joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

目が明るくなる

2004年09月01日 | reflexion
苦しいということは、ひとつ自分の視野を広げることに戸惑っているときです。

会社の課長になれないのはつらい。あいつは上司から優遇されているのに。
でも、会社で働くことは、今目の前に取り組むべき仕事があると言うことです。人とかかわるのであれば、他人に尽くすことができます。

なかなか結婚できないのは苦しい、親やまわりの目もあるし。
でも、仕事をもってお金を稼いでいること自体、自分を高めるチャンスをいくらでももっていることです。

大学に行けないのはつらい。まわりの友達は学生になって遊んでいるのに。
でも、日本には通信制の大学が沢山あるけど、まずしくてそれどころではない国の若者は山ほどいます。

仕事がなくてつらい。自分にまったく価値がないみたいだ。
でも、それは、仕事がないのではなく、自分の視野を広げるきっかけがなかっただけかもしれない。

苦しさは状況からではなく、自分の視野の狭さから来ます。

にくしみを手放す

2004年09月01日 | reflexion
親と、または他人と完全に和解するということはないのかもしれません。どちらも、自分の正しさと怒りをどこかで手放さないでしょう。

しかし時によっては、大切なのは完全に理解するのではなく、相手の「過ち」をゆるすことかもしれません。

「ゆるす」とはどういうことでしょうか。それは一種の傲慢さかもしれません。ただ同時に、「ゆるす」とは、すべての状態を受け入れて、こだわりを手放すことでもあるように思います。

「相手が間違っている」という想いを手放すことができなくても、相手を憎む想いは手放せるかもしれません。