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エチュ1-60(2)

2009-04-30 01:22:00 | お笑い!
神保町花月『エチュ1-60』のレポの続き。Bグループのエチュードのシチュエーションは「マンガ喫茶」、きっかけセリフは「ほくろ」、結末は「怒」。イタツキになったのは三原一太さんとライス田所さんで、マンガ喫茶に来ているお客さん役。鯨エマさんはお客さんと刑事の二役。ゆったり感の中村さんはマンガ喫茶の店員役になるものの、支離滅裂な行動でエチュードの収拾がつかなくなり、見ている方もハラハラしてしまいました。

Cグループのシチュエーションは「楽屋」、きっかけセリフは「中目黒」、結末は「喜」。イタツキになったカナリアのボンさんがお笑い芸人さんの楽屋という設定でお芝居を始めてしまい、次に登場した安達さんが相方役に。ブロードキャスト房野さんとライス関町さんは先輩芸人(マセキ芸能社から松竹芸能に移籍したという細かい設定あり)役。安達さんのメリハリのある演技と関町さんの機転の良さで台本があるかのようなおもしろい即興劇に。房野さんはオチ方に不満があったようですが、個人的には一番完成度が高いと思いました。

悲惨だったのは、」シチュエーションが「不倫現場」、きっかけセリフが「カーテン」、結末が「哀」のDグループ。クレオパトラの長谷川さんが殺人事件という設定を追加し、次に登場したゆったり感の江崎さん、続くクレオパトラ桑原さん、POISON GIRL BAND 阿部さんがその設定をうまく処理できないまま、岡田亜矢さんが舞台に。テンパった江崎さんが矛盾した状況を作り、客席からも「えー?」という戸惑いの声が。きっかけセリフもかなり不自然で、見ていて痛々しかったですが、最後は桑原さんが何とかまとめてエチュード終了。

すべてのグループの即興劇が終わり、いよいよお客さんによる審査。優勝はAグループ、2位はCグループという結果に。BグループとDグループはそれぞれ1票しか入らなかったとのこと。ちなみに、後ほど神保町花月ブログで発表されたMVPでも芸人さん部門で PGB 吉田さん、役者さん部門で小河原真稲さんが選ばれ、Aグループは見事に三冠王(?)を達成しました。

神保町花月でのエチュード、今回初めて見たのですが、いやー、正直心臓に悪いです。特に自分が応援している芸人さんの即興劇は見ている方も緊張してしまうと思います。こんな仕事もこなさないといけないなんて芸人さんってホントに大変・・・。あと、エチュードとは直接関係ありませんが、PGB 阿部さんが顎(喉に近い部分)のひげを伸ばしているのが気になりました。しかもそのことを誰からもつっこまれないのが気の毒にすら思えてしまいました・・・。

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エチュ1-60(1)

2009-04-28 20:49:00 | お笑い!
26日の日曜日は湯島のフレンチレストラン「カフェ ローズマリー」でおいしいランチをいただいた後、仕事をするために神保町まで徒歩で移動しました。オフィスに向かういつもの道を歩いているとゆったり感の江崎さんに後ろ姿が似ている男性を前方に発見。鮮やかなブルーのシャツはいかにも江崎さん好みという感じでしたが、後ろ姿だけでは判断できず、「江崎さんかな・・・? 握手してもらおうかしら・・・?」などと迷っていると、その男性は神保町花月に向かわず、そのまま一直線に前進。「あらっ、江崎さんじゃなかったのか・・・」と思い、私はそのままオフィスに入りました。

15時40分頃、いったん仕事を中断し、『エチュ1-60』を見るために神保町花月に向かいました。私の席はB列のわりと中ほどで、かなり見やすかったです。まずはMCの武内由紀子さんとカナリアが登場し、出演者の POISON GIRL BAND、ブロードキャスト、クレオパトラ、ゆったり感、ライス、三原一太さん(はらぺこペンギン)、岡田亜矢さん(THEフォービーズ)、小河原真稲さん、鯨エマさん(海千山千)を紹介。舞台に登場したゆったり感の江崎さんはブルーのシャツ姿で、私が神保町の路地で見かけた男性はやはり江崎さんであったことが判明しました。

そして、武内さんが今回のルールを説明。出演者はくじ引きにより A(3人), B(4人), C(4人), D(5人)の4つのグループに分かれ、7分間のエチュード(即興劇)を演じます。芝居のシチュエーションと終盤のきっかけセリフ、結末(喜・怒・哀・楽)は直前にくじで決定。全グループのエチュードが終わった後、C列、D列に座っているお客さんが一番良かったと思うグループを選び、最も支持を受けたグループが優勝。また、お客さん全員が芸人さんから1名、プロの役者さんから1名をMVPとして選ぶことができるとのこと。

くじの結果、Aグループは PGB 吉田さん、ブロードキャスト吉村さん、小河原真稲さんの3人、Bグループは三原一太さん、ゆったり感の中村さん、ライス田所さん、鯨エマさんの4人に決定。また、Cグループはライス関町さん、カナリアのボンさん・安達さん、ブロードキャスト房野さんで芸人さんのみ。Dグループはゆったり感の江崎さん、クレオパトラの長谷川さん・桑原さん、PGB 阿部さん、岡田亜矢さんの5人となりました。

早速Aグループによるエチュードの開始。シチュエーションは「研究所」、きっかけセリフは「三本締め」、結末は「楽」。舞台が暗くなる前に小河原さんと吉村さんが逃げるようにハケて行ったので、吉田さんがやむを得ずイタツキに。最初はどうなるかと思いましたが、吉田さん、小河原さん、吉村さんともに機転が利くタイプで、若干強引な展開ながらも最後は見事に「楽」(いや、むしろ「喜」だったかもしれません)な結末となりました。

とりあえず今回はこの辺で。残りのグループについては次回に書きます。

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湯島で極上ランチ

2009-04-27 00:04:00 | グルメ
日曜日は以前から行ってみたかった湯島のフレンチレストラン「カフェ ローズマリー」でランチをいただきました。お天気が良かったこの日、蔵前橋通りに面したお店はテラス窓が開かれ、気持ちの良い風が通り、まるで初夏のような雰囲気。メニューから前菜はポテトとポワローの冷たいポタージュ・スープ、メインは目鯛のトマトソースを選びました。

最初に出てきたのは厚めに輪切りにした熱々のフランスパン。これがめちゃくちゃおいしい! 続いて運ばれてきたヴィシソワーズもウマッ。あっと言う間にパンがなくなってしまったのですが、すぐにおかわりを持ってきてくれました。スープを飲み干してしばらくするとメインが登場。目鯛の上には細かくスライスされカリカリにフライされた玉ねぎがかけられ、おいしいだけでなく食感もGood。トマトソースの甘味と酸味が食欲をそそり、さらにパンがすすみます。デザートはぷるぷるのパンナコッタ。ほどよい甘さでおかわりしたくなるほど。

