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2016年に観た映画+目標の達成度(8)

2016-02-28 09:08:27 | 映画!
1月5日の日記で、2016年の5番目の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る&観る回数を100回以下にする」と発表した私。2/21から2/27までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)

15 2/24 X-ミッション ○ (レディースデーで1,100円)
16 2/27 ザ・ブリザード ○ (SMT Members割引鑑賞クーポンで1,200円)

合計 2作品(2回) 2,300円

今週は2本。1本はレディースデー、もう1本はクーポンを使用して鑑賞しましたので、1本あたり1,150円。今週は完全にアウト!

さて、決して積極的にではないけれど、今週まあまあお勧めするのは『X-ミッション』。パトリック・スウェイジ、キアヌ・リーブスが主演した1991年の作品『ハートブルー』のリメイク。FBI捜査官になるべく訓練中のユタは、3つの国で起こった奇妙な事件がエクストリームスポーツのアスリートたちによるものではないかと考え、潜入捜査を試みようとする。リーダーのボーディの信頼を得て、彼らと行動をともにするユタだったが・・・という物語。この作品、アクションは確かにすごいし、ロケ地も豪華で興奮するのですが、それらを重視しすぎて物語が破綻してしまっています。また、撮影と編集も残念で、素晴らしいアクションが捉え切れていません。物語性を完全に取っ払って、スタントを担当したアスリートたちの素顔を見せるメイキングの方がよっぽど面白いんじゃないかと思うほど。もちろん、そのようなメイキングが製作されるかどうかは不明ですので、まずはアクション目当てで劇場に足をお運びください!

あと、2016年の私の他の目標である「目標1. 週に最低2回はジムに行き、また最低2回は外でランニングする」「目標2. 体脂肪率は極力22%以下をキープする」「目標3. 上の血圧(収縮期血圧)110mmHg以下、下の血圧(拡張期血圧)70mmHg以下をキープする」「目標4. 語学の勉強を頑張る」の達成度もこの場を借りてご報告させていただきます。

目標1. 週に最低2回はジムに行き、また最低2回は外でランニングする
2/21 HIPHOP 60分
2/23 ランニング 54分
2/24 ヨガ 45分
2/25 ランニング 43分
2/19 筋トレ&ストレッチ 45分
を実践しましたので、目標クリア!

目標2. 体脂肪率は極力22%以下をキープする
今週の体脂肪率は24%台~27%台。先週の23%台~26%台からアップ。ケルンから帰ってきてから気が緩みっぱなし。

目標3. 上の血圧(収縮期血圧)110mmHg以下、下の血圧(拡張期血圧)70mmHg以下をキープする
起床後と夜に測定した数値の平均値が、上119、下が79。先週と比べると上は変わらず、下はわずかにアップ。この調子で行けるといいのですが。

目標4. 語学の勉強を頑張る
今週は Duolingo 毎日 Daily Goal が達成できたので、目標クリア! 今週もレベルは12のまま、German Fluency も40%のままですが、いちおう26日にレッスンの最後まで到達したので、「ドイツ語を征服した」とみなされ、以下のような画像がページに表示されるようになりました。



少なくとも3月いっぱいはこのままドイツ語を続けるつもりです。

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ドイツのケルンに行ってみた (9)

2016-02-26 21:30:50 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (8)」の続きを。

ケーキを食べ終わったら、再び出かける準備。みんなで仮装してパーティーに行くのです。私は日本から持ってきた忍者のコスチューム。ロビンさんはカウボーイ、Aさんはカウガール。二人はビール、私はロビンさんからもらったノンアルコールの炭酸飲料 Gaffels Fassbrause を片手にアパートを出ました。その日の昼間はかなり暖かかったので、私は忍者の衣装の下に長袖Tシャツ1枚しか着ていなかったのですが、これが大誤算。場所は Hotel Haus Schwan (Schwanは日本語で白鳥) という近所のホテルの1階にあるパブだったのですが、そこまで移動するだけでなく、日が沈んでからの寒さの中、お店の外で1時間ほど待たなければならなかったのです。

さらにもう1つの誤算が。以下の写真(これはケルンで撮影したものではありません)のように私は目の部分のみ空いている頭巾をかぶるため、そのままだと飲むことも食べることもできず、話をすることも困難なのです。



仕方がないので、首の部分をゆるめ、頭巾の下から Gaffels Fassbrause を飲みました。Schwan の外には長い行列。もちろんみな思い思いのコスチュームに身を包んでいます。私たちは先に行列に並んでいたロビンさんの友人Fさんと合流。お店の中にいるお客さんが誰か退店しない限り、行列は動きません。地面に無造作に置かれているのは、入場を待つ人々が飲み終えたビール瓶。震えながら Schwan の中に入れるのを待っていたら、仮装した音楽隊がやって来て、外で待っている私たちのために2曲ほど演奏してくれました。



この音楽のおかげで少しは寒さを忘れることができました。楽隊の人々にはお店からビールが振る舞われます。その後10分ほどでやっとお店に入ることができました。普段はテーブルや椅子が置かれているはずの店内は、まさに人、人、人で移動するのもままならないほど。それでもロビンさんがカウンターまで進み、4人分のケルシュを買ってくれました。ここで飲まないわけにはいかないので、私は頭巾をはずしました。

なんせフロアは人で溢れているので、激しく踊ることはできませんが、それでもみんな音楽に合わせてリズムを取ったり、歌ったり、肩を組んだりと本当に楽しそう。お店で大音量で流れていたのは、カーニバルの時期によく聞かれる以下のような音楽でした。

Brings – Kölsche Jung


Kasalla – Pirate


De Höhner – Schenk mir dein Herz


De Höhner – Viva Colonia


Räuber – Op dem Maat


ドイツ人は基本的に男女ともに身長が高いし、がっしりしている人も多くて、私はその場所で恐らく一番小さかったので、いつ押しつぶされても不思議ではありませんでした。人々の仮装で一番印象に残っているのはイエス・キリスト、ロッド・スチュワート、あと誰なのかわからないけれど、恐らく有名な昔のドイツの冬季オリンピック選手(ユニフォームにゴーグル姿)。

このお店で私が何よりも驚いたのはケルンのみなさんのお酒の飲み方。基本的に何も食べず(お店自体がこの日は食べ物を提供しておらず、カウンターの中のお兄さんたちはデリバリーのピザで腹ごしらえをしていました)、ケルシュをどんどん胃に流しこむというスタイル。どんだけ体に悪い飲み方してんねん! 私はたまたまカウンターのそばにいたのですが、カウンターの中にはこんな紙が貼られていました。



何が書かれているかというと、飲み物が何杯だと何ユーロになるかという一覧。この日はキャッシュオンデリバリー制で、ケルシュもコーラも水も1.9ユーロ。そりゃ、みんなケルシュばかり飲みますよねw というわけで、1杯は 1.9ユーロ、2杯は3.8ユーロ、3杯は5.7ユーロ・・・と21杯まで書かれていて、カウンターのお兄さんたちは頭で計算しなくてもお客さんに料金を伝えられるわけです。っていうか、一度に21杯分オーダーする人、いる?

次から次へと入るオーダーをものともせず、ケルシュをどんどんグラスにをついでいくカウンターの中のお兄さんたち。グラスが多い時は以下の画像のような面白いデザインのお盆でサーブします。



私はケルシュ2杯を飲んだ後、自分で水を1杯注文してみたのですが、"Water, water!" と2回言ってしまったせいか、水とコーラを1杯ずつ出され、3.8ユーロ支払う羽目に。まあ、こう店内が騒がしいと、うまくいくはずのコミュニケーションもうまくいかなくなるものではないかとw

その場の雰囲気は楽しかったのですが、人から押し合いへし合いされ、すっかり疲れてしまった私は一人でアパートに帰ることに。ロビンさんたちに心配しないように伝えて、Schwan を出ました。お店の外は相変わらずの行列。お客さんの出入りをチェックしている屈強そうなお兄さんに「君は帰るの? それともちょっと外に出るだけ?」と聞かれたので、「家に帰ります」と答えると、「サヨナーラ!」と日本語で挨拶してくれました。アパートにも無事に着いてほっと一息。メールをチェックし、ケルンについていくつかツイートしてベッドに入りました。

今回はこの辺で。続きはまた後日。

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ドイツのケルンに行ってみた (8)

2016-02-25 08:29:35 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (7)」の続きを。

