風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

生命の故郷

2007-03-08 20:49:50 | 健康/生命

風の谷通信 No.2-056

こんなことをよく想像する。
我が家の庭から屋根の上に飛び上がってみると周りを広く見渡せる。更に上空へ飛び出すと山並みの向こうが見え、更に高みに昇るにつれて瀬戸内や日本海が見え、朝鮮や台湾や南洋諸島が見えてくる。更に高く飛んで成層圏よりも高く高くまで上がると丸い地球が見え、併せて、多分深宇宙が見えてくる。そこは生命の故郷であろう、と思う。太陽系が渦を巻いて、螺旋状に動いている。その太陽系は更に大きな渦の中に位置している。そんな世界が見えてくる。

この世界は球体の重なりと螺旋運動でできている。大きな世界はこの銀河・星雲の重なりであり、逆に観ると、大きな螺旋の中の一隅に太陽系の螺旋があって、そのまた一隅に地球があり、地球表面の水や風が螺旋状に運動している。人類はその星の表面に寄生しているが、その体内の細胞はすべて螺旋運動をしている。

         
そして、この星雲もまた大きな宇宙の一部分にすぎない。そして、我々の宇宙もまたそれを含む更に大きな重複宇宙の一部分なのかもしれない。

とすると、この私の生命は一体どこで生まれて、どこからこの人の世にやってきたのだろうか。私の本体な何だろうか。 また、この身体を造っている水はどこからこの星にやってきたのだろうか。よく言われるように彗星が宇宙の涯から運んできたのだろうか。ではその宇宙の涯には水が沢山あるのだろうか。