お店が混み始め、店員さんが忙しそうにしている姿を見て「手伝ってあげたいなぁ」なんて考えながら、ミルクティーをすすりました。これで1,500円はホントに安い! 2,000円出しても惜しくないくらい。他の料理もおいしそうだったので、1か月に1回は来たいなぁ、このお店。もし興味があったら是非行ってみてください。URLはこちらです。
http://www.caferosemary.com/

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スラムドッグ$ミリオネア

2009-04-26 18:05:00 | 映画!
昨日は錦糸町の TOHO CINEMAS で映画『スラムドッグ$ミリオネア』を見てきました。冒頭からテレビ番組『クイズ$ミリオネア』と同じ4択形式で観客に対してクイズが出題されます。その選択肢の1つが「D. It is written」だったのですが、これが日本語字幕で「運命だった」と書かれていて、「松浦美奈さんはこう訳すのか~」と唸ってしまいました。そして、映画が終った時には確かにこれは「運命だった」としか訳せないと納得。どんなクイズが出題されるかは映画館でお確かめください。

作品のあらすじは予告編を見てわかっているつもりだったのですが、主人公のそれまでの人生が想像を絶する過酷さで、気楽な気持ちでは見ていられなくなりました。でも、実はつっこみどころも満載なこの作品。私が一番違和感を覚えたのは、主人公ジャマールと彼の兄サリーム、ジャマールが愛し続ける女性ラティカの子供時代、少年時代(?)、大人になってからを演じる9人のキャスティング。仕方ないとは思いますが、見た目もキャラもかなりずれている気がしました。特に大人になったジャマールを演じたデーヴ・パテルはスラムとは無縁そうなお上品な雰囲気。後で調べたらイギリス・ロンドン生まれとのことで、「どうりで」と思いました。

他にもつっこみたいところはたくさんあり、完成度としても最近見た『レッドクリフ Part II』に劣る気がするのですが、でも、この映画、個人的には大好きです。それはこの作品の大きなテーマが「運命」だから。運命ってネガティブに考える人もいるかもしれませんが、私は運命は「神様が定めた、その人にとって最善の道」だと信じているのです。私にはとても耐えられないような過酷な人生を歩んできたジャマール。彼がひたすら運命を信じ、最後にすべてを手に入れる姿は痛快そのものです。スラムドッグ$ミリオネア、あと2回くらい劇場で見たいと思います。

ところで、みなさんは運命を信じますか?

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シチサンLIVE

2009-04-24 23:12:00 | お笑い!
昨日ヨシモト∞ホールのシチサンLIVEに初めて行ってきました。メインはブロードキャストでしたが、お目当てはもちろんゲストのPOISON GIRL BAND。ブロードキャストのトークを聞いたのも実は初めて。っていうか私、トークライブ(タダで見られたヨシモト∞は除く)はチュートリアルと PGB くらいしか見たことがないのですが、コンビのトークって普通はどちらか一方が多く話す感じなんですかね? チュートリアルは徳井さんの方が多くしゃべってると思いますが、PGB に関しては阿部さん・吉田さんも同じくらいしゃべってるような気が。そういう点でも PGB はバランス良いなぁと思います。

で、ブロードキャストはざっくり言えば吉村さんがしゃべり役、房野さんが聞き役という役割分担。途中、房野さんのお母さんが電話で登場するドッキリもありましたが、一番びっくりしたのは吉村さんが芸人をやっていることをお母さんに話していないということ。この情報化社会の中、たまにテレビにも出ている吉村さんが芸人であることをお母さんが本当に知らないとすると、それはそれですごいことだし、知っていて黙って見守っているとしてもすごい。というわけで私の中では「吉村さんのお母さん=すごい人」という図式ができあがりました。

吉村さん・房野さんのトークの後はゲストのガリットチュウ、PGB、もう中学生さん、ミルククラウン、若月が登場し、「50音を制する者はお笑いを制する(だったかしら? メモを取っていなかったので、間違ってたらごめんなさい)」というコーナーがスタート。房野さんがボックスから条件(例えば「一発ギャグ」や「せつない言葉」など)を引くのですが、それに対する答えの第一音が課題の音になるよう、50音の「あ」から順に挑戦するもの(説明が下手すぎてすみません)。PGB の吉田さんが一発ギャグ(というか物ボケ)でウケたり、阿部さんや若月亮さんのせつない言葉のセンスが卓越していたりと芸人さんのちょっと意外な一面が見られました。

続いての「水泳部員オーディション(こちらもタイトルに自信がありません)」のコーナーでも吉田さん・阿部さんが息の合ったところを見せてくれました。ちょっと驚いたのは、阿部さんが顔をつけた洗面器に吉田さんが特に抵抗なさげに顔をつけていたこと。私がちゃんと見ていなかっただけかもしれませんが、他の芸人さんが顔をつけた後だったらこうはいかなかったような気がします。ま、吉田さんは「部活がこれだった」と言ってたくらいなので、誰が顔をつけたかなんて気にならないほどおもしろいゲームだったのかも。合格者発表では吉田さんにのせられた吉村さんがさんざんボケたおして、結局阿部さんが水泳部員になることに。阿部さんはあっさり拒否していましたが。

エンディングの後は写真プレゼントの抽選。芸人さんから手渡しで写真がもらえるなんて全然知らなくて、ちょっとドキドキしながら自分の番号が呼ばれるのを待っていたのですが、残念ながら私ははずれ。でも、全体的にとても楽しいライブだったので、ひさしぶりに晴れ晴れとした気分で∞ホールを後にしました。おしまい。

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1泊2日 大阪お笑いツアー(4)

2009-04-22 23:38:00 | お笑い!
「1泊2日 大阪お笑いツアー」の続き。心斎橋のほんとま屋からなんばの baseよしもとまで歩き、13時半より少し前に到着。LIVEワラb ジャルジャル1Hソロライブ『ジャルってんじゃねぇよ』の開場を待つ人だかりに圧倒されました。男性の姿もちらほら。私は整理番号が1桁台だったので、なんとか前の方に行って、無事に入場。最前列にも余裕で座れる状況でしたが、前日のNGKでの悪夢を繰り返したくなかったので、気楽にメモが取れそうな5列目のほぼ真ん中に着席。base の中に入ったのは初めてだったのですが、椅子の幅が微妙に狭く、肘掛けもないため、何かの拍子にすぐに隣の人と肩がぶつかってしまう窮屈さ。通路も中途半端な位置。これでよく消防法に引っかからなかったなー。

