ある程度映画を観てくると、いい映画にも感動しなくなるものなのだろうか?
『つぐない』を観た。
あらゆる媒体やあらゆる観客がこの映画を絶賛しているのだけど、そこまで感動できなかったんだよな。
なんだか、どの場面もどこかで観たような気がするのだ。
べつに悪いところなどはどこもないし、この映画を絶賛する人たちの映画を観る眼がおかしいとはまったく思わない。
でも、観ながら、どこか退屈もしました。
アカデミーで助演女優賞候補になったシーアシャ・ローナンは素晴らしいし、主人公のジェームズ・マカヴォイはその姿は本当に男らしくかっこいい。
でも、大満足な映画かと言うとそうでもありませんでした。
人間の痛みや人生の悲惨さが、それほどこの映画からは感じられなかったのです。俳優や画面のきれいさ・見事さが、それらを打ち消しているとも言えます。この画面には不幸の匂いがないのです。どうしてそれを見て「胸をしめつけられる」ということがありましょう?
わたしはむしろ、同じ監督の前作『プライドと偏見』の方が面白かったです。
『つぐない』を観た。
あらゆる媒体やあらゆる観客がこの映画を絶賛しているのだけど、そこまで感動できなかったんだよな。
なんだか、どの場面もどこかで観たような気がするのだ。
べつに悪いところなどはどこもないし、この映画を絶賛する人たちの映画を観る眼がおかしいとはまったく思わない。
でも、観ながら、どこか退屈もしました。
アカデミーで助演女優賞候補になったシーアシャ・ローナンは素晴らしいし、主人公のジェームズ・マカヴォイはその姿は本当に男らしくかっこいい。
でも、大満足な映画かと言うとそうでもありませんでした。
人間の痛みや人生の悲惨さが、それほどこの映画からは感じられなかったのです。俳優や画面のきれいさ・見事さが、それらを打ち消しているとも言えます。この画面には不幸の匂いがないのです。どうしてそれを見て「胸をしめつけられる」ということがありましょう?
わたしはむしろ、同じ監督の前作『プライドと偏見』の方が面白かったです。
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