おかんのネタ帳

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人類の進歩と調和!

2005-07-11 23:55:15 | 旅の想い出
そう、あれは35年も前のことやってんねぇ。そう、万博。「こんにちは~こんにちは~・・」という、三波春男さんの歌も懐かしい大阪万博ですよ。仕事で、某会社のHPのコラムにも書いたのですが、私らの年代で万博といえば、1970年の大阪万博。先日、愛知万博へ行ってきたけど、「昔、アメリカ館の『月の石』に並びましたね」と同世代のお父さんに言われ、思い出しました。
大阪万博、“人類の進歩と調和”がテーマ。高度経済成長著しい日本を象徴するかのように、183日間で入場者6400万人、日本の人口の半数以上が訪れたと言います。閉幕一週前の土曜日の入場数は、なんと島根県の人口をはるかに超える83万人が入場したとか。
私は、当時中学生で1回しかいけなかったんやけど、高校生やったダンナは3回も行ったらしい。
注目は、アポロ11号が地球に持ち帰った「月の石」、夢の乗り物リニア・モーターカー、岡本太郎デザインの「太陽の塔」、エキスポタワーや個性的な企業パビリオン、そして、エキスポランドに今もあるジェエットコースターダイダラザウルス・・・
愛知万博は、テーマが「自然の叡智」やそうです。「叡智」は、すぐれた知恵という意味。人間をはじめ多くの生き物たちが、いつまでも生きていけるための環境問題を考える万博なのだそうです。バブル期に計画された万博やし、様々な議論があった上で開催されたらしいですね。21世紀初の万博。いろんな意味で、世界初の試みが多いようです。
うだる暑さの中、多くの人がにぎわう会場には、「生ゴミ」「プラスチック類」「ペットボトル」「わりばし」「新聞・雑誌・パンフレット」「燃えるゴミ」「紙コップ・紙パック」「飲み残し水」の9種類に分けられたゴミ箱が並んでました。みんなきちんと分けて捨てていたのが印象的でしたね。
環境先進県といわれる滋賀県。私ら主婦にとっては、おなじみのゴミの分別。極めて「当たり前」のことやけど、他の国に人には、どんな風に見えるやろうね。
「進歩と調和」から「叡智」へ。35年で、日本の国も、人間も、変わったんかな~

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