おかんのネタ帳

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県内最古の発電所

2012-10-06 23:40:54 | 湖国日記


大津市から信楽へ向かう、大戸川沿いにある、関西電力大戸川発電所です。
赤煉瓦の建物が、ちょっとステキでしょ。
滋賀県で現存する最古の発電所らしいです。

水力発電所というと、黒部ダムみたいなでっかいダムを造って、
数百メートルの落差から水を流すというのをイメージするけど、
多くは、こういう小さなものが多いらしいです。



取水用の堤と導入路だけを設ける水路式、というものらしい。
明治・大正時代に造られた発電所は、電力もまださほど必要でなかったし、
こういう水路式が多く建てられたようです。

フェンスがあって立ち入り禁止なんで、フェンス越しに撮ってます(苦笑)
「湖国のモダン建築」 という本によれば、
見学は、関西電力の滋賀支店に申し込めばできるかも、のようです。



建物の下から、勢いよく水が流れてますね。
この水はこのまま、すぐ前の大戸川に流れ込みます。



この辺りは渓流釣りの漁場になってるみたいですね。
・・・・1日3,000円らしい・・・



大戸川にかかる橋があるので、そこを渡ります。

明治44年に完成。
取水口とタービンの間に74mの落差を確保して、
800Kwの発電機を二機設置し、1600Kwの電力がつくれるとか。
もちろん現役。今も同じように発電しているらしい。

ちなみに、黒四発電所は、33万5000Kwを発電してる・・・すごいね。

たとえわずかでも、永源寺発電所の5,000Kwにも及ばなくても、
節電のおり、電力供給に貢献してるねんから、ありがたいですよね~

さて、今宵は大津祭宵宮。
明日は、晴れるらしいから、朝から行きたいな~