開演前にかかっていた音楽は Love Me Do や Please Please Me、She Loves You など The Beatles の初期の名曲。開演予定の時間を少し過ぎたころ、ネクタイにベストという結構きっちりした服装の男性2人組が突然舞台に現れました。どうやらヘンダーソンというコンビで、前説という感じではなく、片方が氷川きよしさんのものまねをやり、びっくりするほど自虐的な方法(それにノッてしまうお客さんにも正直引きました)で退場。オープニングもいったんジャルジャルが登場してから、またヘンダーソンが登場するという茶番。あと1時間このノリについていけるか、少し不安になりました。

ちょっと長めのオープニングのVTRが終わり、最初のネタでは後藤さん・福徳さんがジャケット姿で登場。「ティッシュは食べれません」というコントでしたが、二人がティッシュを食べている姿が目に焼き付いて離れません。ブリッジの音楽は斉藤和義さんの「Baby, I LOVE YOU」。ビートルズといい、斉藤和義さんといい、選曲のセンスなかなかええやん、と思っていると次のコント「パァッ」がスタート。これは見ていてちょっとイラっときましたが、オチは良かったです。ブリッジ「ベリー ベリー ストロング」の後は短いコント「変な奴に変な奴って平気で言う奴」。次の「お尻出さへん奴」では福徳さんが生ケツを出した瞬間を見逃すという失態(!?)を演じてしまった私・・・。

ブリッジのVTRはジャルジャルがごれまで新聞や雑誌の取材で言ったウソ(!?)が作家さん(?)のインタビューによって暴かれるという内容。今までジャルジャルに関する記事を読んだことがなかったので、だまされたなどとは思いませんでしたが、ジャルジャルって実はすごくしたたかな人たちなんだとびっくりしてしまいました。芸人さんらしいと言えばそうなのかもしれませんが。

VTRの後はコント「友達信用してない奴」。後藤さんをまったく信用していない福徳さんの目が脳裏に刻みつけられました。「理解不能者~すもう~」もかなりイラっとするコント。こういうネタを楽しめるか楽しめないかでジャルジャルが好きかそうでないかが分かれてくるのかもしれません。次の「黙って相手に言わす奴」は私の中では高評価。後藤さんも福徳さんも演技うまっ! 彼らがただ者でないことがよーくわかりました。短いコント「変な奴に変な奴って平気で言う奴 2」の後のブリッジは前のVTRの続き。ウソがエスカレートしていて、ギリアウトなんじゃないかと思ったほど。「ウソついてますよね?」という質問に、それでも福徳さんは「ついてないです」と返答。

次の「めっちゃふざける奴」はド下ネタでしたが、個人的にはかなり好きでした。「多忙振付師」も大好き。なんと言ってもBGMで使われた Boys Town Gang の Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)が良かったですし、あの空気の中まっすぐに前を見て踊りきった福徳さんが素敵でした。鋼(はがね)のハートの持ち主としか考えられません。「口笛説得」はアイディアもすごいと思いましたが、後藤さんの口笛が素晴らしかったです。「変な奴じゃないのに変な奴やと言われる奴」の後の「珍しい形で繁盛してる定食屋」のオチは秀逸。まさかこんな展開になるとは。

最後はネタのメイキング(どういう経緯でそれぞれのネタが作られたか)を実際にやってくれたのですが、これのおかげで1つ1つのネタが完全に私の記憶にインプット。また、このライブに使った小道具等の費用もVTRで紹介されたのですが、これは実際の費用ではなく、ただのネタなんじゃないかと何となく疑ってしまいました。

初めてジャルジャルの単独ライブを見て一番強く感じたのは「ジャルジャル=どこまでもしたたかで心の折れない奴ら」。おもしろさよりも心の強さが目についてしまって、見ている私もいつの間にか気が張ってしまったような。楽しかったけれど、それ以上に勉強になったという感じ。彼らが真剣にお芝居をやったらどんな感じになるんだろう・・・なんて考えてしまいました。

ところで、今回のツアーで初めて京橋花月とbaseよしもとに行き、やっと東京・大阪の吉本の全8劇場を制覇することができました。これを私は勝手に「吉本グランドスラム達成」と位置づけ、一人満足感に浸りたいと思います。(^_^;) あっ、東京に帰る新幹線の中、私がずっと考えてたことって何だと思いますか? それは「早く POISON GIRL BAND の漫才とトークが見たい」。大阪でさんざん笑ってきましたが、やっぱり私にとって一番おもしろいのは PGB だと再認識した「1泊2日 大阪お笑いツアー」でした。

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1泊2日 大阪お笑いツアー(3)

2009-04-21 23:27:00 | お笑い!
「1泊2日 大阪お笑いツアー」の続き。あっ、まったく報告していませんでしたが、ちゃんと東京に帰ってきてますよ。京橋花月「ひる寄席」10時の公演、おしどりのネタの後、流れてきたのは Jackson 5 の I Want You Back。「あっ、笑い飯だ」と思ったら、他にも笑い飯ファンが結構いたようで、客席からは歓声が。ネタは「校長室」と「おばあちゃんの薬」。ひさしぶりに生で見るので楽しみにしていたのですが、正直あまりおもしろくありませんでした・・・。お次のシンクタンクについてはノーコメント。ネタのトリは月亭八方師匠。まさか昨日と同じ噺?とちょっと心配だったのですが、ちゃんと違う噺をしてくれました。いやー、八方師匠ってホントにおもしろいですよね。東京で単独ライブ、やってくれないかしら。

ネタの時間が終わって今度は京橋新喜劇「命の現場から 茂子の看護日誌」。タイトルを見ておわかりかと思いますが、もちろん女装をした辻本茂雄さんが看護師長の役です。実は私、辻本座長の新喜劇を生で見るのは初めてだったのですが、笑いを取れなかった若い出演者に向かって「あなた(新喜劇に)向いてないんじゃない?」と言ったり、セリフを言うタイミングを忘れていた出演者にさりげなく手で指示を送ったり、しっかりお芝居をコントロールしていました。今の世の中、「あなた、向いてないんじゃない?」なんてはっきり言ってくれる先輩や上司、いないじゃないですか? しかもそれを笑いに変えられるのもすごい。辻本さんの新喜劇、是非また見てみたいです。

ひる寄席が終わったのが12時半前。急いで京橋駅に向かい、京阪電車と地下鉄御堂筋線を乗り継いで、心斎橋駅で下車。目的は「ほんとま屋」のトマトラーメン。前日信濃路の宝天麺が食べられなかっただけに、何がなんでもトマト味のラーメンが食べたかったのです。実際食べてみると想像していたほどトマトトマトしていなくて、ちょっとがっかり。でも普通においしかったです。10分もかけずに食べ終わり、速攻支払いを済ませ、めざすはなんばの baseよしもと。目的はもちろん『ジャルってんじゃねぇよ』ですが、レポはまた後ほど。

