夏の間・・・ボンドだらけになりながら、つくったランプシェード。
イメージ通りで嬉しかったなぁ・・・
実は、ぎりぎりまでいろんなことに悩みつつ迷いつつ
あきらめないで、あなどらないと思いつつ・・・
本当に、ぎりぎりまで、試し続けた。
いつものことだけれど、安定した状態にならないまま、
お客様の助けをいただきながら、時間を紡いでいく。
歌や音楽、また、歌舞伎や落語の話芸・・・洗練された完成した芸術。
表現とはそう在らねばならないと思う人も多いのかもしれない。
私は、いつも欠けたまま・・・だ。
大雑把で雑な仕上がりかもしれない・・・
でも、あきらめないで、どうしたらいいのかを考え続けたいんだ。
だから・・・お客様との時間をどう過ごすのか・・・
だから・・・『コンサート』ではなく、『ライブ』なんだ。
そこに空気の揺れや色や温度の変化を生めたら・・・
そんな風に思うんだ・・・そして、それをどうしたらできるのか、考え続けている。
その私の試みに参加してくださるみなさん。
お客様なくしては、私の試みはまったく成立しない。
今回もたくさんの方に集っていただき・・・たくさんの方々と時間を過ごせた。
それは、私を知る人であり、その人につながる方であり、
本当に見守っていただきながら、私の試みを助けていただいている。
感謝・・・しかない。
たぶん、一生に一度くらいかなぁ・・・
こんなに大きな花束を抱えて、終演することができた。
一生に一度の花束に感謝と喜びでいっぱいのまま帰宅。
疲れ切っていたが、上からも撮ってみた。
美しいなぁ・・・あ~モデルの撮影会とかが流行るのってわかるかも。
美しいものは、写真に残したくなる。
時間を切り取りたくなるよなぁ・・・などと思いながら、
日付が変わった午前二時、深い眠りに落ちる。
朝、部屋に運び込んだだけの荷物をほどき始めて・・・ふと気づく。
化粧前を見ていない気がする・・・小屋からの留守電が入っていた。
あらら、また忘れ物してしまった・・・
いつもこうして、何かを忘れてしまう私は、いつもそこに何かの想いを残しているのかもしれない。
日常と非日常のはざまを彷徨いながら。。。なにかを探し続けているのだと・・・そう思う。
ご来場くださった皆様、そして、会場とは違う場所で時間を刻みながら応援してくださった皆様。
ほんとうに、ありがとうございました。
心から・・・ありがとう。。。