このお店でもう1つ発見したのが、ナプキン入れに書かれていた Kölsches Grundgesetze なるもの。



直訳すると「ケルン憲法」で、ケルン方言でこんなことが書かれています(私なりに日本語に訳してみましたが、あまり正確ではないかもしれません)。

Et es wie et es. 人生そういうものだ(だからそのまま受け入れろ)。
Mach et jot äwer nit ze off. 楽しむのはいいことだが、頻度は控えめに。
Nix bliev wie et wor. 変わらないものなど何もない (だから新しいものも受け入れろ)。
Et kütt wie et kütt. 来るものは来る (だからそのまま受け入れろ)。
Do laachste dech kapott. 体が壊れるまで笑え。
Et hätt noch immer jot jejange. ポジティブでいれば物事はうまくいく。
Drinkste ene met? 一緒に酒を飲みたいか?
Wat fott es es fott. なされたことは元には戻せない (だからそれを受け入れろ)。
Wat wellste maache? 何がしたいんだ?(すでになされたことを変えることはできないのに)
Wat soll dä Quatsch? (この馬鹿げた話は)いったい何なんだ?
Kenne mer nit, bruche mer nit, fott domet. 知らないことには批判的であれ。

全体的に楽観的というか、人生を達観しているというか、なかなか興味深い内容です。で、この内容が本当にケルン人の生き方に反映されているかどうかですが、少なくともロビンさんの考え方や言動にはかなり当てはまるものがあるような気がします。

ロビンさんも私もお腹がいっぱいになったのでお店を出ることに。ケルンのレストランでは基本的にテーブルで会計ができるのですが、びっくりしたのは店員さん一人ひとりが大きながま口の財布(というよりむしろバッグ)を持っていて、お客さんから受け取ったお金をそこに入れ、またそこからお釣りを出すシステム。つまり店員さん一人ひとりが「動くレジ」というわけです。ロビンさんはチップをテーブルの上に置くのではなく、店員さんから言われた合計額にいくらかを上乗せして代金とチップを一緒に支払っていました。

Bier-Eselを出たのは午後4時過ぎ。この後、私たちが向かったのは Törtchen Törtchen というケルンでは有名なケーキ屋さん。ずいぶん以前からロビンさんにこのお店のことを聞いていて、行ってみたいと思っていたのでした。



お店に入るとケーキのショーケースの前は人でいっぱい、Cafeのテーブルも満席。座って食べるのは無理と判断し、テイクアウトすることに。ショーケースを見て思ったのは、「美味しそうだけど、高い!」。確かケーキは5ユーロ前後だったと思います。あれこれ迷った末、私は Sizily (シチリア)、ロビンさんは Cassis Schoko (カシスチョコ)をチョイス。お金を払ってお店を出ました。

Törtchen Törtchen からノイマルクトに向かう途中、美しい教会があったので、撮影。後で調べたところ Pfarrbüro St. Aposteln (Basilica of the Holy Apostles) という教会でした。



帰りはノイマルクトからU-bahnを利用。16時45分頃にロビンさんのアパートに到着。ロビンさんがお茶を入れてくれたので、早速ケーキをいただくことに。左側は私が買ったシチリア、右側がロビンさんのカシスチョコ。



シチリアの緑色の部分が抹茶に見えるかもしれませんが、これはピスタチオの色。下半分はカシスだったかと。日本人の感覚だとムースの下はスポンジ生地だと思うのですが、ドイツではタルト生地が一般的のようで、面白い食感でした。

とりあえず今回はこの辺で。続きは後日書かせていただきます。

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ドイツのケルンに行ってみた (7)

2016-02-24 12:30:43 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (6)」の続きを。

ケルン市立博物館に入ると、スタッフの男性から常設展だけでなく期間限定の特別展も鑑賞を勧められたので、それも見ることにしました。常設展の料金は7.5ユーロ、特別展の料金は忘れてしまいましたが、常設展よりも安かったと思います。音声ガイドの機器は無料ですが、日本語はなかったので、英語版を借りました。常設展では中世から現代までのケルンの歴史が垣間見えるさまざまなものが展示されています。私が興味を持ったものはすべてロビンさんが説明してくれたので、実際、音声ガイドはほとんど使いませんでした。

特に印象に残っているのは、実際に工場で使われていた大きなエンジンなど、産業革命後のケルンに関する展示。あるお菓子会社の労働者ほぼ全員を写したと思われる写真には、小学校高学年くらいに見える子供もたくさんいて、当時の労働環境を想像させられました。その一方で子どもたちが使っていたおもちゃや勉強道具、机などもあり、「女の子が着せ替え人形好きなのは世界共通なんだなw」とほっこりする展示も。ケルン、いえドイツの歴史に興味がある方なら決して損はしない、見どころ満載の常設展でした。

特別展は第二次世界大戦前のケルンを撮影したモノクロ写真の展示。当時使用されたカメラなどの撮影機材も置かれてあり、非常に興味深かったです。もう1つの特別展は以前ケルン南部にあった美術学校に関する展示でした。

ケルン市立博物館を出た時は午後2時をとっくに過ぎていたので、館内には2時間くらいいたのではないかと思います。私はすっかりお腹が空いており、やっとランチタイム。入ったのは Bier-Esel というお店。700年以上の歴史を持つ、Wikipediaにも載っているほど有名なお店です。Eselは日本語ではロバ。というわけで、お店の看板にもロバが。



中途半端な時間にもかかわらず、お店は仮装した人々で大混雑。でも、私たちが入店してすぐにお店を出た人がいて、すぐに座ることができました。ラッキー! 私のドイツ語力ではとても歯がたたないメニューをロビンさんは訳してくれ、私は Schnitzel Wiener Art (ウィーン風シュニッツェル)に挑戦することに。ロビンさんが2人分のビールと一緒にオーダーしてくれました。

ケルンでビールと言えば、地ビール、ケルシュ。このお店で飲めるのは SÜNNER というケルシュで、ロビンさんの話では最も歴史のあるケルシュだそう。ジョッキで出てくるかと思いきや、細長いグラス。グラスが小さい方がケルシュをより新鮮な状態で飲めるから、ということのようです。というわけで、私にとっては生まれて初めてのケルシュだったのですが、軽くて飲みやすいと感じました。



このようなお店でケルシュを飲む時に気をつけなければいけないことが1つ。お客さんのグラスが空いているのを発見すると、追加をオーダーしなくても店員さんがおかわりを持って来てくれるのです。ビール好きには素晴らしいサービスですが、おかわりが不要な人はコースターでグラスに蓋をしておかなければなりません。また、店員さんは以下の画像のようにサーブしたケルシュの数をコースターに記録します。2本の線=2杯、となり、この線の本数で最後に精算するわけです。



店内は相変わらずすごい混雑ぶりで、とてもにぎやか。カーニバルの音楽にあわせて歌ったり、シュンケルン(隣の人と腕を組んで体を左右に動かす)してとても楽しそう。そうこうするうちに私たちが注文した料理が運ばれてきました。



私がオーダーしたウィーン風シュニッツェルはまずその大きさにびっくり。大食いの私でも「食べきれるかしら」と不安になるほどでした。お皿にケチャップとマヨネースの袋が載っていたので、ケチャップはポテト用、マヨネーズはサラダ用と解釈し、マヨネーズをサラダにかけようとしたところ、ロビンさんが「何してるの!?」と慌てた様子。いや、見てのとおりサラダにマヨネーズをかけようかと・・・。ロビンさんは「ケチャップもマヨネーズもポテトにつけるんだよ。こんな風にね」とお皿の上にケチャップとマヨネーズを出し、ポテトを2つの調味料の境界あたりにつけて食べ始めます。



マジっすか? ポテトにマヨネーズをつけて食べる人々がいるとは想像すらしたことのなかった私でしたが、ロビンさんのしたとおりにやってみました。うーん、私は何もつけないのが一番好みかも。ちなみにサラダはちゃんとドレッシングがかかっていたので、マヨネーズをかけなくて正解でした。

ちなみにロビンさんが食べていたのは Himmel un Ääd で日本語に直訳すると「天と地」。



後でググってみると伝統的なドイツ料理でこの地方では特に人気のある料理だそう。ソーセージの下のマッシュポテトにはアップルソースがかかっていて、空中で育つりんごが「天」のもの、土の中で育つじゃがいもが「地」を表すのだそうです。

とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日ということで。

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ドイツのケルンに行ってみた (6)

2016-02-23 12:58:59 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (5)」の続きを。

