joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

こんなんだったと思う

2005年02月21日 | reflexion
なぜ人は頑張るのだろう? と考えてみる。どんなに頑張っても、その人が死ねば誰もその人のことを覚えていない。

定年退職した人のことに社員は関心がない(とよく言われている)。

10年前にドラマで主演していた人のほとんどが、連続ドラマで主演をしていない。あるいは出ていない。

何十冊本を書いて多少有名になろうとも、死後も読まれ続けるのはほとんど無理です。

どんなに他人の注目を集めようと思っても、無理です。あなたのことに関心をもっている人などいません。もし関心をもっている人がいたら、それはその人にとってあなたが利益の道具になるからです。

万が一、死後にあなたに関心をもつ人が現れても、すでにあなたはいないので、あなたには関係がないことです。

なのになぜ頑張るのでしょうか。


「百年たったらだれもいない。わたしも、あなたも、あの人も」(江国香織著『すみれの花の砂糖づけ』


涼風