも国境紛争には、米軍は一切介入しない事になっている。
駐留米軍の役割は、先ず最初に在日アメリカ人の保護と救助。
第二に、イギリス、カナダ、オーストラリア、及びニュージーランド国籍人の保護と救出。
三番目に、アメリカのグリーン・カード所持者の救助。
その次四番目に、その他の国籍の人々の保護。
と言う事は、米軍は日本にいながら、日本及び日本人を守り救ってくれる訳では無いのだ。
従って、有事の際は、我が<自衛隊>が防戦するしか無い。
(当たり前と言えば当たり前では有るが)
我が自衛隊は、世界有数の軍事力を有するらしい。
アメリカに押し付けられた、やたら高価なハイテク監視航空機やら、アメリカはすでに実戦からは退役させている戦闘機やら爆撃機やら、時代遅れになった戦車やら、数の上では、アメリカやロシアには及ばない物の、ひがむ事は無いだけの軍事力らしい。
一体、何処の国が攻めて来るのか、というあり得ない議論もここでは置いておく事にしよう。
(中国と北朝鮮と、もしかしたらロシアと言っているネウヨが居るが、国際政治環境の理解出来ない人種とは論議が成り立たない)
ただ、その<有事>の際、はたして第九条は自衛隊に軍事行動を許すのか、と言う点は、クリアーにしておく必要が有る。
第一撃を受けた後なら、反撃しても良いらしい。
しかし、核ミサイル戦なら、それでは既に遅すぎる訳だ。
しかし、それを言うなら、米軍が居ようと、『核の傘』が有ろうと同じ事。
万一攻められたら、これは理屈抜きに、反撃するしか無いだろう。
第九条も、反撃は認めている。
しかし、そのような事態は、考えにくい。
それより、発想を転換したいのです。
第九条は、存在する。
アメリカが押し付けた、のどうのこうのはどうでも良いのだ。
有る以上、守り抜くべし。
だってそうでしょう。
人類史上、<戦争放棄>を謳った文明なんぞ、何処を探しても存在しないのです。
これは、落ち着いて考えてみると<素晴らしい事>では有りませんか。
450年前、初めて2足歩行を始めた<類人猿>のリュシー以来、<猿人><原人><旧人><新人>と進化して来た、その最進化形である『ホモ・サピエンス・サピエンス』、つまり私たち「霊長類ヒト目ヒト科ヒト」だけが、殺しあいをする生物なのです。
地球上の生き物の中で、(知る限り)捕食行為以外に<同類>で殺しあう、という極めて野蛮で<原始的>生命である<人間>が、戦いを<放棄>したのです。
これ以上に、画期的で、崇高で、格調高い理念が他に有るでしょうか?
もし、日本人が自分達だけで、総て『憲法』を作成していたら、このような素晴らしい<理念>など、何処からもでて来る筈が無いでは無いか。
この素晴らしい『憲法』は、全人類にとっての、<壮麗な>哲学であり、<夢のような>理念なのです。
「守ってみせようでは有りませんか」、と言う気にならないですか?
他の如何なる人種であろうと、このような素晴らしい<理念>を持てる<進化した人類>は、どこにも居ないと断言出来る。
この憲法を有するかぎり、世界中のあらゆる人種の総てより、優れた民族である、と胸を張ってもいいのです。
である以上、メンツにかけても、守りたい。
450万年の人類の歴史に置ける、輝かしい<奇跡>なのだから。
では、具体的には、祖国の安全をどう保証するか。
これが<知恵>の見せ所であろう。
おつむの良い<官僚>の皆さん方は、ここにこそ、その素晴らしい(と自分で信じている)頭脳を、お使いいただきたい。
私の考える事は、次の通り。
<敵>のミサイルを、日本の領土に到達する以前に撃ち落とせる、対空ミサイル・システムを練り上げよう。
それを使用するときがくれば、先制攻撃では無い以上、敵の第一撃の着弾前でも<反撃>で切る様に、憲法を改正しよう。
そのシステムをパーフェクトに活用出来る為に、監視衛星のネットワークを確立しよう。
日本を、<専守防衛>のシステムで<針ネズミ>の様に武装しよう。
その為であれば、たとえ『消費税』が15%(国際水準)になろうと構わない。
そして、<第九条>の基、「絶対に他国への先制攻撃をやらない」誓いを、改めて全世界に向けて<公式に>発信しよう。
ダメだしされそうだけれど、私はその線で行きたい。
理想主義は、21世紀に生き残る余地はないのだろうか。
そして、<ヤルタ戦勝国クラブ>に過ぎない『国際連合』とは距離を置く。
出来れば脱退して、膨大な<分担金>を、自らの防衛費にまわそう。
拒否権も無いメンバーで、第2位の分担金など、払う必要なし。
国連の名の下に、如何に多くの残虐行為が行われて来たか。
もっと異なった<国際組織>を創ろう。
日本がリーダー・シップを発揮して。
それにしても。
▶知事さん冷ややか、首相要請会議に18人欠席(読売見出し)
>沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題に関し、鳩山首相が開催を要請した27日の全国知事会議に、4割近い18知事が欠席することが分かった。
総理大臣の要請をも無視する<知事>って、一体何なんだろう?