買い物をすませアパートに戻ると、Aさんも起きていたので、3人で朝食。数種類のパン、ゆでたまご、そしてハム。パンに塗るのはクリームチーズ、ジャム、ヌテラ(ドイツでは alles liebe という名前)などいろいろ。



ヌテラとはヘーゼルナッツペーストに砂糖、ココアなどが混ざったチョコレート味のスプレッド。私は今まで食べたことがなかったのですが、ロビンさんに勧められてヌテラを塗ってみました。普通のチョコレートスプレッドにヘーゼルナッツのコクと香りがプラスされた感じ。美味しかったです。あと、ゆでたまごを食べて気がついたのが卵の黄身の色の違い。日本のは濃いめの黄色あるいはオレンジ色だと思うのですが、ドイツの卵の黄身の色はかなり薄く、クリーム色に近いと感じました。

朝食が終わったら、出かける準備。Aさんはジムへ、ロビンさんと私は市の中心へ向かう予定。ロビンさんと私はすぐにはバスに乗らずに、しばらく近隣を歩くことにしました。目に入ってきたのはSt. Stephan Kölnという教会の大きな塔。ケルンは第2次世界大戦で市街のほとんどが破壊されたとのことですが、この塔は残ったようです。



東の方角に向かって歩いているとケルン大聖堂も見え、テンションが上がりました。そこから一番近いバス停まで歩き、Neumarkt (ノイマルクト)行きのバスに乗車。「ドイツのケルンに行ってみた (3)」に書いたとおり、ロビンさんが学生証を持っていて、私はその同伴者なので、土曜日のその日はバスもU-Bahnもタダ! バスは仮装した人々でまあまあ混雑していたので座ることができず、私とロビンさんは乗車口のそばに立っていました。バス停まで歩いていた時、「犬を散歩させている人が全然いないなぁ」と思っていたのですが、ケルンで初めてわんこを見たのはそのバスの中でした。



日本の公共交通機関では一般的にペットはケースに入れなければ車内に持ち込めないと思うのですが、ケルンでは鎖につないでおけばOKのよう。そのわんこはよく躾けられていて、車内では飼い主さんの足の間でずっとおとなしく座っていました。わんこを眺めていたら、バスはあっという間に終点のNeumarkt (ノイマルクト)に到着。バスから降りると広場には仮装した人々でいっぱい。



あと、広場の近くで一番印象に残った建物は屋上にアイスクリームの載ったビルでした。



ノイマルクトから歩いて目指すのはケルン市立博物館。ケルンにはいろいろな博物館や美術館があるのですが、カーニバルのクライマックスであるこの時期は閉館しているところが多く、ロビンさんは私のためにいろいろな施設に電話をかけ、オープンしている博物館を探してくれたのでした。ケルン市立博物館は建物の上に金色の翼のついた自動車が乗っかった面白いデザイン。写真を撮り忘れてしまったのですが、Cologne City Museumでググると写真がたくさん出てくるはずです。入り口を探して建物の周りを歩いていたら、一部はこんな状態でした。



これはカーニバルのパレード中、人々が勝手に敷地に入ったりしないようガードするためのもの。実際、市の中心はお店の前をこのような板などでガードしているところがたくさんありました。

とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日書かせていただきます。

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2016年に観た映画+目標の達成度(7)

2016-02-20 23:59:59 | 映画!
1月5日の日記で、2016年の5番目の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る&観る回数を100回以下にする」と発表した私。2/14から2/20までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)

13 2/15 スティーブ・ジョブズ ○ (ユナイテッド・シネマ鑑賞券で0円)
14 2/17 オデッセイ ◎ (109シネマズのポイント会員感謝の日で1,100円)

合計 2作品(2回) 1,100円

今週は2本。1本はタダ、もう1本もサービスデーに鑑賞しましたので、1本あたり550円。今週は余裕でセーフ!

さて、今週全力でお勧めするのも当然『オデッセイ』。監督はリドリー・スコットですが、私は彼の『プロメテウス』『悪の法則』『エクソダス:神と王』で3作品連続がっかりしたので、期待値を控えめにしていました。火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士ワトニーは、次のミッションであるアレス4が到着するまでの4年間を生きのびようと奮闘するが・・・という物語。作品全体を貫いているのは「あきらめない精神」と「明るい音楽」。ワトニー自身は言うまでもなく、ワトニーが生きていることを知ったNASAの人々、ともに火星の探査活動を行った仲間たちが、ワトニーが無事に帰還できるよう、決してあきらめることなく、あらゆる努力をするという点が素晴らしかったです。そして、孤独なワトニーを救ったのがディスコ音楽。思わずサントラを買いたくなりました。本作品とは直接の関係はないのですが、個人的には2014年の映画『インターステラー』でモヤモヤしていた気持ちを、『オデッセイ』がすっきりさせてくれました。ぜひ劇場でご覧ください!

あと、2016年の私の他の目標である「目標1. 週に最低2回はジムに行き、また最低2回は外でランニングする」「目標2. 体脂肪率は極力22%以下をキープする」「目標3. 上の血圧(収縮期血圧)110mmHg以下、下の血圧(拡張期血圧)70mmHg以下をキープする」「目標4. 語学の勉強を頑張る」の達成度もこの場を借りてご報告させていただきます。

目標1. 週に最低2回はジムに行き、また最低2回は外でランニングする
2/14 HIPHOP 60分
2/14 ランニング 32分
2/17 ヨガ 45分
2/17 ランニング 45分
2/19 筋トレ&ストレッチ 45分
を実践しましたので、目標クリア!

目標2. 体脂肪率は極力22%以下をキープする
今週の体脂肪率は23%台~26%台。先週の23%台~24%台からアップ。甘いものの食べ過ぎです・・・orz。

目標3. 上の血圧(収縮期血圧)110mmHg以下、下の血圧(拡張期血圧)70mmHg以下をキープする
起床後と夜に測定した数値の平均値が、上119、下が78。先週と比べると上はかなりダウン、下もわずかにダウン。この調子で行けるといいのですが。

目標4. 語学の勉強を頑張る
今週は Duolingo の2月20日の Daily Goal が達成できず、目標クリアならず! 今週もレベルは12のまま、German Fluency も40%のままです。あかん!

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ドイツのケルンに行ってみた (5)

2016-02-20 10:04:42 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (4)」の続きを。

ケルン一日目の夜は夜中に一度起きましたが、翌朝の5時頃目が覚め、その後また二度寝して7時半に起床。睡眠障害の私にしては上出来の睡眠時間。2月6日土曜日、ケルン2日目の朝です。バスルームに行き、シャワーを浴びました。シャワーと言えば、日本人なら誰でも(!?)気になる水圧。ロビンさんちのシャワーヘッドは日本よりもはるかに大きかったものの(むしろ大き過ぎるから?)、水圧はイマイチでした。っていうか、ドイツの一般的なシャワーの水圧がこれぐらいだったら、日本のシャワーの水圧はドイツ人にとっては痛いくらいなはず。それについて後でロビンさんに聞いたら、日本を旅行していた時も水圧は特に気にならなかったそう。つまり、基本的に水圧にはまったく関心がないということ・・・?

あと、バスルームで気がついたのが、バスタオルの違い。ドイツのは日本のものよりずっと大きく、厚く、ゴワゴワしている感じ。まあ、大きさについては体型がまったく違うので当然と言えば当然ですね。シャワーを浴び終わってリビングに戻り、髪にタオルを巻き、ソファーに座って着替えていたら、ふと誰かに見られているような気が。後ろを振り向くと窓のカーテンが全開で、通りの向こう側のアパートからリビングが完全に見える状態! 向かい側のアパートの1つの部屋で人影がちらほら見えていて、どうやらその人に見られていたようです。昨日の夜、カーテンを開けたまま寝てしまった私が悪いので、なんならその人に手でも振ろうかと思ったのですが、やめておきました。

そうこうするうちにロビンさんが起床。あらかじめ立てておいた計画では私が7日(日)、8日(月)、9日(火)の夜に日本食を作る予定で、その材料の買い出しに土曜日の午前中にスーパーに行くことになっていたのでした。ロビンさんが身支度を終えると、二人で出発。気温は低すぎず、青空には雲が浮かび、気持ちの良い朝でした。大きな通り沿いに出ると、以下の画像のとおりケルンの歩道は自転車用と歩行者用に分かれていることをロビンさんが教えてくれました。以下の画像の左側が自転車用、右側が歩行者用です。