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1泊2日 大阪お笑いツアー(2)

2009-04-20 00:25:00 | お笑い!
「1泊2日 大阪お笑いツアー」の続き。なんばグランド花月『春満開大爆笑公演』の後半はもちろん吉本新喜劇。今回は内場勝則さん主演の「おくりびと、旅館にたずねよ」というお芝居。ランディーズの中川さんとすっちーさんが出演している新喜劇は初めて見ましたが、まったく違和感ありませんでした。おもしろい場面はたくさんありましたが、特に末成由美さんと内場さんのからみが良かったです。

さんざん笑わせてもらって、幕が下りたのは18時半前。6時半!? 予定では6時前には新喜劇が終って、地下鉄で阿波座駅まで行って「とまとの里 信濃路」でトマトで作ったラーメン「宝天麺」を食べて、それから京橋に移動して京橋花月で『放課後アゲイン』を見るはずだったのに、阿波座までラーメンを食べに行く時間、もうないやん! 代わりにNGKのすぐ近くの金龍のラーメンを食べようかと思ったのですが、慌ててすするのもイヤなので、そのままなんばから京橋に向かいました。

京橋に戻ってくるまでは良かったのですが、今度は京橋花月の場所がわかりません。普通は駅の出口に周辺図があるはずなのに、それも見つけられず、恥ずかしくて人にも聞けず、ただ駅のまわりをウロウロ。仕方ないので104で京橋花月の電話番号を確認し、劇場に直接電話をかけて行き方を教えてもらいました。京橋花月の近くにくるとあちこちに表示があり、出口さえ間違えなければ簡単に行けることが判明。

KiKiというビルの5階までエレベーターで上がり、京橋花月に到着。そのままトイレに入ったのですが、ルミネtheよしもととは比べモノにならないほど広くてキレイ! 個室あたりの面積がルミネの2倍くらいありそうでした。劇場自体ももちろんきれい。広さはルミネと同じくらいで、客席が2列ごとに一段上がるのもルミネ仕様。でも、舞台の左右にあるスクリーンはルミネよりかなり小さかったです。

そして『放課後アゲイン』がよいよ開演。最初にかかったのは聴いたことのない日本語の歌詞のロック。素敵な曲でした。物語の始めの方から出演者がギャグをやるシーンが結構あったのですが、ギャグのたびに客席が凍りつく感じ。大阪でこんな空気になるのなら、神保町花月でやった時はどうだったんでしょう・・・? でも、ダイアンの西澤さんのボケは結構ウケていて、ファンとしてはホッとしました。中山功太さんも何気にかっこよかったですが、一番印象に残ったのは最初にかかった曲をバックにダイアン津田さんが泣くシーン。思わずもらい泣きしてしまいました。女優さんも4人出演されていましたが、みなさんパーフェクトの演技。脚本そのものが良かったのも大きいですが、スタッフさんや演者さんたちのチームワークで感動的な作品に仕上がっていて、東京から見に行った甲斐がありました!

『放課後アゲイン』が終わり、エスカレーターで下に降りていた時、Leben Platz というお店の前で私の好み的に「どストライク」なシャツがディスプレイされているのを発見。店内に入るとこれまたいい感じの服や雑貨が売られていて、うさぎのイラストが入ったカラフェを購入。京橋花月の半券で5%OFFになってラッキー! 最初に見たシャツも試着して気に入ったので、こちらもお買い上げ。

さて、晩ご飯はどうしよう、と思い、KiKi 1階のレストランを見て回ったのですが、ピンとくるものがありません。なんばで行けなかった金龍の支店が京橋にあればすぐに入るつもりで駅の周辺を歩いたのですが、「剛力」というラーメン屋さんしか見つけられず、そのお店もちょっと入りにくい雰囲気。そうこうしているうちに22時を回り、お店の選択肢はますますなくなる一方。東京から来た観光客なのに、旅のクライマックスとなりうる夕食がまさかのマック? それだけは避けようと思い、ホテルモントレ ラ・スール大阪の中のレストランで食事をすべく橋を渡りましたが、ホテル内のお店はバー以外すでに閉店。結局、夕食はファミリーマートのおにぎりとなってしまいました。(T_T)

ホテルの部屋で「エンタの神様」を見ながらおにぎりを食べ、顔を洗って就寝。翌朝はそれほど早く起きる必要がないので、アラームを朝8時にセットしておいたのですが、実際に目が覚めたのは5時38分。はやっ! 二度寝しようとしたものの寝つけず、結局起きて mixi の日記を書き始めました。起床予定時間の8時になり、シャワーを浴びて身支度を整え、ホテルをチェックアウト。また橋を渡り、Daiei内のミスドで、ドーナツ2個とカフェオレの朝ご飯。8時30分にお店を出て京橋花月に向かいました。

幕が開き、なんばグランド花月同様 38マイクが自動的に出てきて、京橋花月の朝10時の公演がスタート。NGKもそうなのですが、京橋花月の通常公演も前説がないんですね。ルミネのようにキャリアの短い芸人さんに前説やらせてあげればいいのに・・・。トップバッターはプラスマイナス。ご本人が認めていましたが、自己紹介、長っ! 続いてソラシド。今まで気がつかなかったのですが、ソラシドのお二人って見た目が POISON GIRL BAND とちょっとかぶっていませんか? ソラシドがハケて流れてきたのは篠原涼子の「恋しさとせつなさと心強さと」。登場したのはもちろん土肥ポン太さん。ネタはいつもの実話ショートコント。何度見てもおもしろいネタで、特に客席のおばちゃんたちのハートを鷲掴みにしていました。お次はおしどり。夫婦でコンビを組んでいることは知っていましたが、ネタを見るのは初めてでしたが、舞台に立つことが本当にうれしそうな二人でとても好感を持ちました。

今回はこの辺で。続きはまた後ほど。

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1泊2日 大阪お笑いツアー(1)

2009-04-19 08:02:00 | お笑い!
大阪にやってきました! 予定通り12時半過ぎに新大阪駅に到着し、そのまま大阪駅に移動。アクティ大阪にあるメキシコレストラン「チコ&チャーリー」でオーブン焼きブリートランチをオーダー。以前はメニューになかったシーフードブリートにしてみたのですが、なかなかおいしかったです。緑と赤のソースはどちらも以前より辛さがマイルドになったような気もしましたが、あっと言う間に完食。