>◆欠席予定の知事は次の通り(敬称略)◆
達増拓也(岩手)、吉村美栄子(山形)、村井嘉浩(宮城)、佐藤雄平(福島)、福田富一(栃木)、川勝平太(静岡)、村井仁(長野)、神田真秋(愛知)、嘉田由紀子(滋賀)、山田啓二(京都)、荒井正吾(奈良)、仁坂吉伸(和歌山)、井戸敏三(兵庫)、石井正弘(岡山)、二井関成(山口)、真鍋武紀(香川)、中村法道(長崎)、東国原英夫(宮崎)
【読売新聞/5月26日18時15分】
在日米軍基地を、沖縄だけに押し付けて、何とも思わない首長共。
恥を知れ。
>米海兵隊岩国基地を抱える山口県の二井関成知事は「これ以上の基地負担は全く考えられない。行事への出席を取りやめてまで出る意味はない」と報道陣に説明した。
【同】
このように言うヤツバラでも、基地問題を<日本全体の問題>と捉えていない、自分の所には要らない、というエゴに過ぎない。
日本国の首相の要請にも応えないで、『日本人』と言えるのだろうか??
そして、かつての私は<新左翼>のシンパでした。
その昔、日本にいた頃は、『日本社会党」に投票していた。
自衛隊にも、積極的に<反対>と唱える立場にいました。
戦争を知らないくせに、戦争を憎んでいました、
私が、実際に戦争を実感したのは、物心ついた頃、上空をアメリカ軍の双発双胴戦闘機『ロッキードP38』が飛んでいるのを見たときでした。
抜けるような青空を、優美な姿で、しかし独特のプロペラの爆音を響かせながら、私の頭上を編隊を組んで飛翔して行きました。
ゼロ戦に対抗してアメリカが開発した、終戦直前に導入された<無敵の>戦闘機であった事は、後になって知りました。
そして、国道を何百台もの<戦車>が騒音と共に走り往き、後にはキャタピラーによって抉られて、規則正しいくぼみが延々と続く痛んだ道路舗装が残されたのでした。
それが、『朝鮮動乱』勃発に伴い出動した『アメリカ軍』だったに違いない事は、ずいぶん後で気がついた物でした。
パリに来るときは、パキスタン航空<中央回り>と言う便でした。
北回りでも、南回りでもなく、中央回り。
羽田を発って、北京着。
大きな木造白壁のターミナル・ビルの外壁には、看板一枚一枚に、<毛><沢><東><主><席><万><歳>と漢字で(あたりまえ)書かれた、5x3メートルくらいのサイズの看板が架かっており、ドアの外にうっかり出たら、延々目の届く限り続くポプラ並木で、後は何も無く、黒塗りの車が走って来くるのが見えました。
うっかり<(密)入国>してしまったのでした。
次に、ラワルピンジ着。
さらに45分飛んでカラチ着。
真夜中にも関わらず、小さなまるで一軒家みたいなターミナル・ビルの屋上に、黒山の様に人影が群れていました。
ヒコーキを見物に来ていた現地の住人だった様です。
その後、ドバイ着。
現地時間で夜中の2時頃だったのに、無人のロビーを、回転ブラシの床磨き機を操作している<掃除夫>がいて、ピカピカの大理石のロビーといい、なんて<金持ち>の国なんだろう、と感心したものでした。
まだ、ドバイなんて、誰も知らない頃の事です。
その後、カイロ着。
ここだけは、機内待機。
窓から見ると、滑走路の端々を<逆モギ(=戦車止め)>が取り囲み、あちこちで<高射砲>が空をにらんでいました。
イスラエル軍が、5日戦争で『アラブ連合』(今のエジプトとシリアが一つの国だった。。。)軍を粉砕し、以後エジプトはずっと<戦時下>体制だったのです。
だから、トランジットの外国人は、機内から出してもらえなかった。
その後、フランクフルトにおりて、やっと最終目的地、パリのオルリー空港まで実に33時間もかかっていました。
寄港するたびに、離陸後<機内食>がでて。何と7回(!)もの食事を食べたのでした。
明治公園から日比谷公園まで<デモ>をして、機動隊の<直接行動>で青山通りの<ガードレール>に押さえつけられて、ガードレールが壊れて全員押しつぶされ<死ぬ>かと思ったり、機動隊の放つ<催涙ガス弾>で、目からも鼻からも、よだれと涙とがダラダラ流れ落ち、痛む目をレモンで中和しながら、検挙された友達のアパートに急いでまわって、派の機関紙など証拠になりそうな<ブツ>を処理したり。
『ベトナム戦争』に反対し、<反帝反スタ>のスローガンをシュプレヒコールしていたとは言え、戦争の何たるかなど、まるで解ってなどいなかった。
