淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

はやくこの街から辛い「真冬日」消えてくれ! 家に帰って、ジョン・レノン生誕80周年記念、ニューベストアルバムBOX「ギミ・サム・トゥルース」を聴く。

2021年02月26日 | Weblog
 もう雪は飽き飽きだ。
 降ったかと思えば融け、溶けたかと思えば激しく降る。ほんと、何度も繰り返すけど、こんな大変な冬も久しぶりだ。「さあ、春が来るぞ」と意気込んだら、またまた寒波が街を襲い、大雪をこの街にもたらしてゆく。心底、嫌になった。

 今朝方も相変わらず冷え込んでいて、出勤しようと外に出たらもう10センチほどの雪が積もっていた。
 もちろん、雪は片づけずにそのままにしておいた。面倒くさい(それでも、近所の何件かの家では自宅前を丁寧に片づけていたけれど)。

 出勤途中の車中で一件電話を取り、いつものように8時には大学へと到着。
 「研究室」に入ってポットの湯でまずは珈琲を一杯飲み、たくさん届いているメールをチェックして、返信する。
 午前も午後も会議に打ち合わせに書類の作成に追われ、夕方5時過ぎに仕事場を出る。

 週間天気予報では、これから先すべてプラスの気温で、晴れのマークも何日かあった。そして来週の月曜日からは遂に3月突入だ。
 長かった冬がやっと終わるんだ・・・なんて思っていたら、完全に読みが甘かった。

 帰り道、いきなりの猛吹雪!
 ホワイトアウトで前が見えないっ! 激しい雪が降っている。
 うんざりした。まだ、降るのかよ。雪っ! いつになったら終わるんだ!

 家に帰って夕方のニュースを観ながら夕食を摂る。
 夕食を食べ終え、「ロカボナッツ」を頬張りながら、食後の珈琲を一杯。そして、音楽を聴く。
 去年の暮れに買った、ジョン・レノンのベスト・アルバム「ギミ・サム・トゥルース」だ。ジョン・レノン生誕80周年を記念してリリースされたCD2枚組、124ページの豪華ブックレットが付いている。

 リミックスされた36曲。息子のショーン・レノンがオノ・ヨーコとともに今回プロデュースに参加していて、アルバム・ジャケットのアートワークは、デヴィッド・ボウイを手掛けたジョナサン・バーンブルック。なかなかイカしたアルバム・ジャケットだ。

 もし今もジョン・レノンがこの世に生きていたら、この混乱しまくっている世界をどんな歌にして託すんだろう?
 政治的な発言も多かったジョン・レノンだから、トランプ政権に対してもかなり辛らつに批判するんだろうな。そう思う。

 「ビートルズ」時代を経て、彼は「ジョンの魂」(1970年)を皮切りに、「イマジン」(1971年)、「サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ」(1972年)、「マインド・ゲームス(ヌートピア宣言)」(1973年)、「心の壁、愛の橋」(1974年)、「ロックン・ロール」(1975年)、「ダブル・ファンタジー」(1980年)、そして彼の死後1984年に発表された「ミルク・アンド・ハニー」と、ポールのように多作とは呼べないけれど高い評価を受けるアルバムをジョン・レノンは送り出してきた。

 個人的に好きなのは、というかリアルタイムでよく聴いていたのは、「マインド・ゲームス」と「心の壁、愛の橋」あたりだろうか。
 最近では「ジョンの魂」と「イマジン」を引っ張り出しては車の中で聴いている。

 ベストアルバムBOX「ギミ・サム・トゥルース」にも、ヨーコに捧げた「オー・ヨーコ」とか「愛するヨーコ」なんかのラブ・ソングが何曲か入っているけど、僕はアルバム2枚目に収められている「夢の夢」や「ウーマン」のような甘めのメロウな曲がたまらなく好きだ。
 確かにジョンの声質って、ハイテンションな激しいロックン・ロールに合っているのかもしれないけど、こういうスイートでときめく様なミディアム・テンポのメロディにもよく合っている気がする。

 ジョンのアルバムを聴くと、今度はジョージのアルバムが聴きたくなり、そこから今度はポールへと移ってゆく。
 さすが、ビートルズ。何度聴いても飽きがこない。

 それにしても・・・まったく、この雪にはうんざりする。
 早くやんでくれ!







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