が、私はこのことをすぐ忘れてしまい、ケルンの滞在中、気がつくと自転車用のレーンを歩いていることがよくありました。

まず、最初に向かったのはNettoというスーパー。ここの商品は他のスーパーよりも安めなのだそうです。そのせいか商品の陳列には一貫性がなく、雑然としている感じ。ここではお好み焼き用のキャベツと、親子丼用の卵、鶏肉などを購入。お店でまず目に入ったのがとんがったキャベツ。



日本では見たことのない形ですが、今考えるとこちらのキャベツの方が日本のキャベツに近かったかも。というのは、以下の画像のとおり、ドイツの一般的なキャベツは日本のものより丸くてまるでボール。そして全体的に葉が厚めで、葉脈も日本のものほど浮き上がっていません。このキャベツが後で私を不幸のどん底に突き落とすということをこの時の私は知る由もありませんでした。



ドイツのスーパーはアメリカと同様、まずはベルトコンベヤーに商品を載せ、自分の順番が来たらレジの係に合計金額を計算してもらい支払うシステム。でも、アメリカのように商品を袋に入れてくれる人はいませんし、なおかつレジ袋は有料なので、自分のバッグを持参して、レジを通過したものを次々に入れる必要があります(日本のスーパーでは当たり前の、買ったものを袋に入れるためのスペースはありません)。

次に向かったのは Cafe Bonnen というお店。その日の朝ごはん用のパンを買うためだったのですが、そこにはいろいろな種類のケーキも置いてあり、店内のテーブルでは数人のお客さんが朝食を楽しんでいました。ケーキのショーケースを覗くと、私が大好きなフロッケンザーネトルテも置いてあったので、「後で絶対また来よう!」と心に誓いました。



Cafe Bonnen でロビンさんは数種類のパンを購入。お次はREWEというスーパー。



ケルンではこのお店をいろいろなところで見かけました。ロビンさんの話ではここは値段は若干高めだけれど、品揃えが良いとのこと。ここで私が見つけたかったのは、親子丼に使うミツバの代用品。見た目がまあまあミツバに似ている Glatte Petersilie なるものを見つけたのですが、袋に入っていて香りがわかりません。いくら見た目が似ていても匂いが強すぎると親子丼に合わないはず。ロビンさんにそう言うと、なんと彼はその野菜の鉢植えバージョンを店内で見つけてくれました! 早速鼻を近づけてみると、匂いはほとんどありません。というわけで、この野菜を買うことに決定! ちなみに、Glatte Petersilie は日本ではイタリアンパセリにあたるもののようです。どうりで見たことある気がしました。

REWEでは私が大好きな Ritter Sport のバラエティ豊かなチョコ、モーツァルト・クーゲルン、リューベックの老舗 Niedereggerのマルチパンもいろいろな種類が売られていて、日本へのおみやげを買うには打って付けでした。「このお店にもまた絶対来よう」と思っていた時、ロビンさんが興味深いことを教えてくれました。それはドイツのリサイクルについて。日本でも缶やビン、ペットボトルのリサイクルは盛んですが、ドイツはさらに踏み込んだシステム。以下の画像では値段が0.99ユーロと表示されていますが、その横に「+ Pfand 0.25」と記載されているのがおわかりでしょうか?



これは購入した時は0.99ユーロ+0.25ユーロを支払い、そのペットボトルをリサイクルした時に0.25ユーロ(25セント)が返金されるという意味。つまり、きちんとリサイクルしないと損をする仕組みなのです。店内にはボトルやビンを返却するための機械も設置されています。25セントは現在の日本円で30円以上。仮に毎日ペットボトル1本を消費し、それを1年間まったくリサイクルしなかったとするとなんと1万円以上の金額になります。かなり大きい額ですよね?

話が横道にそれてしまい、すみません。最後に行ったお店は牛の顔のマークが目印の Eckart というお肉屋さん。



ここではお好み焼き用の豚肉を購入しました。もちろんスーパーにも豚肉は売っていますが、日本のスーパーのように薄く切られたものはありません。なので、豚肉でも牛肉でも薄切り肉が必要な場合は、お肉屋さんで買って、スライスしてもらう必要があるのです。というわけで、今回は豚肩肉を確か200g購入し、2ミリの薄さに切ってもらいました。

ドイツでの初めての買い物は新発見だらけでした。今回はこの辺で。続きはまた後ほど。

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ドイツのケルンに行ってみた (4)

2016-02-19 22:53:27 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (3)」の続きを。

突然ですが、ここでケルンの公共交通機関の利用方法について説明しておきます。市内での移動はバスかU-Bahn。片道4停留所/駅までなら1.9ユーロ、それ以上だと2.8ユーロかかります。U-Bahnは日本人の感覚では路面電車のようなもので、よほど大きな駅でなければ駅舎もなく、無人。券売機すら置いていないところもあります。じゃあ、どうやって切符を買うのか? バスも同様なのですが、以下のような車内の券売機で購入します。



この券売機、残念ながらコインと電子マネーしか使えません。もちろん両替機なんてしゃれたものも車内にはありません。というわけで、ケルンでバスかU-Bahnに乗るなら小銭はたくさんキープしておきましょう。ちなみに券売機はドイツ語だけでなく、国旗のボタンを押すことで英語、トルコ語、フランス語、イタリア語の表示が可能。1回乗車できる切符だけでなく、ちょっとお得な4回券もあります(実は自分が思っていた以上にバスやU-Bahnを利用したので、4回券を買っておけば良かったと後悔しています)。切符を買ったら、次にしなければならないのが打刻。何月何日の何時何分に乗車したかを証明するため、以下のような機械に切符を入れるのです。



以下は左側が打刻されていない乗車券、右が打刻されている乗車券。赤で囲った部分に印字されているのがおわかりでしょうか?



私がイマイチだと思ったのは、車内の券売機と打刻機の場所が結構離れていること。隣同士で設置しておけばすぐに打刻できるのに・・・。でも、2台が隣同士だとその周辺だけ混雑してしまうかもしれないので、あえて場所を離しているのかもしれません。そもそもバスかU-Bahnで1回券を買った時には券売機が打刻してくれればいいのにとも思いました・・・。ちなみにいくら切符を持っていても、打刻していないものは無効とみなされ、不正乗車になってしまいます。ロビンさんの話では見つかった場合、罰金60ユーロを支払うことになりますので、切符の購入だけでなく打刻もくれぐれも忘れずに!

・・・とエラそうなことを書きましたが、実は私は3回ほど不正乗車をしてしまいました。1回めは一人で初めてバスに乗った時。車内が超混雑していて(しかもほとんどの人がコスチューム姿w)、券売機までとても移動できる状態ではなかったのです。その時の状況はまた別の機会に書くつもりです。2回めと3回めはU-Bahnの券売機が壊れていた時。ケルンではこういうことが結構あるらしいのですが、お金を払わないのは罪悪感があるので、「時すでに遅し」ではあるものの私はU-Bahnを降りた駅で切符を購入しました。

前置きが長くなりましたが、話題を元に戻します。Ehrenfeld からU-Bahnの13号線で10分ほどでロビンさんのアパートの最寄り駅 Dürener Str./Gürtelに到着。アパートまでは徒歩で5分もかからないくらい。周辺はアパートや小さなレストラン、お店が並ぶ閑静な住宅街でした。無事にアパートに到着するとロビンさんと一緒に住んでいる恋人のAさん(彼女の名前をブログに載せる許可を得ていないので「Aさん」と記述します)が温かく迎えてくれました。

時間は午後9時をとうに過ぎており、日本時間では午前1時過ぎ。ひとまず荷物を置き、ホッと一息。私はバウムクーヘン好きなロビンさんにユーハイムの「究極のバウムクーヘン」を渡しました。その後、ロビンさんが作ってくれていたハンガリーのスープ、グヤーシュをみんなでいただきました。



実はこれ、私が出発前にロビンさんにリクエストしていたもの。ロシアのボルシチと少し似ている感じでおいしかったです。ごちそうさまでした! 食事の後、お皿洗いを申し出ると、ロビンさんは「食器洗い機があるから大丈夫」とのこと。ドイツではビルトインの食器洗い機が一般的なよう。そのせいなのか、シンクの広さは日本の半分くらいでした。

ドイツに着いてからずっとメールをチェックしたかった私。ロビンさんにインターネット接続方法を尋ねると、彼はすぐにWifi接続用のパスワードが書かれている紙を持って来てくれました。リビングルームで日本から持ってきたパソコンにSE型プラグをつけ、電源オン。スマホでは無事にインターネットに接続できたのですが、なぜかパソコンからは接続できず、結局ロビンさんの仕事部屋でLAN接続することに。メールのチェック以外にForvo のエディター業務も少しだけやりました。

