なんでこうも韓国ドラマは面白いんだろ。
もちろん、中には期待外れのドラマもないではないけど、観ていてほぼ期待通りの面白さに終始していて、駄作ということがほとんどない。
さすがだと思う。
とにかく、脚本が練りに練り込んでいて、最初に提示された伏線は必ず最後で回収される。それも完璧なくらいにジグソーパズルがピッタリとハマるのだから恐れ入る。
今回観た「ネットフリックス」の「グリーンマザーズクラブ」も期待通りの面白さだった。一気見した。
物語は、ママ友たちのマウンティングや壮絶なお受験戦争をシビアに描いてゆくのだけれど、そこに定番の殺人事件?らしき出来事が絡まって、物語は怒涛の展開をみせることになる。
いやあ、全16話、途中で止まらなくなってしまうのだ。
同じ韓国ドラマの「スカイ・キャッスル」が好きな人ならこのドラマも絶対気に入るはずだ。
ただ、タイトルバックに流れるBGMも含め、アメリカの傑作TVドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」にかなり似ている。というか、酷似している。この辺りは気になるところだろう。
本家の「ビッグ・リトル・ライズ」もメチャクチャ面白かった。
アカデミー賞受賞女優ニコール・キッドマンとリース・ウィザースプーンが主演したTVドラマで、ゴールデン・グローブ賞4冠、エミー賞8冠と各賞を総なめにした。
さらにシーズン2ではこれまたアカデミー賞常連受賞女優のメリル・ストリープまでがニコール・キッドマンの義理の母親役で素晴らしい演技をみせていて、カリフォルニアの高級住宅街を舞台に、ママ友たちの裏の顔や仮面の結婚生活を赤裸々に描いたミステリーだった。
それにしても、翻って日本のテレビドラマ・・・劣化が酷過ぎる。