おかんのネタ帳

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琵琶湖の日

2005-07-12 23:58:55 | 湖国日記
7月1日が「琵琶湖の日」っていうのをご存知ですか? 前に、転居して来た人に言われました。「滋賀県てすごいね。県民全員が地域の掃除をする日があるんやから」って。「えっ? どこでもあるんやないの? 町内のみぞ掃除とか、当たり前なんちゃうん?」って言うと、「県民が一斉にする日が決まってるのがすごい」らしい。確かに、7月は、1日の「琵琶湖の日」にちなんで、県内の各地で河川掃除がありますね。同じ日ではないけど、7月の日曜日は、必ずどこかがやってます。先週の日曜日は隣の町内がやってましたし、ウチの町内は24日ですね。
環境先進県といわれる滋賀県ですが、真ん中に大きな水たまり「琵琶湖」を抱えることから、「水の浄化」に関する意識が高いのかもわかりません。ゴミの分別収集も、早い時期から行われてました。市や町によって分別の仕方は異なるけど、転居してきた人は、分別収集に慣れるまで難儀してはりますね。
県立大学には滋賀県らしい「環境学部」というのがあるのですが、仕事で何度か、環境学部の学生さんと出会うことがあります。県外から来た学生さんに、勉強に取り組みやすい環境やと言われ、ちょこっとうれしくなりましたね。
環境に関するNPOも県内にはたくさんありますし、県内の企業でも、意識して取り組んでいるところがあります。水を汚す原因は窒素やリンなどを含む生活排水と言われてますが、合成洗剤追放運動をした滋賀県の主婦の力が、メーカーに無リン合成洗剤を作らせました。もちろん、それを裏付ける水質検査に取り組んだ地元企業もありました。
一時に比べて、最近は、琵琶湖の水質も少しはキレイになったと言われます。水を浄化するものの一つとして「よし」の保全条例があるのも滋賀県らしいですね。
大手メーカーの工場誘致や住宅建築の増加もあって、他府県からの流入が多く、新設大学や京都の大学の移転もあって、若者人口の増加率も高くなっている滋賀県です。東海道ができる以前から、交通の便の良いところでした。縁あって滋賀県に住んでますが、暮らしやすいところやと、つくづく思いますね~
画像は沖島。淡水湖の島としては、日本で唯一の人が暮らす島。昨夜の番組「くいず紳助kぅん!」で紹介されてましたね。

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