CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

秋場所のまとめ・・・しておかなくっちゃ。。。

2016-10-01 08:50:53 | お相撲(スポーツ)のこと
昨日から、LOWになったその『原因』のこと頭が考え続けていて、
これは、ちとまずい。。。状態なので、別のこと考えなくっちゃ、
というわけで・・・お相撲のことまとめることにした。

自分の脳ミソ(つまり精神)の癖というか・・・
ぐるぐるぐるぐる高速回転を始めてしまいそうになった時、
フラットにしてあげることって、とても大事だったりする。

フラットにする方法の一つが大好きなお相撲。

さて、秋場所。

豪栄道の全勝優勝で幕を閉じた。

このとき、私は白鵬ってやっぱりすごい横綱なんだなと思った。
何人もの人が、言っていた。
九州は白鵬が戻って来る。
今回の様にはいきませんよ。
レベルが上がる。

休場明けで横綱がもどる。
横綱として、どれだけ横綱らしい相撲が取れるか・・・と心配されるのではなく
『レベルが上がる』と皆が発言し、また、皆にそう思わせる白鵬・・・
やっぱりすごい横綱である。

稀勢の里は、どうだったのか。
私は勝った相撲も本来の稀勢の里の相撲ではなかったと思っている。
前半戦で星を落としても、皆、稀勢の里が勝つと『綱取り』『綱取り』と言っていたが、
私も応援もしていたし期待もしていたけれど、勝っている相撲もその内容が良くなかった。
星も大事だが、その内容がとても大切で、自分の相撲を取り切れているかどうか。
稀勢の里は、秋場所では、万全の相撲、強い稀勢の里の相撲は、一番もなかったと私は思う。

『綱取り』と言われ続けてきた重圧と『白鵬不在』によるプレッシャー。
稀勢の里、よく頑張った!と私は思っている。
そして、どこか痛めていたかもしれないと思われる相撲っぷりでもあった。
自分の相撲が取れない状態・・・
その原因は、精神にあったかもしれないし、身体にあったかもしれない。
いずれにしても、強い稀勢の里が九州の土俵に立っていることを願うばかりだ。

高安の活躍も目覚ましかったが、最終盤失速した感じがある。
以前の相撲に戻ったというか・・・とにかく今場所は、腰に安定感があり、
たぶん取っている相手は、こんなに重かっただろうかと思うほどだったのではないか。
最終盤は、来場所大関取りの場所になると言われ始めたことが原因なのか、
とにかく、相撲が少しバタバタしてしまった感じだ。
それにしても、強くなった。
九州場所の楽しみが増えた。

遠藤のことも書いておかなくてはならない。
もともと相撲がしっかりした遠藤だから、怪我が快復すれば身体が相撲を覚えている。
あの番付なら、当然の星数だと思っている。
強くなったというより、もどってきたかなという感じだ。
まだ足の状態は万全ではないらしいが、九州場所には足の状態ももっとよくなるだろう。
美しい相撲・・・を見せてくれる数少ない関取だと私は思っている。
四つに組んだ時の腰から背中のラインが白鵬に似ている。
背中がしなるその瞬間の美しさと言ったらない。
怪我を押して出場したそのことを考えると、表情からはうかがえない気の強さがあるのだと思う。
どこまで行くか楽しみだ。

さてと・・・長くなるけれど、貴ノ岩のことも書いておこう。
よぉく頑張った。
強くなった・・・番付が上がって・・・跳ね返された感じもある。
それは、当然と言えば当然。
そんな中、楽しいです。うれしいです。とのコメントが多かった。
そうだ、それでいい。
大好きな相撲を楽しんで、もっともっと稽古して、三役昇進を!

阿武松部屋の成績は・・・
阿夢露・・・自分の相撲がなかなか取れない苦しい場所であったが、よく頑張った。
阿武咲・・・十両優勝は逃してしまったが、今場所の経験は今後の相撲につながると思う。
幕下は・・・BSで何回か見ることはできたが、番付がBSにも登場しない状態で・・・寂しい場所だった。
休場した慶天海のことがとても心配だったが、来場所にはなんとか・・・という状態らしい。
若山もかなり状態は良くなっているようで、千秋楽のパーティーでも笑顔が見られた・・・らしい。
天津・・・長い休みになっている。天津も頑張っています。すごいですよね・・・彼のあきらめない心。
杖もつかずに歩けるようになり、少しづつトレーニングも始められているようです。
いつ戻れるんだろう・・・本人もずっとそう思いながら、不安もたくさんあったと思いますが、
よくぞそれに耐えて頑張っています。天津が土俵に戻る日を願ってやみません。

さぁ・・・秋場所の頂点は豪栄道でした。
全勝優勝です!
迷いがなかった!
小細工しなかった!
引かなかった!
とにかく、強い!!
決して身体に恵まれているわけではない。
稽古場では強いのに場所ではダメだ。
万年関脇ていたほうが良かったんじゃないか。
弱い大関・・・と言われ続け、じっと耐えて、頑張ってきた。

何度も言います。

全勝優勝です!!

それは、白鵬がいなかったからできたんだ・・・なんて甘いもんじゃなくて、
本当に、大変なことなんです。
白鵬がめっぽう強い時代を長く過ごしているから、全勝優勝している白鵬を見ているから
なんか、白鵬がいなかったからとか思うかもしれないけれど、
白鵬がいるかいないかにかかわらず、十五日間勝つことは大変なことなんです。

全勝優勝!
カド番で迎えた場所・・・で全勝優勝!!

強い豪栄道!!

その強さを国技館でも体感した。
圧倒的な存在感だった。

来年初場所・・・国技館に掲げられる優勝額が今から楽しみでならない。

これくらいにしておこう・・・
さぁ・・・私も自分のことに集中しなくっちゃ(^.^)