実際にカイロで高射砲を見た時に<鳥肌>が立った程でした。
それ以来、ずうっと<反戦>主義。
ただ、世間を知り、世界を知るに付け、<国防>は不可欠の事項である、事は認識するに至ったものです。
ですが、日本は<戦争>に参加すべきではない、との理念は揺るがないで、今日に至っています。
12月8日には、開戦に至らざるを得なかった<当時>を慮り、8月15日には、無茶な戦争に引きずり込んで行った、軍部に怒りを感じて来ました。
そして、その<開戦>に至るまでの経緯を知るに付け、長州閥の愚かさ、彼我の戦力比較も、国力の分析も何も無く、ただ「神国日本は負ける筈が無い」などと意味不明のまやかしだけで、戦争に突入して行った日本軍部の愚かさに、腹を立てていました。
しかし、そこに至るまでのレールを敷き、国民の意思を麻酔状態にして追い込んで行った、マスコミの責任の方に目が向く様になっていったのです。
いま、沖縄での駐留米軍の意味と、抑止力の意味とが、問われている。
多くの解説が為されているので、アメリカ軍が日本に駐留する必要性の無さも、抑止力と言う言葉のまやかしも、ここでは繰り返しません。
ただ、現実問題として、米軍、安保、日本の防衛、憲法九条、という事実が立ち塞がって来る。
小泉某の政権が『日米安保』を変質させてしまっている事に、先ず留意する必要が有ります。
アメリカ軍(特に海兵隊)の主要任務は、イラク、アフガンとパキスタン経の作戦行動への進発に有り、日本の基地は<後方任務>でしかなくなっている。
日本に有事が勃発したときの、安全保障上の国防は、第一義的に『日本国自衛隊』が務める事になっている。
しかも国境紛争には、米軍は一切介入しない事になっている。
駐留米軍の役割は、先ず最初に在日アメリカ人の保護と救助。
第二に、イギリス、カナダ、オーストラリア、及びニュージーランド国籍人の保護と救出。
三番目に、アメリカのグリーン・カード所持者の救助。
その次四番目に、その他の国籍の人々の保護。
と言う事は、米軍は日本にいながら、日本及び日本人を守り救ってくれる訳では無いのだ。
従って、有事の際は、我が<自衛隊>が防戦するしか無い。
(当たり前と言えば当たり前では有るが)
我が自衛隊は、世界有数の軍事力を有するらしい。
アメリカに押し付けられた、やたら高価なハイテク監視航空機やら、アメリカはすでに実戦からは退役させている戦闘機やら爆撃機やら、時代遅れになった戦車やら、数の上では、アメリカやロシアには及ばない物の、ひがむ事は無いだけの軍事力らしい。
一体、何処の国が攻めて来るのか、というあり得ない議論もここでは置いておく事にしよう。
(中国と北朝鮮と、もしかしたらロシアと言っているネウヨが居るが、国際政治環境の理解出来ない人種とは論議が成り立たない)
ただ、その<有事>の際、はたして第九条は自衛隊に軍事行動を許すのか、と言う点は、クリアーにしておく必要が有る。
第一撃を受けた後なら、反撃しても良いらしい。
しかし、核ミサイル戦なら、それでは既に遅すぎる訳だ。
しかし、それを言うなら、米軍が居ようと、『核の傘』が有ろうと同じ事。
万一攻められたら、これは理屈抜きに、反撃するしか無いだろう。
第九条も、反撃は認めている。
しかし、そのような事態は、考えにくい。
それより、発想を転換したいのです。
第九条は、存在する。
アメリカが押し付けた、のどうのこうのはどうでも良いのだ。
有る以上、守り抜くべし。
だってそうでしょう。
人類史上、<戦争放棄>を謳った文明なんぞ、何処を探しても存在しないのです。
これは、落ち着いて考えてみると<素晴らしい事>では有りませんか。
450年前、初めて2足歩行を始めた<類人猿>のリュシー以来、<猿人><原人><旧人><新人>と進化して来た、その最進化形である『ホモ・サピエンス・サピエンス』、つまり私たち「霊長類ヒト目ヒト科ヒト」だけが、殺しあいをする生物なのです。
地球上の生き物の中で、(知る限り)捕食行為以外に<同類>で殺しあう、という極めて野蛮で<原始的>生命である<人間>が、戦いを<放棄>したのです。
これ以上に、画期的で、崇高で、格調高い理念が他に有るでしょうか?
