おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

さくら、さくら

2019-04-09 23:17:17 | 日々のつれづれ
仕事ももちろんあるんやけど、この時期は、そわそわします。
早く、桜の花が散ってしまわないうちに、桜を撮りにどっかいかなくては~(苦笑)

なので、ダンナを誘って、地元の桜の名所へ出かけました。
昨年は行ってないけど、毎年のように桜を見にいってますね。
野洲川沿いにある、笠原桜公園。



ネット情報では、5日で五分咲き。
8日は、ほぼ、満開でしたね~



平日やし、学校も始まったので少ないかな・・と思ったけど、
けっこう、たくさんの人が花見に来てましたよ。



野洲川河川敷に沿って植えられているソメイヨシノ、約400本。



この向こうに琵琶湖があります。





少し雲があるけど、青空が広がります。





アップを撮ろうと思うと、風で揺れたりしてなかなか撮れず。
難しいですね~ いちおう、ミラーレスの一眼レフ。
・・・でも、知識とウデがついていってないんで・・・



このあたりは、かつて川が二股に分かれていて、
大雨が降ると洪水があったところ。
水害の記念碑が立っています。
大正2年に堤が決壊したときに建てられたようです。



野洲川、琵琶湖方面。
昭和28年の台風によって決壊し大洪水が起こったことを契機に、
野洲川を1本の川にする改修計画が立てられ、
昭和46年から改修工事が開始され、昭和54年に現在の川になりました。

旧河川敷はあらたな農地になったりしていますが、
集落の移転や、豊かな田んぼが川になるなど、
地域の人たちの悲喜こもごもの思いがあったようです。

この日は、河川敷の木立からウグイスのさわやかな鳴き声がしてました。

のどかやなぁ~



いよいよ、春ですよ~

2019-04-05 23:53:59 | 日々のつれづれ
坐骨神経痛で休職中のダンナ、体重が増えてきたからと、
最近、毎日、40分ぐらい散歩にでかけます。

さすがに家にいると体重が増えてきたらしく、
これはヤバいと、歩き始めたのですが、
最初は、ついつい頑張って1時間ほど歩いたんですが、
整形外科で、先生に、「頑張りすぎ」と言われたらしい。
痛みがあるうちは、その半分で良いと。

なので、ゆっくり、ぶらっと歩いているようです。
けっこう、各方面に歩いてるみたい。

「あそこの人が引っ越ししてた」

「今日は小学生の登校日らしい」(離任式の日)

そして、ここ2、3日は・・・

「そこの桜がだいぶん咲いてたで」

ご近所の情報通?になったようです~



ご近所のサクラ~



木によって違うけど、3分~5分先ぐらいかな。

ところで先日、「中高年の引きこもりが61万人」と内閣府が発表しましたね。
・・・対象の中高年=40~64歳ですが・・
ダンナが、新聞を読みながら言いました。

「オレのことかな? 聞きに来てへんけど」

「健康やのに家から出ない人やん。不健康な人は対象外」

・・不健康って(苦笑)

この記事を読むと、64歳、いわゆるリタイヤするまでの人で、
半年以上、仕事もせず、学校へも行かず、社会参加しないで家にいる人のことらしい。
趣味で、ちょっと家を出るぐらいでは、あかんらしい。
なので、専業主婦、家事手伝いも含まれるとか。
半年間、家族以外の人とほぼ会話してないとわかる人は、
引きこもりと認定されるようです。

かつて、引きこもりは青少年の問題やったけどね。

発表によると、子どもの時に引きこもり、そのまま、
大人になっても引きこもっている人も2割ぐらいいるらしい。

今回の調査の背景には、「8050(はちまるごうまる)問題」があるようです。
引きこもりが長期化すると親も高齢となり、収入が途絶えたり、
病気や介護がのしかかったりして、一家が孤立、困窮するケースがあるとか。
このことから、「80代の親と50代の子」を意味する「8050問題」
と言われるようになり、家族や支援団体から早急に実態を把握するよう要望があったらしい。

なんだかねぇ・・

子どもが引きこもるか否か、たまたまわが家ではなかったけど、
なにかのタイミングで、そうなってたかも知れないし。
同級生の息子さん(娘と同じ年やけど)、引きこもってるし。
まさに、8050の家族も知ってます・・・

親が介護状態になったり、亡くなったりしたら、
彼らはどうするんかしら・・・

このまま引きこもることはないと思うけど、
ダンナには早く社会復帰してもらわないとね~




「黄色い叫び」

2019-04-03 20:12:14 | 演劇・舞台
車のスモールライトが片方点かなくなり、車やさんへ。
(ヘッドライトはちゃんと点いてる!)
車検とか、いつもお世話になってる車やさん、
ポーンとヘッドをひとたたき、
そしたら、パッと点きますやん!

