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109シネマズプレミアム新宿に行ってみた

2023-04-26 08:50:50 | 日記
2023年4月14日鳴り物入りで開業し、オープン早々ジェンダーレストイレで炎上した東急歌舞伎町タワー(その外観から私は勝手に「アナと雪の女王タワー」と呼んでいます)が、4月23日、私も行ってきました。

通常、自宅から新宿方面に行く際、私は山手線内回りを利用しています。今回、直線距離ではアナ雪タワー、もとい歌舞伎町タワーにより近そうに見える新大久保駅(GoogleMapさんによると徒歩12分)と新宿駅(GoogleMapさんによると徒歩9分)のどちらで下車するか迷ったのですが、新宿駅と駅周辺の混雑ぶりを考えるとより早く到着できるはずと考え、新大久保駅で下車し、アナ雪タワーをめざしました。というわけで、4分ほど歩くと見えましたよ、こんな感じで。



さらに4分歩いて到着。GoogleMapさんに勝った!こちらは西武新宿駅側の外観です。



すぐ近くにエスカレーターが見えたのですが、あまりに閑散としていて、オフィス利用者用かと思い、わざわざビルを回り込んでメイン(?)のエントランスへ。ビルの東側は空地(?)をはさんでTOHOシネマズ新宿があり、アナ雪タワーに続々と吸い込まれる人々をゴジラが威嚇しているかのように見えました。



2階の新宿カブキhallに通じるエスカレータと通路はものすごい混雑で、身の危険を感じたほど。ちなみに映画館は9階、10階で、他の店やレストランを利用しないのであれば、西武新宿駅側のエスカレーターを利用するのが正解だったと気がつきました。ちなみにジェンダーレストイレもこのエスカレータ(2F)の近くですが、男性がたくさんいて、確かに女性が利用できる雰囲気ではありませんでした。

新宿カブキhall内の人の波を避けるように歩いて、エレベーターまで行き、9階に無事到着。おぉ、窓ガラスの下が白く見えるのはこんな風になっているからなんですね。



109シネマズプレミアム新宿のスーベニアショップは、映画館利用者でなくても入場可能なので、こちらもまあまあの混雑ぶり。



坂本龍一氏がここの音響を監修し、館内で使用する楽曲も制作したとのことで、彼のCDや彼に関する書籍などもたくさん置いてありました。私が席を予約していたのは、THEATHER 8 (10階)で16時スタートの『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』。3月25日に鑑賞済だったのですが、配給元のパルコさんからムビチケをいただいており、2回目を観るつもりだったので、それを利用しました。しかし、この劇場はムビチケを利用しても、CLASS Aだと2,600円、CLASS Sだと4,600円支払う必要があります。そう、私はこのぼったくりとも思える2,600円の謎を解明するために109シネマズプレミアム新宿にやってきたのです!

映画館のWebを見て、予約時に発行されるQRコードを提示すれば、館内のウェルカムコンセッションで、ソフトドリンクやポップコーンを好きなだけオーダーできる、ということは理解していたので、「それじゃ早めに行こう」と考え、入場しようとしたのは14時40分くらい。QRコードをかざすと画面には「係員にお尋ねください」のようなアラートが。すぐ近くにいたスーツ姿の係員さんにスマホ画面を見せると、「入場時間は上映開始の1時間前からとなっております。申し訳ございませんが、15時以降にお越しください」とのこと。なにぃ、そんなこと書いてあったっけ?と思ったのですが、そもそも私はメールサーバの不具合で、予約確認メールそのものを受信できておらず、別途サポートの方にQRコードを取得するためのURLを教えてもらったという経緯があったので、やむなし、という感じでした。

というわけで、15時まで近くで待機し、晴れて入場。暗い廊下を進むと目の前には天井の高いラウンジが(静かに音楽が流れ、シャッター音すら気になる雰囲気だったので、あまり良い写真でないのが申し訳ないです。)!



