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ドイツのケルンに行ってみた (13)

2016-03-07 20:38:48 | ドイツ関連
早速ですが、「ドイツのケルンに行ってみた (12)」の続きを。

というわけで、マクドナルドでの昼食を終えたわけですが、そもそも、その日の予定では午前中にロビンさんとケルン市中心部のいろいろなところを周り、レストランでお昼ごはんを食べ、いったんアパートに帰って、それから The International Baptist Church of Cologne (IBC Cologne) という教会の午後2時からの礼拝に一人で行くことになっていました。が、ロビンさんの朝寝坊ですっかり予定が変わってしまい、市の中心から IBC Cologne に行くことに。ちなみに、起床したばかりのロビンさんから、朝起きられなかったことを詫びるショートメッセージが届いたのは、私がマックでポテトと格闘していた時でした。

というわけで、まずは IBC Cologne への行き方を確認するために、おみやげ屋さんでケルンの英語版の地図(3.5ユーロ)を購入し、IBC Cologne の最寄り駅である Escher Str.駅までのルートを調べました。



ケルンの公共交通機関の地図はこんな感じ。結構複雑なのです。



Escher Str.駅まではすぐ近くの U-Bahn の Dom/Hbf 駅から 5号線で Nußbaumerstr.駅まで行き、それから13号線に乗り換えて1駅で到着。Dom/Hbf 駅で切符を買い(ここは一番大きな駅なので有人の切符売り場もありました)、ホームに向かいます。Dom/Hbf 駅は5号線、16号線、18号線が通っており、私は東京の地下鉄のように当然各線でホームが異なっているものだとばかり思っていました。が、それは私の完全な思い込みで、ケルンの U-Bahn は1つのホームを複数の線で共用するという驚くべきシステムだったのです! 簡単に説明すると・・・



上は1号線、7号線、9号線が通っているノイマルクト駅の画像ですが、1号線のWeiden West行きが3分後、7号線のFrechen行きが4分後、9号線のSülz行きが7分後・・・というように、何号線の電車があと何分で来るかが表示されていて、乗客はこれで自分の乗るべき電車が確認できるわけです(U-Bahn はどの線でも見た目は同じで、東京の地下鉄のように車両の色で何線かを区別することはできません)。確かにこのシステムだと、乗客は乗り換えの時でもホームからホームへ長い距離を移動する必要がなく合理的です。が、1つの線が遅れると当然他の線にも影響が出るのは避けられません。ちなみにロビンさんの話だと、ケルンでもいわゆる「人身事故」は時々起こるそうです。

とにもかくにも私は Dom/Hbf 駅から 5号線で Nußbaumerstr.駅まで行き、それから13号線に乗り換え、無事にEscher Str.駅に到着しました。IBC Cologne は駅のそばにあり、建物のデザインも非常に特徴的だったので、すぐにわかりました。



教会の中に入ると聖歌隊(とは言っても、ありがちなローブを身につけたコーラスグループではなく、全員私服のバンドという感じ)が賛美を練習中。私は一番後ろの長い椅子に腰掛け、そのまま礼拝が始まるのを待ちました。



そのうちどんどん人が礼拝堂に入り、周りの人と挨拶したり、着席し始めました。年齢も肌の色も顔立ちも実にさまざまで、とても国際的な雰囲気。アジア系もいましたが、私以外に日本人がいたのかどうかははっきりわかりませんでした。礼拝開始時間の午後2時には座席はほとんど埋まっている状態。そして礼拝が始まりましたが、素晴らしい賛美の数々と牧師先生のわかりやすいメッセージで、本当に心に残る礼拝でした。1時間40分ほどの礼拝でしたが、そんなに時間が経っていたのが信じられないほど。ここに来られて良かったという感謝の気持ちで教会を後にしました。

とりあえず今回はこの辺で。続きはまた後日。

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