もし、日本人が自分達だけで、総て『憲法』を作成していたら、このような素晴らしい<理念>など、何処からもでて来る筈が無いでは無いか。
この素晴らしい『憲法』は、全人類にとっての、<壮麗な>哲学であり、<夢のような>理念なのです。
「守ってみせようでは有りませんか」、と言う気にならないですか?
他の如何なる人種であろうと、このような素晴らしい<理念>を持てる<進化した人類>は、どこにも居ないと断言出来る。
この憲法を有するかぎり、世界中のあらゆる人種の総てより、優れた民族である、と胸を張ってもいいのです。
である以上、メンツにかけても、守りたい。
450万年の人類の歴史に置ける、輝かしい<奇跡>なのだから。
では、具体的には、祖国の安全をどう保証するか。
これが<知恵>の見せ所であろう。
おつむの良い<官僚>の皆さん方は、ここにこそ、その素晴らしい(と自分で信じている)頭脳を、お使いいただきたい。
私の考える事は、次の通り。
<敵>のミサイルを、日本の領土に到達する以前に撃ち落とせる、対空ミサイル・システムを練り上げよう。
それを使用するときがくれば、先制攻撃では無い以上、敵の第一撃の着弾前でも<反撃>で切る様に、憲法を改正しよう。
そのシステムをパーフェクトに活用出来る為に、監視衛星のネットワークを確立しよう。
日本を、<専守防衛>のシステムで<針ネズミ>の様に武装しよう。
その為であれば、たとえ『消費税』が15%(国際水準)になろうと構わない。
そして、<第九条>の基、「絶対に他国への先制攻撃をやらない」誓いを、改めて全世界に向けて<公式に>発信しよう。
ダメだしされそうだけれど、私はその線で行きたい。
理想主義は、21世紀に生き残る余地はないのだろうか。
そして、<ヤルタ戦勝国クラブ>に過ぎない『国際連合』とは距離を置く。
出来れば脱退して、膨大な<分担金>を、自らの防衛費にまわそう。
拒否権も無いメンバーで、第2位の分担金など、払う必要なし。
国連の名の下に、如何に多くの残虐行為が行われて来たか。
もっと異なった<国際組織>を創ろう。
日本がリーダー・シップを発揮して。
それにしても。
▶知事さん冷ややか、首相要請会議に18人欠席(読売見出し)
>沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題に関し、鳩山首相が開催を要請した27日の全国知事会議に、4割近い18知事が欠席することが分かった。
総理大臣の要請をも無視する<知事>って、一体何なんだろう?
>◆欠席予定の知事は次の通り(敬称略)◆
達増拓也(岩手)、吉村美栄子(山形)、村井嘉浩(宮城)、佐藤雄平(福島)、福田富一(栃木)、川勝平太(静岡)、村井仁(長野)、神田真秋(愛知)、嘉田由紀子(滋賀)、山田啓二(京都)、荒井正吾(奈良)、仁坂吉伸(和歌山)、井戸敏三(兵庫)、石井正弘(岡山)、二井関成(山口)、真鍋武紀(香川)、中村法道(長崎)、東国原英夫(宮崎)
【読売新聞/5月26日18時15分】
在日米軍基地を、沖縄だけに押し付けて、何とも思わない首長共。
恥を知れ。
>米海兵隊岩国基地を抱える山口県の二井関成知事は「これ以上の基地負担は全く考えられない。行事への出席を取りやめてまで出る意味はない」と報道陣に説明した。
【同】
このように言うヤツバラでも、基地問題を<日本全体の問題>と捉えていない、自分の所には要らない、というエゴに過ぎない。
日本国の首相の要請にも応えないで、『日本人』と言えるのだろうか??