ウェルカムコンセッションに並び、まずはカフェオレをオーダー。ラウンジ内の大きな一人掛けのソファーに座り、しばしフランス語のお勉強。



膝の上の本にずっと目を落としていたら突然周囲が暗くなって、「えっ」って顔を上げると、別の作品の開場の案内がスクリーンに映し出されていて、あぁ、サンクトペテルブルクの地下鉄方式ね、と。他のシネコンでありがちな大音量でアナウンスするのではなく、照明の加減で知らせるのは、とてもスマートだと思いました。

スクリーンへの入場開始は15分前なので、その前に再度ウェルカムコンセッションに行き、今度はアイスティーとキャラメルポップコーンをGET。



ポップコーンは他の109シネマズと同様四角の容器で、これはLサイズに相当するのかな? それほどポップコーンを食べない方なら、少なめに入れてもらう方が良いかも。実は私はいわゆるグルメポップコーンが大好きで、ここのキャラメルポップコーンもかなり期待していたのですが、ご覧のとおり、バタフライタイプとマッシュルームタイプの中間のような中途半端な見た目。これはマッシュルームタイプを作ろうとして失敗したパターンなのか…?食べてみると109シネマズの他の劇場のバタフライタイプのポップコーンよりは若干「まし」に思えるだけど、使っているバターがいまいちなのか、正直それほど美味しくない…。

ちなみに映画館で食べられるマッシュルームタイプのポップコーンの中では、新宿ピカデリーやMOVIX等のSMTで売られているHill Valleyのチョコレート味のポップコーンとTOHOシネマズのプレミアムキャラメルポップコーンが最強だと思います。ポップコーン好きな方はぜひお試しあれ。

アイスティーもごく普通。容器は大きいのですが、実際に入っている量は7割くらいで、映画鑑賞中にドリンクをたくさん飲む方は2つオーダーしておく方が良いかもしれません。容器のふたとストローが紙製だったのは好印象。というわけで、ポップコーンとドリンクを持って『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』が上映される THEATHER 8に入場。



いまいちな画像ですみません(画像手前は CLASS Sのシート、その後ろは CLASS A)。入ってびっくりしたのは、前の座席と後ろの座席の段差の違い。これならどんなに座高が高い人に前に座られても、その人の頭でスクリーンが一部隠れることは絶対にない。ただし、この段差のせいで斜め前の人の服装や何をやっているのか結構わかる。「この人、かわいいスカート穿いているな」とか「あ、ポップコーンを膝の上に置いたな」みたいな。もちろん席の前の通路もゆったり広めで、「すみません、すみません」と謝りながら移動する必要なし! 座席自体は背もたれが可動式で完璧な座り心地! これなら長時間の作品でも耐えられるはず! 席の右側にはドリンクホルダー、左側にはポップコーンを置けるスペース、また両側に低反発のエルボーレストがあるのもとてもうれしい。あと、TOHOシネマズのプレミアムボックスシートほどではないものの、座席と座席の間には低い仕切りがあり、隣の人物と接触することはまずありえないが、逆に手つなぎ鑑賞にはおそらく不向き。

上映開始直前に女子トイレに行くと、広くて綺麗でかなりのゴージャス感。観客数を考えると個室の数は十分で、順番待ちの長蛇になることは考えられない。もちろんペーパーは二枚重ねでふわふわ。手洗いスペースにはマウスウォッシュまで完備!西新宿が見下ろせるパウダールームも併設され、これは私が今まで行った映画館の中でまさにベストな女子トイレ!

そして、ついに上映開始。音響はもちろん良かったですが、個人的には迫力が半端ない丸の内ピカデリーのDolbyCinemaの方が好み。あと、すでに書いたとおり前後の座席間の段差が大きいので、前の方の座席は普通の劇場以上に上を向き、後方の席はかなり下を向くことになるような気が。中間の列の席を早めに予約するのがオススメ。『デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム』は予告編も含め、2時間25分とまあまあ長めの作品でしたが、大きいと感じたポップコーンは前半で食べきれたので、もう1回もらいに行っても良かったかなと。ただしCLASS Aだとドリンクやポップコーンをオーダーできるのは終映時間の30分前までなので、要注意。

というわけで、109シネマズプレミアム新宿 CLASS A の感想をまとめると、
・ラウンジの居心地は素晴らしい
・ソフトドリンクは普通
・キャラメルポップコーンは改善の余地大いにあり
・スクリーン内の座席の座り心地は最高、ただし席の位置は注意が必要かも
・女子トイレは完璧で文句なし
・要するに他のシネコンと比べると圧倒的にストレスフリー

結論としては、CLASS Aなら特別な日や自分へのご褒美として2,600円払って利用する価値はあり、かなと。私は109シネマズのポイントが6ポイント貯まったら、また利用したいです。CLASS Sは…ボーナス出たら、考えます。
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