ケルン滞在中、私はロビンさんのアパートのリビングで寝ることになっていのたですが、ロビンさんの仕事部屋からリビングに戻るとAさんがすでに簡易ベッドと布団を用意してくれていました。ベッドは小さめでしたが、身長154cmの私が寝るには十分な大きさ。その日は疲れきっていたので、バスルームの使い方を教えてもらった後、ロビンさんとAさんにおやすみを言って、パジャマに着替えて就寝しました。

ふぅー、シリーズ4回目にしてやっと1日目が終了。続きはまた後日書かせていただきます。

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ドイツのケルンに行ってみた (3)

2016-02-18 12:55:22 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (2)」の続きを。

ボーティング・ブリッジを足早に歩いていると、すぐに目に入ったのは搭乗を待つ人々の長蛇の列。しかも列が動いている気配がない。日本の空港では見たことのない風景でした。それでもなんとか飛行機に乗り込んだのですが、機内で見たのは、出発5分前にもかかわらず、他の乗客を通路で待たせ、マイペースで荷物を棚に上げる人々。日本だと他の人を気遣って通路を空けつつ荷物を上げたり、なんなら先に後ろの人を通してあげると思うのですが、ドイツ人にはそういう感覚はないようです。「どうりで国内線でも搭乗時間が出発の30分前になっているわけだ!」と納得しました。ちなみに乗客はほとんどが白人でした。私の座席は窓際だったので、先に座っていた二人の女性にいったん立ってもらい、やっと座ることができました。

いよいよケルンに向けて出発。出発予定時間は17時55分で、あれだけ搭乗に時間がかかっていたのに、18時には飛行機は動き始めていたと思います。あたりはすっかり暗くなっていました。機体は無事に離陸し、上昇。しばらくすると機内サービスが始まり、小さな袋に入ったスナックとドリンクが提供されました。

私の座席はかなり後ろの方だったのですが、10列ほど前の方にサンバイザーをつけた金髪の女性がいるのに気がつきました。その女性は中腰で立ったまま、後ろの座席の人物とニコニコ話していたので、機内でもひときわ目立っていました。「この季節にサンバイザー? しかも飛行機の中で?」といぶかしげによく見ると、その人物は女性ではなく、男性だったのです! しかも、着ているのは真っ白なテニスウェア! どういうこと!? 後でロビンさん(ドイツ人の友人)にその人物について話すと、「ああ、僕も空港で彼を見たw きっとカーニバルのための仮装だよ。シュテフィ・グラフ(80~90年代に活躍したドイツの有名なテニス選手)の真似じゃないかな。」と言っていました。カーニバルのためにわざわざミュンヘンから仮装してくるとは! どんだけカーニバル(仮装?)好きな人やねん!

そんなこんなで飛行機はほぼ定刻どおりの19時過ぎにケルン・ボン空港に到着。日本なら乗客のほとんどが速攻で荷物を棚から下ろし、すみやかに飛行機を立ち去るのでしょうが、しかしここはドイツ。みなそれぞれのペースで荷物を下ろし、ゆっくり通路を移動します。私が飛行機から降りられるまでにかかった時間はおそらく15分以上。本当は19時24分発のケルン市内行きの電車に乗りたかったのですが、完全にあきらめました。

到着ゲートを抜け、向かったのは手荷物受取所。荷物をピックアップする人はもうまばらで、私のバックパックもカルーセルにぽつんと載った状態でした。エコバッグに入れていたパソコンをバックパックに戻し、いったん到着ロビーに向かいましたが、その前にトイレにも行かなくちゃ。なんせミュンヘン空港ではトイレに行く時間すらなかったので。到着ロビーへの自動ドアを抜け、キョロキョロしていると私に近づいてくる男性が。以前会った時とは違い、顔下半分が髭に覆われたロビンさんでした。私はケルンに無事に着いたことをやっと実感し、ロビンさんとハグ。わざわざ空港に迎えに来てくれたことのお礼と、待たせてしまったことのお詫びをしました。ロビンさんは大丈夫と言って、私のバックパックも背負ってくれました。

空港からケルン市内へ行くにはS-Bahn13号線の電車を利用します。駅の大きな券売機の前には長蛇の列! ロビンさんは「しまった、先にチケットを買っておくべきだった!」と悔しそう。私が信じられなかったのは広いスペースに券売機がたったの2台しかなかったこと。10台くらい余裕で置けそうな場所にですよ! そして文句も言わず、自分の番になるまでひたすら待つドイツ人。日本の鉄道会社なら絶対に券売機を増やして行列をなくそうとするでしょうが、ドイツの鉄道会社にそういう感覚はないのかもしれません。私たちが切符を買うまでに費やした時間はおそらく20分以上。その間にケルン市内行きの電車を2本は見送ったと思います。日本ではちょっと考えられないですよね? ドイツに入国して3時間も経たないうちに「ドイツ人=とっても辛抱強い人たち」と強く印象付けられました。やっと私たちの番になり、ロビンさんがチケットを購入。値段は2.8ユーロでした。

ロビンさんとプラットフォームに向かい、しばらく待つとようやく電車が到着。電車はほどよく空いていたので、二人で着席。ロビンさんは電車から見える建物などを私に説明してくれました。20分ほどで電車はEhrenfeldという駅に到着。電車を降り、U-Bahnの13号線(日本人の感覚では路面電車)に乗り換え、ここからロビンさんのアパートの最寄り駅 Dürener Str./Gürtel に向かいます。Ehrenfeld駅や駅周辺にもさまざまなコスチュームに身を包み、楽しそうな感じの人がかなりいました。U-Bahnに乗り込むロビンさんの後について私もそのまま乗車したのですが、切符は買わなくていいの・・・? ロビンさんに尋ねると驚くべき答えが返ってきました。

ケルンの公共交通機関の料金は結構高くて(4駅までなら1.9ユーロ、それ以上だと2.8ユーロ)、その都度支払うのは高すぎるし、面倒。そこでロビンさんはケルン大学に物理学の聴講生として入学。なぜなら学生証があれば公共交通機関は乗り放題だから。しかも、平日の午後7時以降と週末は、学生の同伴者も1名までバスやU-Bahnが無料になるとのこと! マジっすか? すごいシステム! というわけで、ロビンさんの同伴者という形で私は切符を買わずにU-Bahnに乗れたのでした。

ケルンの交通機関についてはまだまだ書きたいことがたくさんあるのですが、次回にします。今回はこの辺で。

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ドイツのケルンに行ってみた (2)

2016-02-17 21:09:47 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (1)」の続きを。

前回は機内で見た映画について書きましたが、もちろん食事もいただいたり、窓から地上の景色を楽しんだり、多少は睡眠も取りました。ちなみに最初の機内食(ランチ)はこんな感じでした。



画像が暗くて申し訳ありませんが、私がいただいたのは「ぶりの煮付け丼」。もう1つの選択肢はカレーでした。絹ごし豆腐がついていたのにはちょっとびっくり。普通においしかったです。デザートはハーゲンダッツのアイスクリーム、ミニサイズのバニラ。2年前に利用したアエロフロートでは「明治エッセル スーパーカップ」だったので、ここがANAとアエロフロートの違いだと思いましたw

到着前の食事が出る前に熱いおしぼりが出てきたのですが、これがろくに搾れてなくて、お湯が滴るほどびちゃびちゃ。ちょっと残念でした。そして、到着前の食事「ポテトニョッキとオムレツ ラタトゥイユ添え」はこんな感じでした。ニョッキがとってもおいしかったです。



食事が終わった後は、窓からの景色を楽しんだのですが、上空から見たドイツは私の勝手な想像とはかなり違っていて、大きな畑と畑の間に家がぽつぽつ点在しているという感じ。着陸するミュンヘンはドイツで3番目に大きな都市のはずですが、空港周辺は日本の小さな地方都市かと思うほど田舎の風景でした。飛行機は美しい夕焼けの中を降下し、無事現地時間の17時前にミュンヘン空港に着陸。

約1時間後の17時55分にはケルン行きの飛行機に乗らなければならなかったのですが、私にはミュンヘン空港でやらなければならないミッションがありました。それはバックパックを預けること。きっかけはミュンヘン行きの機内アナウンス。文言を完全には記憶していませんが、「このフライトで機内手荷物として持ち込んだ液体類は乗継便と帰りの便では手荷物として持ち込めません」という内容でした。英語のアナウンスも同様。羽田空港の基準にしたがって、液体を持ち込んでいた私は非常に驚き、キャビン・アテンダントの女性にアナウンス内容に間違いないか確認したところ、「乗り継ぎの際は持ち込む液体の合計が100mlを超えてはいけない」と言われました。合計が100ml以上の液体を持ち込んでいた私は、ミュンヘンで荷物を預けなければならなくなったのです!