え~っ、それでええのん?

車も古くなると接触も悪くなるんですかね。
・・・人間も同じかしら・・・

なので、忘れないうちに?
先日、中之島の大阪中央公会堂で観てきた舞台の感想を少し。



トム・プロジェクト「黄色い叫び」

大正時代の建物にはまったく関係のないお話でした。
作・演出は劇団トラッシュマスターズを主宰する、中津留章仁さん。

初演は、2011年の4月。
上演前の執筆中に東日本大震災が起こり、
上演するかどうかを苦慮した末に、脚本を書き換えて、
「災害」をテーマにした、新たな物語を作ったとか。
それをリメイクして、今回の上演となったそうです。

舞台はとある地方の公民館の2階、机がLの字にならび、
台風が近づく中、団員たちが集まってくる。

地元の祭について会議が行われる。
外は大雨、台風が近づていることから、
災害対策の話に発展、自然災害と人災、
都市と過疎地の問題が浮き彫りになって会議は紛糾する。

「去年の台風で死んだ人のためにも祭りはやるべきだ」
「それより、災害対策は今のままでいいのか?」
「対策をするにも国からおりるお金じゃ足りない」
「なぜ地方は切り捨てられるのか?」などなど・・

前半はこのように、公民館で討論しているシーンが続き、
動きは少ないので、ちょっと退屈に・・・

でも、後半、一気に動きます。

会議が終わって解散したのもつかの間、
付近で土砂崩れが発生、公民館は孤立状態になります。
そして、土砂に巻き込まれた団員の二人が運び込まれてきます。

停電し、応急の照明の中で、救護をする「ひろみ」と「万里」。
「ひろみ」は、看護師をしているみたい。
「万里」は、公民館に間借りする無職の青年。
台風の二次的災害で両親を亡くし、東日本大震災では
災害復興支援のボランティア活動もしていたらしい。
「ひろみ」は「万里」に好意を持ってるようで、
お惣菜を「万里」に、いつも持ってきている。

運び込まれた一人「てつ」さんがソファに寝かされ、
死ぬ前にひろみちゃんが好きだから抱いて欲しいと言い、
「ひろみ」が、いいよ、と言ってハグする。
死への恐怖からさらに「ひろみ」に迫る「てつ」さん。
「ひろみ」は、「てつ」をハグしながら、
近づいてきた「万里」に思い切り手を伸ばし・・・
「万里」とキスをする・・・

う~ん、なんだ、この展開は??

会議で散々討論をしていた自然災害が現実のものとなり、
青年たちの、あからさまな心情が吐露しているのかな。

救急隊員が、「てつ」さんと、
もっと重症と思われる「岡島」先生(小学校の先生らしい)を
運び出していったあと、団長が戻ってくる。

団長は、常に怒鳴り声をあげてるイメージ。
どうやら、中学生の娘のことで悩んでいるらしい。
13歳の娘に彼氏がいて、大人の行為?をしているらしい。

どういう悩みや~~

「もう、生きているだけでいいよ」

携帯電話で、娘にそう叫んでました。
「男」がいようと、なにをしようと、生きてくれたらそれでいい。
災害を目の当たりにしたら、そう思えるのかな。

舞台のセットに動きはないけれど、
外にいる人の声や、救急ヘリが来た様子、
台風一過で、夜が明けて、
朝日が差し込む様子が、下手に向かって開けた窓の、
照明であらわされるところが、リアルでしたね。

災害が現実のものとなり、「生きていること」の大切さと、
「災害が起こった時に、自分たちにできることは何か」など、
改めて考えさせられる。災害は他人ごとではないんやから。

スナックのママ役で、斎藤とも子さんが出てるんやけど、
大雨で公民館に避難してきて、せっかくだから?
青年団の会議を確かめてやる、というような感じで会議に出席。
「ひろみ」の「万里」への好意にも気づいていますが、
応援する風でもないような・・・
この物語でどういう立ち位置なのかなって思ってけど、
最後に、言うんですね。

