枯木の並ぶ砂利道
以前、四つの約束という本をレビューしました。私のこれまでのレビューの中でもたくさんの人に読んでもらっています。
これは生きる上での指針みたいなものが書かれている本ですが、その中で著者のドン・ミゲル・ルイスは、「何事も個人的に受け取らない」と述べています。
自分でレビューしておきながら、この言葉をずっと忘れていたように思います。最近他人との関係で軽くマイっていた状態なのですが、相手の人の反応が自分を責めているように感じていました。
それは責められているだけでなく、それによって自分が取るに足らない・虫ケラみたいな人間のように感じていたのだと思います。
実際に相手の人が何を考えているかは分かりませんが、少なくとも自分で自分のことを虫ケラのように思うことだけはやめておきたいと思います。
相手の人が私に対してどう思うか、どう対応するかは、相手の人の問題です。それに対して私が改善できる点は改善したいと思いますが、少なくとも私が罪悪感をもつことは二人にとってよくないことなのでしょう。どれだけ相手の人が私にイライラしていても。
私はよく他人にイライラされる方で、まぁ私にも原因はあるのでしょうけど、そのことに罪悪感はもたないほうがいいし、第一罪悪感をもっていても自分を変えることはできないでしょう。
相手が怒るのは相手の問題、と開き直るのも正しい態度だとは思いません。でも、相手の人が怒ることの原因が私にあっても、私自身が私のことを罪深い人間だと思ったり、虫ケラのような人間だと思っても、問題は解決しないのだと思います。
その人と私との関係がうまくいくかどうかは分かりませんが、相手が私にどういう態度を取っても、私が自分を悪い人間だと思うことはやめたいと思います。
「何事も個人的に受け取らない」とは、そういうことのように思います。
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