当初の予定ではそのまま京橋に移動し、ホテルにチェックインするつもりだったのですが、チェックインタイムの15時まで1時間半以上あったので、映画でも見ようかと思い、携帯でTOHOシネマズのWebをチェック。でも、スケジュールを知りたい梅田のサイトには一向にアクセスできず、結局電話で確認。見たかった映画『スラムドッグ$ミリオネア』はちょうどなんばグランド花月の公演と時間が重なってしまい、映画鑑賞は断念。結局、そのまま京橋に向かうことに決定。

以前SUICAが関西でも使えるようなことを聞いた気がしたので、だったらPASMOでも使えるんじゃないかと思い、自動改札をPASMOでタッチしたところ「このカードは使用できません」という表示が。しょうがないので、ICOCAを購入。環状線の乗り場に上がるとすでに電車が来ていたので、あわてて飛び乗りました。次の駅は「福島」。ちょっと「あれ?」と思ったのですが、そのまま電車に乗っていると次の駅は「野田」。逆方向の電車に乗ってる! やっちまった・・・。(T_T) 野田駅で電車を降り、向かいの乗り場で京橋方面の電車に乗り換えました。

今回の旅では私は地図もガイドブックも何も用意しておらず、ホテルの場所も京橋駅から徒歩5分ということしか調べていませんでした。なので、京橋駅に到着してもどの出口を出てどの方向に歩くべきなのかまったくわからない状態。とりあえず一番近い出口を出て、適当に歩いていると結構大きな川の向こう側のビルにホテルの名前 Hotel Monterey La Soeur Osaka が書かれているのを発見。うわー、想像以上に立派なホテル。近くにあった橋を渡り、対岸に移動。そこは大きなビルが立ち並ぶオフィス街。土曜日なので閑散としていましたが、ホテルの入っているビルにはコンビニもあり、便利そう。

まだ14時半くらいでしたが、早めにチェックインできたので、部屋に直行。ブルーの壁に黒い家具が配置され、なかなかオシャレな雰囲気。荷物を置いて、持ってきたパソコンをLANにつなぎ、新幹線の車内で書いた mixi の日記をアップ。時間がないので、出かける準備をして、京橋駅に向かいました。おそらく人生で二度目の京阪電車。淀屋橋駅行きに乗り、終点で下車。地下鉄の御堂筋線に乗り換え、なんばまで移動。なんばグランド花月まではもちろん徒歩。劇場前には開場を待つ人だかり。不況なんてどこ吹く風という感じでした。

私の席は最前列のど真ん中。15時40分に幕が開き、舞台の後ろにある大きなモニタに5月のNGKのスケジュールやお笑いのDVDなどが映し出されました。そしていよいよ、『春満開大爆笑公演』の始まり。目の前の舞台から38マイクが自動で出てきて、トップバッターの鎌鼬が登場。山内さんは緊張しているのか涙目で、ちょっと心配してしまいましたが、ネタの「引っ越し」はなかなかウケていました。お次はシンクタンク。2年前にうめだ花月で見たのとまったく同じ漫才。なんで新しいネタ作らないんでしょう? 続いて中田なおきさんの漫談。お客さんをこんなにいじる芸人さんは大阪ならではなのかも。Wヤングさんも以前浅草花月で見た漫才でしたが、体力的に相当きついと思われるネタを一切手を抜かずに全力でやりきる姿勢が素敵。

今度は桂きん枝さんと4人の落語家さんが登場。大喜利ということでまずは春に関するなぞかけ。なぞかけはテレビの「笑点」などでは見たことがありましたが、生で見たのは初めて。続いてお客さんから「行」を決めてもらってあいうえお作文を作るコーナー。私はいつものようにメモを取っていたのですが、それが珍しかったのか「そこで何か書いている人」と私が指されてしまいました。ドSの私は一番文章が作りづらいと思われる「ら行」を指定。どんな作文になるのかニヤニヤしていたのですが、きん枝さんは「事前に仕込みができないように、作文の最初はお客さんに言ってもらうんですよ」と説明。えーーーーー!? つまり私が「ら」を使って作るの??? ら行を指定したことを激しく後悔しながらも頭をフル回転させて出てきた言葉は「爛漫」。きん枝さんは「ランマンですか? 爛漫・・・」とちょっと困っていましたが、一番手の桂枝女太さんは「爛漫でいきましょう」と続けてくださって、お次の桂文華さん、桂○○さん(お名前がわかりませんでした)、最後の桂坊枝さんでものすごくスケールの大きなあいうえお作文ができました。

大喜利の後に登場したのは月亭八方さん。「男は責任もったらあかん」という内容でしたが、なんでこんなにおもしろい噺ができるのか不思議になるほど笑けました。ネタのとりは中田カウス・ボタンさん。NGKでも浅草花月もいつも同じネタで、正直退屈でした。オール阪神・巨人さんのネタが見たかったなぁ・・・。

とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後ほど。

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POISON GIRL BAND 漫才トーク

2009-04-18 14:48:00 | お笑い!
今日は14日の日記でも書いた『1泊2日 大阪お笑いツアー』の初日。お笑いの都(!?)に向かう新幹線の中でこの日記を書いています。とは言っても、実際に日記をアップロードする時は大阪に到着していると思いますが。

大阪のことはまた後で書くとして、とりあえず昨日の『POISON GIRL BAND 漫才トーク』のレポを。場所は前回に続いて渋谷の「屋根裏」。今回私のチケットの整理番号は60番台。狙っていた席には残念ながら座れなかったので、入口に近い一番後ろのベンチを選びました。ここは前の列より一段高く、最後列ながらも実はかなり舞台が見やすいスポット。換気扇や誰かが出入りする度に聞こえるドアの音が我慢できる方にはオススメです。開演前に流れていたのは聴いたことがない、言葉では表現しづらい音楽。鳥のさえずりが聞こえるのに妙にテクノっぽくもあり、民族音楽っぽくもある不思議な感じ。途中からはインストゥルメンタルのハードロック(!?)になり、「誰の選曲?」と思いましたが、決して耳障りではありませんでした。

そして会場が暗くなり、おなじみの出囃子 The Hippy Hippy Shake をバックに PGB が登場。阿部さんは白Tと黒のスキニー。吉田さんはもちろんサーモンピンクのトレーナーにジーンズ。吉田さんが29歳から40歳(!)になったと阿部さんがボケて、吉田さんは「30歳」とつっこむも、さらに阿部さんは「30歳の髪型ではない」と追い打ち。吉田さんも「昔思い描いていた30歳じゃない」とあっさり認めていました。このままゲストが発表されるのかと思いきや、そのままネタに突入。阿部さんがパソコンにハマっているという単純な設定でしたが、何度となく阿部さんと吉田さんの間で繰り返される「後輩の笑顔見たいだろ!」「いや、破産するから!」というやりとりが笑けました。

