joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

『あなたにも書ける恋愛小説』

2005年11月19日 | 映画・ドラマ

『あなたにも書ける恋愛小説』を観ました。

意外や意外におもしろかった。期待してはいけないけれど、期待しなければ面白い映画だと思います。

お話は、借金で困った小説家が小説を仕上げるためにタイピストに口述筆記をさせます。最初は反発しあう二人が恋愛小説を仕上げていくうちにできちゃうというもの。その小説執筆の試行錯誤がそのまま劇中劇として挿入され、二人もその中に。さらにはその劇中劇の中だけにいるはずのもう一人の女性が実は・・・

まるで40・50年代のハリウッドコメディのようなチープだけどクラシカルな雰囲気をもっています。それは撮影の上手さと同時にヒロインのケイト・ハドソンの存在感によるのだと思います。彼女は必ずしも万人受けする美人顔じゃないけれど“大物感”が漂っていて若くしてすでにスターという感じ。一生懸命「頑張っている」他のアイドルとは歴然と違う感じです。

彼女をスターダムに押し上げた『あの頃ペニー・レインと』の方が映画としてのできはいいかもしれないけど、ケイト・ハドソンの魅力を楽しむならこっちの方がいいかな。スーツ姿もカジュアルな衣装も、派手さは全然ないのにスクリーン女優のオーラがバンバンに出ています。

ソフィー・マルソーも脇役でいい味出しています。脇役の方がじつは向いているのかな。


涼風

最新の画像もっと見る

post a comment