というわけで、飛行機から降りると異常なスピードでパスポートコントロールの場所まで歩き始めました。驚いたのは、ミュンヘン空港ではフロアの移動に階段しか選択肢がないところがあること。つまり、到着ゲートによってはエスカレーターやエレベーターがなく、階段を上がり下りしなければならないのです。スタスタ歩いてきたおかげでパスポートコントロールではほとんど待たずに入国完了。

バックパックの中に入れていたラップトップのパソコンをたまたま持っていた折りたたみ式のエコバッグに入れ直し、荷物を預けるためのカウンターに向かいます。ここでまた驚いたのはミュンヘン空港では荷物の預け入れが完全に機械化されていること。無人のカウンターでコンベヤーの上に荷物を置き、機械に搭乗券を読み込ませて手続きするシステム。私もやってみたのですが、「この搭乗券では荷物はお預かりできません」(もちろん英語)というメッセージが!

仕方なく、ルフトハンザの搭乗手続きカウンターに行くと長蛇の列! 日本の空港だと出発時間間近のお客さんがいないかスタッフが気を利かせてくれそうなものですが、ミュンヘン空港ではそんな気遣いは一切ナシ! 刻々と出発時間が迫ってくる中、私の順番が来るのをひたすら待ちました。いよいよ私の番になり、カウンターの白人の中年女性に「すでに搭乗券は持っているんですが、荷物を預けたいんです」と伝えました。「搭乗券を見せてください」と言われ、彼女に渡すと不機嫌そうに「ケルン行きのものをお願いします」とのこと。なんと、私が彼女に渡したのは羽田からミュンヘン行きの搭乗券だったのです! 先ほどの無人荷物預け入れカウンターでエラーになってしまったのも、間違った航空券を入れてしまったからなのでした。私としたことが信じられないミスを・・・orz。

ケルン行きの航空券を渡し、バックパックをベルトコンベヤーの上に置くと、彼女の口から信じられない言葉が!「このままではお預かりできません。(バックパックのショルダーストラップを指しながら)ここを固定してください」とのこと。固定するったって紐もないし・・・。「どうすればいいかわかりません」と言うと、白人女性は「私もわかりません。このカウンターの一番端にブルーのシャツを着た男性がいます。彼にやり方を聞いてください」と言って、荷物のタグを発行し、私のバックパックの持ち手のところに巻きつけました。私は「わかりました、ありがとう」と言って、バックパックを背負い、そそくさとさっき教えてもらった男性のところに。荷物をベルトコンベヤーの上に載せ、「このストラップを固定したいんですが」と言うと、人の良さそうな白人のおじさんは「大丈夫だよ」と一言。「このままでいいんですか?」と私が聞くと、おじさんは「大丈夫」。私は「ありがとう」と言って、そのまま今度はセキュリティチェックの場所に向かいました。

当然のことながらセキュリティチェックも長蛇の列。搭乗時間の17時25分はとうに過ぎており、私は「マジで飛行機に乗り遅れるかもしれない」と不安になりました。しかも私の前に並んでいたスペイン語を話す少年が、液体を隠し持っていた(靴下を何枚も重ねた中に整髪料のようなものを入れていた!)ことが発覚し、さらにタイムロス。みなさん、液体は隠しちゃダメですよ! 幸い私は無事にセキュリティチェックを通過!

荷物を持つと搭乗ゲートまでダッシュ! 当然のことながら大きなミュンヘン空港を全力疾走していたのは私一人でした。出発時間の10分前の17時45分、やっとゲートに到着すると、そこにいたのはルフトハンザの女性ただ一人。私は息も絶え絶えに「乗り遅れちゃいました?」と聞くと、彼女は「お客様はラッキーです。このフライトは搭乗に時間がかかっているんです」とゲートのドアを開けてくれました。「日本からの乗り継ぎですよね? 入国に時間がかかったのですか?」と聞かれ、「いえ、液体を持っていたので、荷物を預けなくてはいけなくて・・・ありがとうございました」と言いながらボーティング・ブリッジを進みました。

ちなみに、ミュンヘンから羽田までの帰りの便でも同様のアナウンスがありましたが、帰国して調べたところ、合計が100ml以内でないというのは誤りで、あくまでも1つの液体が100ml以下でなければならないということがわかりました。つまり、私はわざわざ荷物を預ける必要もなければ、空港内を疾走する必要もなかったのです! 私のようなひどい目に遭う人がまた出ないよう、機内アナウンスの間違いとキャビン・アテンダントの対応ミスについてANAに報告したところ、非常に丁寧なお詫びメールをもらいました。

今回はこの辺で。続きはまた後日ということで。

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ドイツのケルンに行ってみた (1)

2016-02-15 22:02:37 | ドイツ関連
以前「ロビンさんのケルン/カーニバル講座 (1)」で予告(!?)したとおり、ついにドイツのケルンに行ってきました! というわけで、旅の準備から帰国までの一部始終(!?)を書いてみたいと思います。

まず、旅の準備について。海外旅行では機内持ち込み可能なサイズのバックパック1個と肩掛けかばん1個しか持って行かないのが私のルール。でも、今回はカーニバル用のコスチューム(忍者の衣装)やランニング用の靴・ウエア、ロビンさんとご家族へのおみやげなどでバックパック1個では入りきらないことが判明。仕方がないので、仮装用の地下足袋やロビンさんへのおみやげの1つだったコロコロクリーナー(ドイツにはこれがないのです)は持って行くのを断念。靴も普段履いているスニーカーではなく、旅行中はランニングシューズで通すことにしました。というわけで、最終的には以下の画像のとおり機内に持ち込み可能なサイズのバックパック1個と肩掛けかばん1個に収まりました。



お金は事前に大黒屋で1万円分だけユーロに両替しておきました。これで準備万端と思いきや、出発の前日、電気機器用のプラグを用意していなかったことに気がつきパニック! 慌てて秋葉原のヨドバシカメラで購入しました。ドイツはC型かSE型なので、C型とSE型の両方がセットになっているものを購入。ちなみにC型であればSE型のコンセントにも使えるのですが、私は現地でパソコンとスマホの両方を同時に充電することもあったので、2つあって助かりました。

いよいよ出発当日。飛行機は羽田空港12時40分発のミュンヘン行き。電車と東京モノレールを乗り継ぎ、出発の約2時間前に空港に到着。チェックインの際、全日空のグランドスタッフの女性に「液体はお持ちですか?」と聞かれ、「はい。小さな容器に詰め替えて透明な袋に入れてあります」と返答しました。というわけで、荷物は預けず、搭乗手続き完了。ミュンヘン行きと乗り継ぎ便のケルン行きの搭乗券の2枚をもらいました。搭乗予定時間は12時15分。「どうやってヒマをつぶそう」と考えたのですが、航空会社のカウンターからほど近いところに電気機器の充電ができる場所を発見。椅子もあったので、そこで本を読みながらスマホを充電しました。

ある程度充電できたので、セキュリティチェックの場所まで移動。何事も無く、搭乗ゲートまでやって来ました。予定よりも少し遅れたものの、いよいよ搭乗開始。私たちの乗る飛行機はR2-D2 ANA JETであることを発見!