PGBの1本目の漫才が終わって流れてきたのは前回と同じく寺尾聰の「ルビーの指環」。そしてそれが別の曲に変わり、登場したのはコンマ二センチ。ネタはコント「本当です大魔神の憂鬱」。竹永さんはシュールなネタを選んだとおっしゃっていましたが、私が今まで見たコンマ二センチのネタの中では一番ベタだったような気が。続いて登場したのはハローケイスケさん。ひさしぶりにアンケートのネタを見ました。以前ルミネで見た時はケイスケさんの質問に実際に手を挙げる人もいましたが、今回はどの質問に対しても挙手はなし。後半は「共感の授業」ということで、あるあるネタに変わりましたが、私が共感できたのはスキーブーツあるあるだけでした・・・。

PGB2本目の漫才は「パスポートがほしい」。阿部さんが行きたいところや食べたいものをいろいろ挙げるのですが、あまりにもざっくりした表現に吉田さんがつっこみを入れるという内容。話のスケールがかなり大きくなったと思いきや、最後はベタなオチでした。この漫才が終ったのが19時39分。阿部さん・吉田さんはいったんハケて、流れてきたのはご存じ『スクール☆ウォーズ』のテーマ曲、麻倉未稀の「ヒーロー」。登場早々吉田さんが「なんなの、この曲?」と問いただすも、阿部さんは平然とした様子。前回はあまり意識しなかったのですが、このライブ、トークからは阿部さんの仕切りになるようで、珍しく阿部さんの腕には時計が。「前回タイムがわからなくなったから」とのことでした。

トークの最初の話題は吉田さんが見た「COWCOWのよしさんに怒られる夢」。続いて阿部さんもロシアンモンキーの中須さんとアームストロングの栗山さんが登場した「超怖かった夢」の話。中須さんつながりで吉田さんは中須さんの家に行った時のエピソードを披露。一緒に鍋料理を食べたら、中須さんの奥さんに「吉田さんの食べ方、ウサギにしか見えない」と言われたとのこと。うさぎ好きの私としては奥さんの証言に間違いないか、吉田さんの食べ方を見てぜひ検証してみたいものです。トークは続き、今度は吉田さんが阿部さんから今年初めて誕生日プレゼントをもらった話。阿部さん・吉田さんが互いに気遣う様子が垣間見えた内容でしたが、そのプレゼントを阿部さんが「俺も1回当てた」と言うと、吉田さんがすかさず「当てんなよ!」とつっこみ、吉田さんのサイズの話にまで発展。(^_^;)

ほかに囲碁将棋の根建さんの弟さんの話や阿部さんがサウナに行った時の衝撃エピソード、吉田さんがジムのランニングマシーンを使っていた時の恥ずかしい話、阿部さんの二度目の金縛り体験談などいろいろ聞かせてくれました。その後、吉田さんが時間の正しい表現方法について講義。1つ挙げると、吉田さん曰く「お昼」とは11時30分から1時30分を指すとのこと。また四季は12か月をきっちり4等分しなければならず、春は3月から5月、夏は6月から8月、秋は9月から11月、冬は12月から2月だそうです。それから話はさらに発展し、子供の頃雪が降った時のエピソードを吉田さん・阿部さんがそれぞれ話してくれました。ふと阿部さんが時計を見て「すげえ時間だ」と一言。私の時計では20時27分。つまり阿部さん・吉田さんは2人で50分近く話していたことになるのですが、あまりに楽しくてそんなに時間が経っていたなんて信じられませんでした。

そして、ゲストのハローケイスケさんとコンマニセンチも登場してトーク。ケイスケさんは六本木のカレー屋さんでアルバイトをしていて、生活が「カレー一色」とのこと。コンマニセンチの竹永さんが「日本のごはんはカレーとハンバーグが二大巨頭」と発言すると、阿部さんは「ナポリタンは?」とObjection。ちなみに竹永さんはいきつけの麻雀荘のカレーが一番好きで、阿部さんはC&Cの唐揚げカレーがお気に入りだそうです。

カレートークの後は「ナンセンスケータイ対決決定戦」のコーナー。まずは全員でケータイをシャッフルし、誰のケータイを持っているかわからない状態でいろいろなお題で対決し、誰が一番ダサいケータイを持っているかを決めるもの。お題は「待ち受け画面がダサ~いケータイ」、「電話帳の登録数が少ないケータイ」、「一番最近電話した相手がしょぼ~いケータイ」、「最近の送信履歴でメールの内容がすべってるケータイ」、「メールの予測変換「す」でサブ~いワードを使ってるケータイ」の5つでしたが、それぞれの答えに個性や携帯電話の使い方が驚くほど表れていて、非常に興味深かったです。結局、一番ダサいケータイを持っていたのは竹永さんということになり、他の芸人さんから携帯の画面にサインを書かれるという罰を受けることに。ちなみに私の携帯でメールの予測変換「す」を調べてみると、上位に挙がったのは「水道橋」「スケジュール」「捨て」「すみません」。水道橋が一番に出てくる私って・・・。

というわけで、今回も漫才がおもしろかったのはもちろんのこと、阿部さん・吉田さんのトークがたっぷり聞けたのと阿部さんが仕切る姿も見られたのが良かったです。最後列というハンデにもかかわらず、たっぷり笑わせていただきました。早くも次回が楽しみです!

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バッド・バースデー!

2009-04-16 23:30:00 | お笑い!
今日は神保町花月で『バッド・バースデー!』を見てきました。脚本はニブンノゴ!の宮地さん、演出は劇団チャリT企画の楢原拓さん。出演はポテト少年団、宮地さん、ピクニックさん、ミルククラウン、増谷キートンさん、椿鬼奴さん、アホマイルド、相原慎吾さん、with Kさん。正直それほど期待してなかったのですが、いやー、予想をはるかに超えた傑作でした! 最初はおもしろいシーンでもあまり笑いがなくて、「今日のお客さん、ノリ悪いなー」なんて思っていたのですが、物語が進むにつれて客席もあったまってきて、キートンさんとアホマイルドが登場した時には大爆笑! 出演者の方々も笑うのをこらえるのが大変みたいでした。

まだ公演は続くので、ストーリーは書きませんが、全体的な雰囲気は去年の神保町花月のお正月公演『劇団ファイト』と似ているような気がしました。でも、完成度という点では圧倒的に『バッド・バースデー!』の方が高かったです。それは多くの吉本若手芸人さんの中でも屈指のつっこみ・仕切り上手であるポテト少年団菊地さんが主演しているということも大きいですが、やはり脚本を担当した宮地さんが自分も含め出演者のおもしろいところをよく理解しているからだと思います。みなさん舞台の上でまさに「水を得た魚」のようにイキイキと輝いていましたもの! ホント、キャスティングは100点満点でした!

