joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

ドイツに行きたい

2005年02月25日 | スポーツ
昨日は知り合いの人の就職お祝いで、神戸の三ノ宮で一緒に食事をしました。行ったお店は「チーズ料理」のお店。てっきり日本の食卓ではあまり並ばないヨーロッパのチーズが出てくるのかと思っていたら、単に日本の家庭料理みたいなものにチーズを使ってあるという感じのものでした。

知り合いの人は「おいしくなかった」と言っていた。僕は、まあ嫌じゃなかったけど、「ぜひもう一度」とも思わなかったかな。

面白かったのが、とても狭いところにテーブルが並べてあったこと。カウンターがあって、その前にある廊下みたいなところを無理やり区切ってテーブルを置いて、二人が差し向かいで小さなお膳で食べるようになっていた。

料理店みたいなものは新陳代謝が激しい分、少ない資金でお店を出す人も多いのかな。チェーン店の居酒屋とかよりは、「手作りのお店」という感じがした。「チーズ料理」ということで若い女の人が多かったけど、これからどうなるのだろう。

話の内容は、その人の就職先の職場の話やサッカーのこと。日本代表の話をしていたら、「今の日本代表は左右のサイドがショボい」とその人は力説していました。

たしかに、僕も、サントスや加地がボールをもっていてもワクワクしない。特別突破力があるようにも見えないし、クロス・ボールの精度がいいわけでもない(ように見える)。彼らのいいところを専門家の人が一度検証してくれるといいのだけど。

「日本はサッカーのレベルが上がった」といわれている。それは本当だと思うけど、でも世界の一流国までは大きな差があることが、去年のオリンピックやドイツ戦で思い知らされた。

今の日本は、中盤のタレントでは天才的な選手が続出した時代で、こんな時代は、後から振り返ればもう来ないのかもしれない。にもかかわらず世界とはまだまだ大きな差があるという事実。

中田だって、来年のワールドカップ時では29歳。もうそんなに時が早くたってしまった。

レベルが上がったといっても、今でも日本は、ユースレベルではしょっちゅう韓国に負けている。つまり、アジアの王者として圧倒的に君臨しているわけでもない。なんだか、小野や稲本の世代がワールドユースのときに活躍したことで、大きな幻想を抱いたのかな。

もちろん、98年のときよりもレベルは上がっているとは思うのだけど、それは僕(たち)が思っているほどすごくなったわけではないのかな。


でも、普段から球場に足を運んでいるファンにとっては、そんなことは些細なことに過ぎないのでしょう。強いから応援して、そうじゃないから目をそむけるというのは、おそらく違うのだ。たとえ進歩が遅々としていたり、停滞があっても、そのプロセスを見つめ続けるのがサポーターなのだ。

それはサッカーには限られない話に違いない。


涼風