『英語で折り紙』という本で、折り紙に挑戦してみました。
私は元々は手がとても不器用です。おかげで工作や技術・家庭科などは、本当にできなかった。当然折り紙もほとんど折ったことがありません。
それが今になって折り紙をしようと思ったのは、折り紙のように頭と手を同時に動かすことをすることで、ふだん使っていない神経を鍛えることになると思ったから。鍛えるというのは大袈裟だけど。
この本に書かれてある3分の2近くの折り紙作品に挑戦してみましたが、ほとんど満足に完成させることはできませんでした。
まず私の場合は、紙と紙を折って正確に重ね合わせるということができない。かならず不一致になってはみ出してしまうのです。おかげで紙を折っていくうちに最初の不一致がボディーブローのように効いてきて不恰好になります。
あと、本の説明を読んでもわからない所が多い。
この分からない経験で思ったのですが、数学や算数のできる人は折り紙もうまいんじゃないでしょうか。逆に言えば、折り紙をしていて上手くいかないとき、私が思い出したのは自分が算数・数学が全然できなかったことです。
一つ一つ計算を正確にして、解答を導き出すために柔軟に発想するというのは、算数・数学と折り紙に共通していると思うのです。
私の場合は、計算をきちんとする(紙を正確に折る)ということはまどろっこしくて上手くいかないし、証明問題で答えをポーンと思いつくような柔らかさもありません。
折り紙の解説を読んでいると、どうしても分かりにくい箇所に突き当たります。それはおそらく、図や文字だけで説明するのがとても難しいのだと思います。
そういうときに柔らかい頭を持っている人は、図を見ただけでどうすればいいかパッと思いつくんじゃないでしょうか。
まぁ、その点では、今になって折り紙をするというのは、自分のふだん使っていない神経を刺激するという意味でいいかもしれない。
ちょこちょこやってみたいと思います。
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