ツイッターの、「新明解国語辞典bot」をフォローしてます。
ドラマ『相棒』のヒマ課長で知られる山西さんもフォローしてるんやけど、
時々、その「新明解」のことをつぶやいてはって、それが、面白かったんですね。
長女にその話をしたら、「新明解がユニークなんは有名やで」とのこと。
なので、長女の部屋の棚にあった、「新明解国語辞典第4版」を、
出してきました~ 長女が中学入学の時に買った辞書です。
「新明解国語辞典」の主幹編者は、山田忠雄さん。
私が中学生の時に買ったのが、「明解国語辞典」の再版で、
金田一京助という国語学者が編纂したという有名な辞書ですね。
山田さんは、この金田一京助さんのお弟子にあたるようです。
例えば、どんな語釈があるかというと・・・
れんあい【恋愛】特定の異性に特別の愛情を抱いて二人だけで一緒にいたい、
出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、
ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて歓喜する)状態。
すごいやんな。「合体したい」やで~(苦笑)
せいかい【政界】〔不合理と金権とが物を言う〕政治家の社会。
不合理と金権、決めつけてますな(笑)
なりものいり【鳴り物入り】前宣伝が度を超して行われたりなどして、
ちょっとどうかと思われる様子。
ちょっとどうか・・って、ちょっとどうなん(笑)
あくさい【悪妻】 第三者から見て「わるいつま」と目される女性。
〔被害者たる当の夫は案外、気にしないことが多い〕
夫は、案外気にしてない・・・(笑)
ごうきゅう【号泣】(普段は泣かない大の男が)
天にも届けとばかりに悲しみ泣くこと。
天にも届けって泣く・・めっちゃかわいい「大の男」です(笑)
かなり、山田先生の主観で書かれてるような気がするけど、
第4版より先に出た、第3版は、もっと個性的らしいよ。
というのも、「新明解」に興味を持って調べたりしてたら、
NHKのBSプレミアムで、その答えになるような番組をやってたんです。
『ケンボー先生と山田先生~辞書に人生を捧げた二人の男~』
独特の語釈と用例で多くのファンを持つ「新明解国語辞典」。
その誕生の裏に驚くべきドラマが!
辞書界の革命児・山田忠雄が「新明解」を生み出す背景には
一人の男との決別があった。
その男こそ「三省堂国語辞典」を生んだ戦後辞書界の巨人・見坊豪紀。
協力し理想の辞書作りを追求していた二人。
しかし、ある日を境に全く異なる二つの辞書を生み出し、改訂作業を続けた。
辞書に人生を捧げた二人の男の情熱と相克の物語を描き出す。
(NHKネットクラブ 番組詳細より)
いや~、面白かったです。
同じ三省堂から出てる「新明解」と「三国」の影に、
そんな学者さんのドラマがあったんや~って思ったのと同時に、
「新明解」の辞書が人気なのも、よ~くわかりました。
語釈だけでなく、例文も、ユニークなんです~
見坊先生の言葉の収集もすごいです。145万例もあるとか。
三省堂に今もその「見坊カート」が保管されてるけど、
その収集に熱中しずぎて、「明解国語辞典」の改訂版を出すのが遅れ、
結果、山田先生が主幹となった、「新明解」が生まれるんですね。
見坊先生は、語彙の収集をもとに、小学生も使えるようにと
「三省堂国語辞典」をつくります。
こちらは、時代に沿った外来語など、新しい言葉がたくさん入ってます。
ドキュメンタリーやけど、また、時間のあるときに見直してみよう。
日本語って、楽しいよね。
ドラマ『相棒』のヒマ課長で知られる山西さんもフォローしてるんやけど、
時々、その「新明解」のことをつぶやいてはって、それが、面白かったんですね。
長女にその話をしたら、「新明解がユニークなんは有名やで」とのこと。
なので、長女の部屋の棚にあった、「新明解国語辞典第4版」を、
出してきました~ 長女が中学入学の時に買った辞書です。
「新明解国語辞典」の主幹編者は、山田忠雄さん。
私が中学生の時に買ったのが、「明解国語辞典」の再版で、
金田一京助という国語学者が編纂したという有名な辞書ですね。
山田さんは、この金田一京助さんのお弟子にあたるようです。
例えば、どんな語釈があるかというと・・・
れんあい【恋愛】特定の異性に特別の愛情を抱いて二人だけで一緒にいたい、
出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、
ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて歓喜する)状態。
すごいやんな。「合体したい」やで~(苦笑)
せいかい【政界】〔不合理と金権とが物を言う〕政治家の社会。
不合理と金権、決めつけてますな(笑)
なりものいり【鳴り物入り】前宣伝が度を超して行われたりなどして、
ちょっとどうかと思われる様子。
ちょっとどうか・・って、ちょっとどうなん(笑)
あくさい【悪妻】 第三者から見て「わるいつま」と目される女性。
〔被害者たる当の夫は案外、気にしないことが多い〕
夫は、案外気にしてない・・・(笑)
ごうきゅう【号泣】(普段は泣かない大の男が)
天にも届けとばかりに悲しみ泣くこと。
天にも届けって泣く・・めっちゃかわいい「大の男」です(笑)
かなり、山田先生の主観で書かれてるような気がするけど、
第4版より先に出た、第3版は、もっと個性的らしいよ。
というのも、「新明解」に興味を持って調べたりしてたら、
NHKのBSプレミアムで、その答えになるような番組をやってたんです。
『ケンボー先生と山田先生~辞書に人生を捧げた二人の男~』
独特の語釈と用例で多くのファンを持つ「新明解国語辞典」。
その誕生の裏に驚くべきドラマが!
辞書界の革命児・山田忠雄が「新明解」を生み出す背景には
一人の男との決別があった。
その男こそ「三省堂国語辞典」を生んだ戦後辞書界の巨人・見坊豪紀。
協力し理想の辞書作りを追求していた二人。
しかし、ある日を境に全く異なる二つの辞書を生み出し、改訂作業を続けた。
辞書に人生を捧げた二人の男の情熱と相克の物語を描き出す。
(NHKネットクラブ 番組詳細より)
いや~、面白かったです。
同じ三省堂から出てる「新明解」と「三国」の影に、
そんな学者さんのドラマがあったんや~って思ったのと同時に、
「新明解」の辞書が人気なのも、よ~くわかりました。
語釈だけでなく、例文も、ユニークなんです~
見坊先生の言葉の収集もすごいです。145万例もあるとか。
三省堂に今もその「見坊カート」が保管されてるけど、
その収集に熱中しずぎて、「明解国語辞典」の改訂版を出すのが遅れ、
結果、山田先生が主幹となった、「新明解」が生まれるんですね。
見坊先生は、語彙の収集をもとに、小学生も使えるようにと
「三省堂国語辞典」をつくります。
こちらは、時代に沿った外来語など、新しい言葉がたくさん入ってます。
ドキュメンタリーやけど、また、時間のあるときに見直してみよう。
日本語って、楽しいよね。
ということは、女性は、しくしく泣くことや、泣きじゃくることはあっても、
天にも届け、とは泣いてないんですね。
なんか、わかるような気もします(笑)
なるほど、私小説なんですね!
見坊先生が主幹の、「明解国語辞典」で育った私なので、
人間味たっぷりな語釈と、例題は、めちゃめちゃ新鮮です。
山田先生にとても興味がわいて、何がそうさせたん?
なんて思いましたね。
ちょうどそのタイミングで、ドキュメンタリーが放映されたので、
ちょっとビックリしてしまいました。
今、めちゃめちゃ、第3版が見たいです(笑)