これまで神保町花月で50以上のお芝居を見てきましたが、こんなに楽しくかつ芸人さんの笑いへの情熱に感動を覚えた作品はなかったような気がします。もう一度見てみたいですが、残念ながら残りの公演日はすべて別のお笑いライブの予定がある私。みなさん、よろしければ私の代わりにご覧になられてはいかがですか?

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1泊2日 大阪お笑いツアー

2009-04-14 13:04:00 | 日記
2/23の日記で書いた「1泊2日 大阪お笑いツアー」がいよいよ今週末に迫ってきました。18日のなんばグランド花月の15:45からの公演と京橋花月よる芝居『放課後アゲイン』、19日の京橋花月ひる寄席とbaseよしもとでのジャルジャル1Hソロライブ『ジャルってんじゃねぇよ』の4公演を見る予定。さらに18日は『放課後アゲイン』を見た後、映画『スラムドッグ$ミリオネア』を大阪のどこかの映画館で見ようと思っています。公開初日なので、早めにチケット取らなきゃ。

ちなみに東京から大阪までは新幹線で移動。12時半頃新大阪に到着し、そのまま大阪駅まで行って、アクティ大阪のメキシコ料理屋さん「チコ&チャーリー」でランチ。このメキシコレストランは以前神戸の北野にも支店があって、大学時代私はそこでアルバイトをしていたのです。その後東京で就職しても、旅行などで関西に行くたびに神戸か大阪のチコチャリに食べに行っていたのですが、残念ながら神戸のお店は阪神大震災で閉店。大阪のお店に行くのも数年ぶりで、チコチャリの料理(以前お店に来たメキシコ人が「メキシコのメキシコ料理よりおいしい!」と言っていたほどおいしい!)を食べるのが今からホントに楽しみです。

あと、最近私はトマト味のラーメンにハマっていて、大阪にもトマトラーメンを出すお店がいくつかあるようなので、時間があればそれらのお店にも行ってみたいと思います。あー、早く18日にならないかな。おっと、その前に『POISON GIRL BAND漫才トーク』もありますね。今回はどんな新ネタをやってくれるんでしょう。ゲストもまだ発表されていませんが、一体誰に? 今週末は楽しみなことだらけです。

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レッドクリフ Part II

2009-04-13 21:49:00 | 映画!
誰も興味ないと思いますが、一昨日の夜(正確に言えば12日の朝)、とてもヘンな夢を見ました。しかも主演(!?)は POISON GIRL BAND 吉田さん。PGBを応援して3年近くになりますが、吉田さんが夢に出てきたのは今回が確か初めてです。吉田さん、よほど私の夢には出たくなかったんでしょうね・・・。(^_^;) で、その夢ですが、吉田さんは実生活どおりお笑い芸人という設定。で、名前も顔もわからない誰かを探し、ファンの人に聞き込み調査をしているのです。手がかりはライブのお客さんが書いたと思われるアンケート。「これを書いたのはあなたですか?」と吉田さんがファンの女性に聞いているところをたまたま私が通りがかるという物語。その女性は「私じゃないです」と答え、私は吉田さんから質問されることもなく夢は終了。そのアンケートに何が書かれてあったのかも、吉田さんがなぜにそのアンケートを書いた人を探しているのかもまったくわかりませんでした。ホント、ヘンな夢でした。

話は変わりますが、土曜日に見た『レッドクリフ Part II』について。いやー、予想していたとおり完成度の高い作品でした。特に役者さんの演技については非の打ち所がほとんどなかったです。個人的にはサッカー(!?)のうまさを見込まれ千人隊長に抜擢された孫叔材役の佟大為(トン・ダーウェイ)が印象的でした。彼は私が北京に住んでいた頃に大ヒットしたテレビドラマ『玉観音』に主演していて、その時からいい俳優さんだと思っていたのですが、レッドクリフのような大作に出演するまでになって、自分でもうれしくなってしまいました。『玉観音』も現代の中国のいろいろな面が描かれている素晴らしい作品なので、家でDVDをもう1回見直そうかしら、なんて考えています。

他にも曹操が詩を読む場面や、孔明が意表を突く方法で10万本もの矢を集めるシーンなどが印象に残っていますが、クライマックスの戦いのシーンは「あまりにも火を使いすぎだろ!」と心の中でつっこんでしまいました。あと、場面が変わるたびに画面が映し出された布を刀で切るような演出がありましたが、あれもちょっとうざかったです。音楽も Part I の方がドラマティックでよりストーリーに合っていたような・・・。なので、総合的に評価するとPart I の方が私は好きです。そうそう、昨日テレビ朝日の日曜洋画劇場でPart Iが放送されていて、日本語吹き替え版を初めて見たのですが、かなり違和感ありました。特に劉備は字幕版ではどちらかというと穏やかな話し方なのに、吹き替え版は威厳たっぷりで、鼻につく感じ。声が違うとこんなにイメージが変わるんだとあらためて感じました。

小さなことにケチをつけてしまいましたが、それでも見る価値は十分ある作品です。私も最低あと1回は見に行こうと思っています。みなさんもよろしければぜひご覧ください。

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東京シュール4 VS ジャルジャル ~13時決戦~/~16時決戦~

2009-04-12 19:15:00 | お笑い!
いやー、今週末はホントに盛りだくさんでした。土曜日は浅草花月で『東京シュール4 VS ジャルジャル』の13時決戦と16時決戦の両方を見て、その後は西新井の TOHOシネマズで『レッドクリフ Part II』を鑑賞。そして、日曜日の今日はつい先ほど神保町花月で『マッチ売りの少女のマッチを盗んだ男』を見てきました。

東京シュール4 VS ジャルジャルは60分間ノンストップで、POISON GIRL BAND、しずる、カリカ、ジャルジャル、犬の心がネタを披露。60分経過時にいきなりダンスミュージックが流れ、ネタをやっていたコンビが踊らなければならないというシステム。13時決戦ではしずるが、16時決戦では PGB が被害者(!?)に。しずるはわりとノリノリで踊っていましたが、PGB は動きの小さい踊り(というか音に合わせてテレながらちょけているという感じ)。吉田さんはNSCで確かダンス選抜コースだったはずですが、その過去の栄光を微塵も感じさせないロボットダンス。阿部さんは酔っぱらったオヤジの宴会芸。ま、珍しいものが見られたので、よしとしましょう。

