早速ですが、「自分で抵当権抹消登記手続きをやってみた (1)」の続きを。
3. 登記申請書を自分で作成
まずは法務省のWebから必要なフォーマットをダウンロードします。私は「抵当権抹消登記申請書(敷地権付き区分建物の場合)」のWordファイルを選択しました。
ファイルは厳密に言えば申請書のフォーマットでなく、「様式・記載例」です。なので、不必要な箇所はすべて削除し、記載例も上書きしなければなりません。「(注1)」などの削除も忘れずに。というわけで、作成できたのがこれ(情報はほとんど伏せていますが)。

特に注意が必要なのは「○番抵当権」、「床面積」、「順位番号○番」、「符号」、「地積」、「敷地権の割合」などの情報。登記事項証明書を参照しないと書けないと思いますので、登記事項証明書を取得(1通480円)して記載するか、あるいは法務局の相談窓口で確認してもらいましょう。私は相談窓口があることすら知らなかったので、自分で登記事項証明書を取得して記載しましたが、後で480円損した気がしました。ちなみに相談窓口は9月1日から事前予約制になるようです。
4. 管轄の法務局に書類を提出する
登記申請書が完成したら、後は金融機関から送られてきた書類とあわせて、管轄の法務局に持って行きます。申請書への捺印に使用した印鑑も持参することをお勧めします。私は7月28日の午後、わざわざ半休を取得して、某法務局の某出張所に向かいました。近くに印紙を売っているところがあるはずなので、必要な金額の印紙を購入してから、法務局の中へ。
登記申請の受付で書類を提出しようとすると、「書類は確認済みですか?」と聞かれました。この「確認済み」とは相談窓口でチェックしてもらったことを意味し、私が「いいえ」と答えると、まずは番号札を取って、係の人に書類を確認してもらうように指示されました。
私の書類をチェックしてくださったのはかなり年配の女性。「自分で書いてきたの? えらいわねぇ!」とお褒めの言葉をいただいたものの、何箇所か訂正しなければなりませんでした。一番大きなミスは、自分の住所を書かなければならないところを不動産の所在地で記載してしまったこと。私の住所は区画整理により不動産の所在地と一致していないのです。あと、金融機関から送られてきた書類にも多少の不備があったのですが、「たぶん大丈夫」ということでした。ちなみにその女性の話では司法書士さんに手続きを頼むと2万円ほどかかるとのことで、多少面倒でも自分で書類を作成し、自ら申請して良かったと思いました。
再び受付窓口に行き、今度こそ書類を提出。「受領証」をもらったのですが、そこには登記の完了予定日が8月9日午後になる旨記載されていました。申請書類に不備があれば電話がかかってくるはずですが、今のところかかってきてないので、無事に完了するだろうと予想しています。完了から3ヶ月以内に、申請書に使用した印鑑を持参の上、完了後の書類を取りに行かなくてはならないのですが、なかなか休みが取れないので、たぶん9月以降になると思います。
これで私の抵当権抹消登記手続き体験は以上です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。
3. 登記申請書を自分で作成
まずは法務省のWebから必要なフォーマットをダウンロードします。私は「抵当権抹消登記申請書(敷地権付き区分建物の場合)」のWordファイルを選択しました。
ファイルは厳密に言えば申請書のフォーマットでなく、「様式・記載例」です。なので、不必要な箇所はすべて削除し、記載例も上書きしなければなりません。「(注1)」などの削除も忘れずに。というわけで、作成できたのがこれ(情報はほとんど伏せていますが)。

特に注意が必要なのは「○番抵当権」、「床面積」、「順位番号○番」、「符号」、「地積」、「敷地権の割合」などの情報。登記事項証明書を参照しないと書けないと思いますので、登記事項証明書を取得(1通480円)して記載するか、あるいは法務局の相談窓口で確認してもらいましょう。私は相談窓口があることすら知らなかったので、自分で登記事項証明書を取得して記載しましたが、後で480円損した気がしました。ちなみに相談窓口は9月1日から事前予約制になるようです。
4. 管轄の法務局に書類を提出する
登記申請書が完成したら、後は金融機関から送られてきた書類とあわせて、管轄の法務局に持って行きます。申請書への捺印に使用した印鑑も持参することをお勧めします。私は7月28日の午後、わざわざ半休を取得して、某法務局の某出張所に向かいました。近くに印紙を売っているところがあるはずなので、必要な金額の印紙を購入してから、法務局の中へ。
登記申請の受付で書類を提出しようとすると、「書類は確認済みですか?」と聞かれました。この「確認済み」とは相談窓口でチェックしてもらったことを意味し、私が「いいえ」と答えると、まずは番号札を取って、係の人に書類を確認してもらうように指示されました。
私の書類をチェックしてくださったのはかなり年配の女性。「自分で書いてきたの? えらいわねぇ!」とお褒めの言葉をいただいたものの、何箇所か訂正しなければなりませんでした。一番大きなミスは、自分の住所を書かなければならないところを不動産の所在地で記載してしまったこと。私の住所は区画整理により不動産の所在地と一致していないのです。あと、金融機関から送られてきた書類にも多少の不備があったのですが、「たぶん大丈夫」ということでした。ちなみにその女性の話では司法書士さんに手続きを頼むと2万円ほどかかるとのことで、多少面倒でも自分で書類を作成し、自ら申請して良かったと思いました。
再び受付窓口に行き、今度こそ書類を提出。「受領証」をもらったのですが、そこには登記の完了予定日が8月9日午後になる旨記載されていました。申請書類に不備があれば電話がかかってくるはずですが、今のところかかってきてないので、無事に完了するだろうと予想しています。完了から3ヶ月以内に、申請書に使用した印鑑を持参の上、完了後の書類を取りに行かなくてはならないのですが、なかなか休みが取れないので、たぶん9月以降になると思います。
これで私の抵当権抹消登記手続き体験は以上です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。