ミーハーな私はかなりテンションが上がりました。座席のヘッドレストカバーもR2-D2仕様。



椅子に座り、いよいよ離陸準備。私の座席はA列だったのですが、B列、C列とも乗客がおらず、「3人分の席を独り占めできる!」とラッキーに感じました。離陸前、スター・ウォーズ仕様の照明になる旨機内アナウンスがあり、おなじみのテーマ曲が流れたのですが、マニアでない私は残念ながらその照明にスター・ウォーズらしさを感じることはできませんでした。

羽田空港の国際線を利用された方はご存知だと思いますが、飛行機は何分もかけて滑走路へ。そしてついに離陸! 機体は最新鋭のボーイング787-9型機。2年前のロシア旅行で乗ったB767とはえらい違い! タッチパネル式液晶モニターは当たり前、フットレストも装備。私が一番驚いたのは窓の「電子カーテン」。今まで乗った飛行機の窓には上げ下ろしのできるカバーがついていたのが、それがなく、外からの光をスイッチで数段階に制御する仕組み! 真っ暗にもなるし、完全な透明にもなります。すげぇ! 有料ですが、Wifiサービスも利用可能でした。

正直ここまですごい飛行機だとは予想しておらず、当初はミュンヘンに着くまでドイツ語の基本的な会話を暗記するつもりだったのですが、当然予定を変更。映画は現在まさに公開中の『オデッセイ』、『スティーブ・ジョブズ』、『ブラック・スキャンダル』など豪華ラインナップでしたが、今のところ日本では公開予定のない作品3本を観ました。

最初の1本はサンドラ・ブロック主演の "Our Brand Is Crisis"。2002年のボリビア大統領選挙戦で活躍したアメリカ人女性を描いた物語。まぁまぁ面白かったのですが、最大の難点は日本語字幕が実際のセリフよりも数秒早く表示されたこと。しかも字幕をオフにしようとしてもオフにできない! あまりにもうっとうしいので、音声を日本語にし、字幕を極力見ないようにするしかありませんでした。

2本目の作品はジュリアン・ムーア主演の "Freeheld"。警察官として23年間働いてきた女性が末期がんの診断を受け、パートナーの女性に遺族年金受給の権利が与えられるよう郡の立法委員会に訴えるという物語。これはとても良い作品で、日本で公開予定がないのを残念に思いました。

3本目はミッキー・ローク主演の "Ashby"。新しい高校に転校してきたエドは学校でいじめられるが、隣に住む変わり者の男性との交流を通じて、いじめを克服し男らしく成長していくという物語(このあらすじだけ読むと『ヴィンセントが教えてくれたこと』とほぼ同じ内容だと思う方も多いでしょうね)。これは正直私の中ではイマイチでした。まず物語に現実味がなさすぎるし、高校生を演じたナット・ウルフにもあまり魅力が感じられない。いろいろな意味でもったいない気がしました。

とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日書かせていただきます(何回続くことになるやら・・・)。

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2016年に観た映画+目標の達成度(6)

2016-02-13 23:59:59 | 映画!
1月5日の日記で、2016年の5番目の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る&観る回数を100回以下にする」と発表した私。2/7から2/13までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)

12 2/7 ヘイトフル・エイト ○ (ドイツ・ケルンのWeisshaus Kinoにて9.5ユーロ(両替した際のレートで日本円に換算すると1,285円))

合計 1作品(1回) 1,285円

今週は1本。旅先のケルンのWeisshaus Kinoという映画館で鑑賞しました。この劇場は土日・祝日の料金が高めに設定されていて、しかも上映時間が2時間を超えるとさらに料金が高くなるので、1本あたり1,285円。今週は完全にアウト!

さて、今週は1本しか観ていないので、お勧めするのも当然『ヘイトフル・エイト』。クエンティン・タランティーノ監督の最新作です。音声は英語、字幕はドイツ語だったので、恐らく台詞の8割くらいしか理解できていないと思いますが、一言で表現するととにかく血生臭い作品。南北戦争が終わった後のある時、吹雪のためにとあるロッジで足止めを食らった7人の男と1人の女が一夜を共にすることになったが、そこで奇妙な事件が起こる・・・という物語。ドイツで観た時は途中でインターミッションが入ったのですが、正直前半部分はちょっと退屈で眠くなりました。が、インターミッション後は俄然面白くなりますので、ご安心を。8人の中の唯一の女性デイジーをジェニファー・ジェイソン・リーが演じているのですが、よくもまぁこんな役を引き受けたという感じ。彼女はアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされていますが、それも納得の演技でした。事件のカギを握るのは9人目の男。なぜ事件は起こったか、ぜひ推理しながらご覧ください。

あと、2016年の私の他の目標である「目標1. 週に最低2回はジムに行き、また最低2回は外でランニングする」「目標2. 体脂肪率は極力22%以下をキープする」「目標3. 上の血圧(収縮期血圧)110mmHg以下、下の血圧(拡張期血圧)70mmHg以下をキープする」「目標4. 語学の勉強を頑張る」の達成度もこの場を借りてご報告させていただきます。

目標1. 週に最低2回はジムに行き、また最低2回は外でランニングする
2/7 ランニング 51分
2/9 ランニング 40分
2/12 筋トレ&ストレッチ 45分
2/12 ランニング 46分
を実践しました。ジムには1回しか行けませんでしたが、45分以上のランニングでジムに1回行ったとみなすルールがあるので、ギリギリ目標クリア!

目標2. 体脂肪率は極力22%以下をキープする
ドイツにいる間は体脂肪率はおろか体重すら測れませんでした。というわけで体脂肪率は12日と13日の数値ですが、23%台~24%台。ドイツでたくさん食べた割には先週の26%台~27%よりダウン。不思議。

目標3. 上の血圧(収縮期血圧)110mmHg以下、下の血圧(拡張期血圧)70mmHg以下をキープする
ドイツにいる間は血圧も測れませんでした。というわけで、11日の夜、12日と13日の起床後と夜に測定した数値の平均値が、上124、下が80。目標値からははるかに遠いですが、先週と比べると上も下も大幅にダウン。ホッ。

目標4. 語学の勉強を頑張る
今週は Duolingo の2月9日、11日の Daily Goal が達成できず、目標クリアならず! 今週もレベルは12のまま、German Fluency も40%のままです。旅行中だったから仕方ないです・・・はい。

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2016年に観た映画+目標の達成度(5)

2016-02-06 23:59:59 | 映画!
1月5日の日記で、2016年の5番目の目標を「劇場で映画を観る時は1本あたり1,000円以下で観る&観る回数を100回以下にする」と発表した私。1/31から2/6までの映画料金は以下のとおりです(左端の番号は今年1年用の通し番号、作品名の次は◎、○、△、×の4段階評価)

10 2/1 エージェント・ウルトラ ○ (映画サービスデーおよび楽天のポイント使用で900円)
11 2/3 サウルの息子 ○ (水曜サービスデーで1,100円)

合計 2作品(2回) 2,000円

今週は2本。2本ともサービスデーに鑑賞し、1本は楽天のポイントも使ったので、1本あたり1,000円。今週もめでたくセーフ!

さて、今週お勧めするのは『サウルの息子』。2015年のカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したハンガリー映画です。前の週に試写会で観た『ディーパンの闘い』の後のトークショーで、映画監督の松江哲明氏がこの映画の話をされていたのがきっかけで鑑賞したのですが、想像以上に圧迫感のある映像と重い内容でした。第二次世界大戦後下のユダヤ人収容所で、同胞のユダヤ人の死体処理を行う「ゾンダーコマンド」の一人、サウルを描いた物語。上映前、カーテンでスクリーンの横幅が狭められ、全編ほぼ主人公サウルの顔のアップか後姿のアップ。彼の後ろに映るのはガス室で殺されたユダヤ人の死体や次々に処刑されるユダヤ人。それだけでも観ているのが辛かったのですが、台詞の多くが恐らく意図的に日本語字幕に訳されていなかったり、宗教用語が説明もないまま使われていたのも個人的にはストレスでした。終盤も予想外の展開で、後味の良い終わり方ではありません(この点については意見が分かれるでしょうが)。が、尋常ではないほど力の込められた映像をぜひ劇場でご覧いただきたいと思います。

あと、2016年の私の他の目標である「目標1. 週に最低2回はジムに行き、また最低2回は外でランニングする」「目標2. 体脂肪率は極力22%以下をキープする」「目標3. 上の血圧(収縮期血圧)110mmHg以下、下の血圧(拡張期血圧)70mmHg以下をキープする」「目標4. 語学の勉強を頑張る」の達成度もこの場を借りてご報告させていただきます。

目標1. 週に最低2回はジムに行き、また最低2回は外でランニングする
1/31 HIPHOP 60分
1/31 ランニング 47分
2/2 ランニング 47分
2/3 ヨガ 45分
を実践しましたので、目標クリア!

目標2. 体脂肪率は極力22%以下をキープする
今週の体脂肪率は26%台~27%台。先週の25%台~27%台から26%台~27%台にさらにアップ。食事がダメなのかしら・・・orz。

目標3. 上の血圧(収縮期血圧)110mmHg以下、下の血圧(拡張期血圧)70mmHg以下をキープする
起床後と夜に測定した数値の平均値が、上129、下が87。先週と比べると上も下も大幅にアップ。あかんやん!