「ろうそくの火って、なぜ黄色いか知ってる?
 不完全燃焼してるからだって。
 完全燃焼したら、ガスの火みたいに青くなるんだって」

この物語のタイトルは、ここから来たようですね。
不完全燃焼してる青年たちの、叫び、ってことかな。

中津留さん曰く「震災に対する思いが詰まった特別な作品」。
震災から8年。今回、東京公演もありましたが
大阪でこういう作品を観ると、阪神淡路大震災を思い出しますね。

観劇の前に、淀屋橋駅近くでランチ。
おしゃれなところもいっぱいあるし、
中央公会堂の地下レストランにもそそられましたが、
おのぼりさんなので、迷ってるうちに時間が過ぎそうなので、
地下鉄を下りてすぐの、「うおまん」さんへ。



お昼の日替わり定食、980円。



揚げだし豆腐の麻婆風、そぼろあんかけ、ですね。
おいしくいただきました~
ビルの地下にあるんですが、小ぎれいなとこです。
ビジネス街やし、平日なのでサラリーマン風の人が多かったですね。
すぐ隣がインデアンカレー、サラリーマンが並んでました~。


うめだ文楽

2019-04-02 23:17:47 | 演劇・舞台
連日、「令和」で盛り上がってますね。
検証しているのと、全国の「令和」さんとか、
没になった元号がナニかとか、誰が選んだとか、
国書から選んだけど、万葉集の元は漢籍やとか、
「令和」って、平和を命令してるみたいで上から目線だとか、
きれいやけどクールやとか、アベさんが単に隣国が嫌いやからや、とか
いろんな意見とかがあふれてますね~

しばらくはこの話題ばっかりなんやろうな・・・

さて、週末は多忙でした。
この時期に必ず公演される「うめだ文楽」に行ってきました。

いつも一緒に落語会へ行く後輩が観たことないって言ってたので、
じゃぁと誘ったのですが、前日に体調不良で降板~
ピンチヒッターは姉(いつものパターン~)
・・なので、終演後はランチを食べて、大丸でお買い物・・・(苦笑)



会場はグランフロント大阪。
北館にあるナレッジシアターです。



JR大阪駅からグランフロントへ向かう通路から、
桜の花が咲いているのが見えました。
でも、お天気がイマイチ・・・このあと雨になりましたよ(涙)



うめだ文楽は、2015年に初開催。
「大阪が世界に誇る伝統芸能・文楽の魅力をより多くの人に知ってもらいたい」と、
大阪の放送局とナレッジキャピタルがひとつになって開催しています。

浄瑠璃を語る太夫と三味線、人形遣い、それぞれの若手技芸員の皆さんが出演。
5周年となる今年は「二人三番叟」と「義経千本桜~道行初音の旅~」
この2演目を上演しました。

そして、毎回、楽しいゲストとのトークショーがあります。
今年のラインアップも、演奏家の東儀秀樹さん、作家の三浦しをんさん、
落語家の桂南光さん、演出家の上田誠さんらが、日替わりで出演。

私が観た回は、作家の三浦しおんさん。
テレビ大阪のアナウンサーさんが進行役で、
白い狐を抱いて登場した人形遣いの吉田玉勢(たませ)さん、
・・・生きてるかのように動く白狐に、会場がうわ~となりました!
三味線の鶴澤寛太郎さんのお二人がトークショーに登壇しました。
・・・寛太郎さんは、師匠である人間国宝の祖父寛治さんを昨秋亡くしたそうです。
まだ30歳を過ぎたばかりやけど、昨年、「咲くやこの花賞」を受賞。
大阪の文化を担う、若手芸術家に大阪市から贈られる賞です。

文楽は、太夫、三味線、人形遣いの「三業(さんぎょう)」
で成り立つ三位一体の演芸です。
大阪で成立し、大阪を本拠地とする人形浄瑠璃の系譜。
国の重要無形文化財であり、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されています。

玉勢さん、寛太郎さん、それぞれの稽古風景などを、
VTRで紹介されました。

寛太郎さんは、亡き師匠に稽古つけてもらっているところです。

アナウンサーさんが聞きます。

「師匠はおだやかですが、テレビ仕様ですか? 普段はもっと・・」

「いえ、いつもと同じでおだやかですね。でも、昔は厳しくて、
 テレビが入ったりすると、かえって怖くなりましたね」

「サービスで怖くなるんですか?(笑)」

人形遣いは主遣い(おもづかい)が首(かしら)と右手、
左遣いが左手、足遣いが脚を操作します。
まず足から始めて、主遣いになるには何十年も修行するようです。

玉勢さんは10年も、足をされてたそうです。

「飽きませんか?」 ← 失礼な質問ですよね(笑)

