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ドイツのケルンに行ってみた (22)

2016-03-29 12:16:54 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (21)」の続きを。

ケルン大聖堂の鐘を見終わると、さらに上へと登ります。そして雨が吹きすさぶ中、ついに展望台に到着。そこから見えたのはライン川とホーエンツォレルン橋。



右側手前のくすんだブルーの屋根の建物はルートヴィヒ美術館やケルン・フィルハーモニー (Kölner Philharmonie、ケルン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地で、2000人を収容するコンサートホール)等が入った複合施設。左下に見えるガラス張りの屋根はケルン中央駅。他にもこんな景色が見えました。



展望台からの眺めを楽しんだ後はもちろんまた階段を下りなければなりません。鉄製の階段から再びらせん階段に入り、ぐるぐるぐるぐる下り続けます。行きよりも速く進めるので余計に目が回りそうになりました。やっと地下の出口まで下りられてホッとしていると、ロビンさんが「ごめん、実はエレベーターがあったんだ」と言ったので、「え? マジで?」と聞くと、「冗談だよ」と笑顔。一瞬殺してやろうかと思いましたw というわけで、残念ながらエレベーターはありませんが、ケルン大聖堂に来たら、この建築がいかに偉大なものかを実感するためにも、ぜひ頑張って展望台に登っていただきたいと思います。

その後はライン川を見に行くことになり、ケルン大聖堂を出て歩き始めたのですが、雨も風も結構激しくて、傘を持って来てなかったロビンさんはびしょぬれ。私も折りたたみ傘だったので、膝下はかなり濡れてしまいました。先ほど展望台から見たケルン・フィルハーモニーを通り過ぎる時、ロビンさんが面白い話をしてくれました。「ここの下にコンサートホールがあるんだけど、建物の構造上、コンサート中にここを人が歩くとその音がホールにも伝わってしまうんだ。だから、コンサート中はこんな風に「歩かないでください」って表示を出すんだ。」



えぇー? 何もかもきっちりやりそうなドイツでそんなことが??? もちろん表示に気がつかずに歩いてしまう人もいるので、数人のおじさんが見張っていて、歩いている人を注意するのです。もちろん、コンサートが終わるとこの表示は撤去されて、おじさんも御役御免。ここも自由に歩けるようになります。

ロビンさんと私はライン川のすぐそばまで下りてきました。これは川岸からホーエンツォレルン橋撮影したもの。



手前の船着場ではケルンとデュッセルドルフを結ぶ船に乗ることができるようです。せっかくの機会だったので、船にも乗れば良かったとちょっと後悔しています。ライン川に沿って南に向かって歩いているとこんな風景が見えました。



手前の建物は Stapelhaus、後ろに見える塔は Groß St. Martin という教会です。ライン川沿いの建物は戦前の雰囲気が再現されていて、とても素敵でした。



大聖堂から歩き始めてまだ30分ほどでしたが、雨のせいで体がすっかり冷えてしまったので、ライン川沿いの散策は終わりにして、ランチのお店に向かうことにしました。雨に濡れた石畳の狭い路地も良い雰囲気です。



とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日。

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