目標4. 語学の勉強を頑張る
今週は Duolingo の1月31日、2月5日の Daily Goal が達成できず、目標クリアならず! レベルは12のまま、German Fluency も40%のままです。はぁー。

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以前、友人からメールで教えてもらった物語 (2) Job Application

2016-02-03 13:00:48 | 日記
Job Application

Back when the telegraph was the was the fastest method of long-distance communication, a young man applied for a job as a Morse Code operator. Answering an ad in the newspaper, he went to the office address that was listed. When he arrived, he entered a large, busy office filled with noise and clatter, including the sound of the telegraph in the background. A sign on the receptionist's counter instructed job applicants to fill out a form and wait until they were summoned to enter the inner office.

The young man filled out his form and sat down with the seven other applicants in the waiting area. After a few minutes, the young man stood up, crossed the room to the door of the inner office, and walked right in. Naturally the other applicants perked up, wondering what was going on. They muttered among themselves that they hadn't heard any summons yet. They assumed that the young man who wen t into the office made a mistake and would be disqualified.

Within a few minutes, however, the employer escorted the young man out of the office and said to the other applicants, "Gentlemen, thank you very much for coming, but the job has just been filled." The other applicants began grumbling to each other, and one spoke up saying, "Wait a minute, I don't understand. He was the last to come in, and we never even got a chance to be interviewed. Yet he got the job. That's not fair!"

The employer said, "I'm sorry, but all the time you've been sitting here, the telegraph has been ticking out the following message in Morse Code: 'If you understand this message, then come right in. The job is yours.' None of you heard it or understood it. This young man did. The job is his."

We live in a world that is full of busyness and clatter, like that office. People are distracted and unable to hear the still, small voice of God as He speaks in creation, in the Scriptures, or in the life and work of Jesus Christ. Are you tuned in to God's voice? Do you hear Him when He speaks to you? Are you listening? "This is my Son, whom I love... Listen to Him!"


(以下は非常に拙い私の日本語訳)

求職

電報が最も速い通信手段だった昔、ある若い男がモールス信号オペレーターの仕事に応募した。彼は新聞の求人広告に書いてあった事務所に向かった。到着すると、人の声や電報の機械の音で騒がしい大きな事務所に入った。受付のカウンターには、まず応募フォームに記入して、中のオフィスに呼ばれるまで待機するよう、志望者に対する指示が書かれてあった。

その若い男は応募フォームに記入し、他の7人の志望者と一緒に座って待った。2, 3分後、彼は立ち上がり、中のオフィスへと歩いて行った。当然他の志望者たちはどうしたことかとざわめいた。彼らは呼び出しなんてまったく聞こえなかったとぶつぶつ言い、中のオフィスに入った男は勘違いしていただけで、きっと不合格になるだろうと予想した。

ところが、2, 3分後、雇い主はその若い男を連れてオフィスから出て来てこう言った。「みなさん、今日はお越しくださり、ありがとうございました。募集していた職種は先ほど合格者が決まりました。」他の志望者たちは文句を言い始め、一人が声を上げた。「待って下さい。おっしゃっている意味がわかりません。この男性はここに最後にやって来ました。その前に来た私たちは面接のチャンスすらありませんでしたよ。それなのに彼が採用されるなんて、不公平です!」

雇い主はこう言った。「すみません、でもあなたがたがここに座っている間、モールス信号でちゃんとメッセージを発していたんですよ。「もしこれが理解できるなら、オフィスに入ってください。そうすればあなたを雇います」ってね。あなたがたの誰もそれに気がつかなかった。でも、この男性は気がついたのです。だから彼を採用するのです。


私たちはみな忙しく、雑音にあふれた世界で生きています。人間は騒音に邪魔され、穏やかで小さな神の声を聞き取ることができません。その声は被造物や聖書の中での神の声であり、またイエス・キリストの人生や行いの中でのものです。あなたは神の声に耳を澄ましていますか? 神があなたに語りかける声が聞こえますか? あなたはそれを聞こうとしていますか? 「これは、わたしの愛する子である。彼の言うことを聞きなさい。」(マルコの福音書9章7節)

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以前、友人からメールで教えてもらった物語 (1) THE LAST “I LOVE YOU”

2016-02-02 09:02:07 | 日記
THE LAST “I LOVE YOU”

Carol's husband was killed in an accident last year. Jim, only 52, was driving home from work. The other driver was a teenager with a very high blood-alcohol level. Jim died instantly. The teenager was in the emergency room for less than two hours.

There were other ironic twists: It was Carol's fiftieth birthday, and Jim had two plane tickets to Hawaii in his pocket. He was going to surprise her. Instead, he was killed by a drunk driver.

"How have you survived this?" I finally asked Carol a year later.

Her eyes welled up with tears. I thought I had said the wrong thing, but she gently took my hand and said, "It's all right, I want to tell you. The day I married Jim, I promised I would never let him leave the house in the morning without telling him I loved him. He made the same promise. It got to be a joke between us, and as babies came along it got to be a hard promise to keep. I remember running down the driveway, saying 'I love you' through teeth clenched when I was mad, or driving to the office to put a note in his car. It was a funny challenge.

"We made a lot of memories trying to say 'I love you' before noon every day of our married life.

"The morning Jim died, he left a birthday card in the kitchen and slipped out to the car. I heard the engine starting. Oh no, you don't buster, I thought. I raced out and banged on the car window until he rolled it down. 'Here on my fiftieth birthday, Mr. James E. Garret, I, Carol Garret, want to go on record as saying I love you!'

"That's how I survived. Knowing that the last words I said to Jim were, 'I LOVE YOU!'"

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SAY IT NOW

If you have a tender message
Or a loving word to say,
Don't wait till you forget it,
But whisper it today!

The tender words unspoken,
The letter never sent,
The long forgotten messages,
The wealth of love unspent.

For these some hearts are breaking,
For these some loved ones wait,
Then give them what they are needing,
Before it is too late!
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(以下は非常に拙い私の日本語訳)

最後の「愛してる」

キャロルの夫は昨年事故で亡くなった。当時52歳のジムは仕事から帰宅途中だった。加害者はまだ10代で、非常に高い血中アルコール濃度が検出された。ジムは即死だったが、その若者は2時間も経たないうちに救急救命室から一般病室に移された。

皮肉なことはそれだけではなかった。その日はキャロルの50歳の誕生日で、ジムはハワイ行きの2枚の航空券をポケットに入れていた。彼はサプライズでそれを妻に渡すつもりだったが、その前に酒に酔った運転手に殺されてしまった。

その1年後、私はキャロルに聞いた。「ご主人を失った辛さにどうやって耐えたの?」

彼女の目は涙でいっぱいになった。私は失礼なことを聞いてしまったと思ったが、彼女はそっと私の手を取り、こう言った。「大丈夫、あなたには聞いてもらいたいの。私がジムと結婚した日、私は自分にこう誓ったわ。毎朝、彼を家から見送る時、必ず「愛してる」って言おうって。彼も同じことを誓ってくれた。それは二人の間では冗談のようになって、子供たちが生まれると守るのが難しくなってきたわ。私がジムに腹を立てている時は歯ぎしりしながら「愛してる」と言ったこともあったし、「愛してる」と書いた紙を彼の車に入れるためにわざわざ彼の会社まで運転したこともあったの。おかしな挑戦だったわ。とにかく毎日お昼までに「愛してる」って言うことで、いろいろな思い出ができたの。

ジムが亡くなった日の朝、彼は台所に私へのバースデーカードを置いて、そっと出かけようとしたの。私は彼の車のエンジンの音を聞いて「ダメよ、ジム」と思ったわ。私は急いで外に出て、彼の車の窓を叩き、彼が窓を開けた時に言ったの。「ミスター・ジェームズ・E・ガーネット、私の50才の誕生日もこう言ったことを記録したいのよ、「あなたを愛してる」。」

私がジムに最後に言った言葉は「愛してる」だった。そう心に刻んで、私は耐えてきたの。

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今、言いなさい

もしあなたが心温まるメッセージや
愛にあふれた言葉が言えるなら
それを忘れてしまうまで待たないで
今日それを言いなさい

語られなかった優しい言葉
送られなかった手紙
忘れ去られたメッセージ
伝えられなかったたくさんの愛

そんな言葉をもらえずに悲しむ人がいる
そんな言葉を待ち続けている家族や恋人がいる
だからあなたの大切な人が必要としているものを与えなさい
まだ間に合ううちに
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