「飽きます」 ← 正直な玉勢さん、46歳とかおっしゃてたかな。

それでも、足をやって他の動きを覚えていくのやそうです。
上演する演目の配役が決まってから、3人で合わせて練習するのは、
上演の前に、2日ほどしかない・・とかおっしゃってました。
あとは、ひとりでイメージトレーニング、だそうです。
人形も国のものやから本番しか使えないらしいので。

へぇ~、そうして体得していくんやから、すごいですね。

アナウンサーさんが三浦さんに聞いてました。

「三浦さんは、なぜ、文楽がお好きなんですか?」

「イケメン好きだからです」

「なるほど・・・文楽の若手はどういうイメージですか?」

「エグザイル、ですね~ 」

「エグザイル?」

「歌って踊れるイケメンがいっぱいいるじゃないですか。
 文楽も、浄瑠璃、三味線、人形遣いに、イケメンがいっぱいいて」

若いイケメンが好き・・女子はみんなそうですよね~

演目の見どころは、アニメーションで紹介されます。
「義経千本桜~道行初音の旅~」では、
義経は登場しませんけど、白狐が化けた家来の佐藤忠信と、
静御前が旅をするお話ですけど、静の投げた扇を、
忠信が受け取るという演出が見どころ。
3人遣いの人形で、それをやるんですから、見事ですよ!
山なりに投げられるんやなくて、けっこうストレートでした~

帰りに、お土産が~



神宗さんの昆布の佃煮。
スポンサーさんなんでしょうね。

後輩も観たかったと思うので、また来年~


追伸・・・
gooブログの編集画面が変わって、ちょっと面喰いますね。
テンプレートを変更したら、ツイッター「うずらのつぶやき」が消えてましたね。
すいません。ちゃんと確認できていませんでした。
いろんな情報をリツィートしたりしてますが、
リアルタイムにつぶやいたりしてます。
なので、炎上しないようにしないと~

令和、ですって!

2019-04-01 23:34:45 | 日々のつれづれ
決まりましたね!

「令和」 おぉっ、パソコンで一発変換できた!

万葉集から選んだというのを聞いて、うれしく思いましたね。
日本最古の国書で、天皇から防人、庶民の歌まで収められているとか。
編纂は大伴家持の父、大伴旅人。

その、梅の花の歌の序文にある文章から選んだとか。
天平時代は、花見と言えば梅の時代、花見で詠んだ歌32首の序文が、
漢文調で書かれているらしい。

「春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」

解説はあちこちで書かれてますね。

「春の初めの良い月にさわやかな風が柔らかく吹いている
その中で梅の花が 美しい女性が鏡の前で おしろいをつけているかのように
白く美しく咲き 宴席は高貴な人が身につける香り袋の香りのように薫っている」

大伴旅人さん、豊かに表現してますね。
令月は良い月、という意味なんですね。

それにしても、アベさんが会見で言うてたことにびっくりです。

「人が美しく寄り添い、文化が生まれ育つの意味が込められている」

なんか意外な気がしましたね。
アベノミクスが失敗だと思ったのかどうか。

平成が、内外、天地とも平和となるよう願いを込められたように、
バブル後の経済低迷や災害が多かった日本を良くしようと思うと、
もっと、ベタな元号になるんかなぁと思ってましたね。

令和・・・なんとも上品な、そんな印象ですね。
ちょっと、昭和の香りもする? 和が入ってるから。

元号は天皇の代が替わった時以外にも、
天災や飢きんなどが起こったときに代えたりしてました。
時の権力と結びつくような漢字を使うこともあったとか。

なので?「安」を使うと予想した人も多かったですね~
安久とか、安永とか・・・
いくらアベさんでも、それはなかったですね(苦笑)

元号発表、でも、来月からですからね。
まだ1か月は、平成ですよ~

しばし、元号関連のニュースが続きそうですね。



元号とは、まったく関係のない「まろ」です。
先週、洗ってもらったので、ちょっと白くなったかな?