PGB は13時決戦・16時決戦ともにトップバッターだったので、一番長くネタをやっていたと思います。ネタ自体はルミネで定番の「ストレス解消」「しりとり」「ドカベン(こし餡って何?)」「バトンゾーンの使い方」「お互いの呼び名」。あと、お蔵入りしているとばかり思っていたM-1グランプリのネタ「鳥取と島根」や阿部さんの一発ギャグも見られました。今回私はペンを忘れてしまってメモを取ることがまったくできなかったので、他のコンビのネタは詳しくは書きませんが、正直 PGB 以外は期待していたほどはおもしろくなかったです(しずる、カリカ、ジャルジャル、犬の心のファンのみなさん、ごめんなさい)。また、60分のネタの後は30分強だらだらトークをするだけ(16時決戦は最後に神輿をかつぐくだりが良かったですが)で、「この内容でチケット3,000円!?」とがっかりしてしまいました。

あと、13時決戦と16時決戦の間に結構時間があったので、浅草でも今まで行ったことのないエリアを歩き回りました。浅草って浅草寺のイメージが圧倒的に強かったのですが、実はとてもたくさんの表情を持つ場所ですね。「こんなにいっぱい飲み屋さんがあるんだ」とか「ちょっとここはなじめない雰囲気だな」、「このお店は今度入ってみたいな」なんていろいろ考えながらスタスタ歩きました。この日は夏のように暑くて私は今年初めて素足にサンダルを履いていたのですが、おかげで足は靴擦れしまくり。「ウォーキングしやすいサンダル見つけなきゃ」と夏に向けての課題も見つけてしまった休日でした。

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浅草川柳会~純情潔白詩人の会スピンオフ企画(2)

2009-04-10 23:58:00 | お笑い!
2日も日記を更新せず、すみません。早速4/7の日記の続きを。Cブロックは犬の心の押見さん、ノンスモーキン中尾さん、LLR福田さん、ブレーメンの関根さん、ライス田所さんの5人。

お題1「記念日」
押見さん「カレンダー 僕達だけの 赤い丸」
中尾さん「記憶力 試されるのが 記念の日」
福田さん「5-2-4 未だに買ってる この舟券」
田所さん「「初キス」と 書いた手帳に またキッス」
関根さん「初キッス 国が祝って 翌年祝日」

採点の結果は押見さんが9点、中尾さんが12点、福田さんが11点、田所さんが13点、関根さんが5点と全体的に高レベル。やすみさんも「Cブロック、桜咲いてますね」とコメント。

お題2「三角関係」
押見さん「殴りあえ 勝ち残りし者 嫁としよう」
中尾さん「合唱団 ソプラノ二人 バス一人」
福田さん「君が好き スロットも好き 選べない」
田所さん「三角の 角ちくちくと 痛い恋」
関根さん「マドンナと チェジウと 小雪が 俺奪う」

今回の得点は押見さんが9、中尾さんが7、福田さんが11、田所さんが9、関根さんが7。合計は福田さん・田所さんとも22点でしたが、やすみさんからの評価が高かった田所さんが1位通過。

予選最後のDブロックのメンバーはカリカ家城さん、ポテト少年団の内藤さん、チーモンチョーチュウ白井さん、ジパング上陸作戦の加藤さん、しんじさん。

お題1「通学路」
家城さん「一人より ペダルが軽い 二人乗り」
内藤さん「カエルたち おうえんくれた たんぼ道」
白井さん「登下校 2ケツしてるの うらやましい」
加藤さん「君を待つ 間にカエルが 轢かれたよ」
しんじさん「待ちぶせし あなたをさがし 僕笑う」

審査員の評価は家城さんが14点、内藤さんが12点、白井さんが5点、加藤さんが6点、しんじさんが8点。やすみさんは白井さんに「もう少しやる気を出してほしい」とクレーム。

お題2「叶わぬ恋」
家城さん「君の恋 終わらせるのは 僕の恋」
内藤さん「いつまでも あの子を守る ワンワワン」
白井さん「もう無理だ だから来世で 頑張ります」
加藤さん「米どろぼう わざと捕まる 恋どろぼう」
しんじさん「三年も 窓ごしの君 見てたんだ」

得点は家城さんが11、内藤さんが5、白井さんは8、加藤さんは2、しんじさんは12。合計は家城さんが25点でダントツの1位。2位は20点のしんじさん。やすみさんは家城さんの川柳を「うますぎて鼻につく」とコメント。しんじさんの作品については「お題に非常に合っていた」と高評価。

というわけで、各ブロックの上位2名が確定。決勝トーナメントは1本勝負で、どちらの川柳が良かったかを審査員が判定するシステム。最初の対戦はオコチャさん対ノンスモーキン菊池さん。

お題1「ワンナイトラブ」
オコチャさん「一晩で 心はずっと 朝来ない」
菊池さん「なんでだろ 思い出す度 美化してく」
審査員の評価は2対1で菊池さんの勝ち。

お次はPOISON GIRL BAND 吉田さんVSピース又吉さん。
お題2「月のあかり」
吉田さん「昼間より うすい影と濃い時間」
又吉さん「うでまくら 無理するうでを 月てらす」
吉田さんは点を得られず、又吉さんの圧勝。

続いて福田さんと家城さんの勝負。
お題3「合コン」
福田さん「あの娘より 君より気になる やめた台」
家城さん「エロじゃない しゃべりたいから 酔っている」
今回は3ポイントGETした家城さんの勝利。

そしてついに田所さんとしんじさんの戦い。
お題4「キス」
田所さん「遠距離で 受話器に重ねる 淡いキス」
しんじさん「ぼくのくち あなたのくちで ふれてくれ」
審査の結果は2対1で田所さんが勝ち抜け。

この時点で4人が残っていて、あと3回勝負をするはずだったのですが、時間がないとのことで、急遽4人で決勝戦。お題は「別れ」。

菊池さん「次の恋 君に似た人 さがしてた」
又吉さん「新宿で 待つ夜行バス まだ来るな」
家城さん「背を合わせ 寝れぬ二人に 遠い朝」
田所さん「君去りて 寝返りうてる ベッドかな」

審査員の判定は・・・満場一致で又吉さんが優勝! でもその又吉さんは神保町花月出演のために、途中で退場。やすみさんは今回出演した芸人さんに川柳の才能を感じたのか、「S-1グランプリ(もちろんSはSenryuのS)やってください」と提案。すでにS-1グランプリがあることはご存じなかったようです。最後は又吉さん以外の出演者全員で又吉さんの川柳を読んで(標語かい!)、幕。前回と比べて芸人さんの数も川柳の数も多くて満足でした。3回目もぜひ開催してほしいです!

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