うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

Pentax Q-S1

2015年12月30日 | Q10

まだあわただしくて、年賀状も書いていない始末でして。今日もこの後午後に仕事です。

ちょっと上の写真、余白がおおくて失敗かな。後で差し替えようかしら。

(すみません、以下写真も文章も長めです)

 

さて、閑話休題。

そういうわけで、またおもちゃを買ってしまったのでした。

夏ごろから、ここでも何度か書いたことがあるが、よく持ち歩いているPentax Q10シリーズ、使っている時はとても面白いのですが、出てくる画を見ると、なかなか厳しいものがあるな、と感じることが多くなりました。ツボにはまればいいのですが、イージーには撮らせてくれないんです.

9月以降は、スマホGalaxyで撮ることがずっと増えてしまい・・。手軽に撮れるミニカメラであるはずのQシリーズの存在が脅かされるようになってきました。

ただ、現行のQ-S1は2014年8月の発売で、Qシリーズは毎年夏から秋にかけてモデルチェンジしていたので、タイミングを見計らっていました。

ところが、オーダーカラーが終了した9月を過ぎても、一向に新製品が出る気配はない。そして、1年間更新されることのなかったカタログが、9月になって(オーダーカラーなしの記述で)新しく配布されるようになった。ということは、当面新製品はなし、シリーズに新たな展開もなさそう(新レンズとか)という観測が考えられる状況になった。

さらに言えば、このまま現行製品をしばらく続けて、やがてフェードアウトしていくのかしら、と。

Q-S1自体、前作のQ7と機能は同じまま、外装を変えたようなモデルですし、今RICOHは初のフルサイズ一眼レフの開発で大変でしょうから、この先あまり期待できないのかなあ、という気が。

ペンタックス・ファンの方々は、とても心の温かい方が多いらしくて(さる名門メーカーのユーザーさんたちとはえらい違い)、いくつか定期的に拝見しているブログでも、そういう記述は見ないですけどね(唯一某評論家の方が、ちょっと書いていたのを見たな)。

しかも、ここへきてQ-S1の価格は大きく下がってきた。一応レンズ交換式ミラーレスなので、結構いい値段がついていたのですが(MFTのLumixやNikon1シリーズとおなじくらい。センサーサイズとかはちがっていても、コストはそう変わらないんでしょうね)、これなら「買い増し」してもいいかな、と。

Q10は自分で選んだ色も気に入っているし、結構かわいいのでまだ使っていたい。その辺も悩みどころでしたが、シリーズでまだ買っていなかった、08 wide zoom を一緒に買うことで、Q-S1は広角側を主に担当させるという名目にして自分を納得させることに。

そういうわけで買いだしにいったのでした。

レンズはマニアさんたちのいうところの『地図』で、ボディはおなじく『ヨド』で買いました。ヨドはまあ普通の人もいうか。

『地図』さんは、さいきん東証一部に市場替えをしましたが、大手のカメラ専門店(ほかに時計、筆記具など)です。同じような専門店として、マニアの方々がいうところの『ペコちゃん』がありますが、この二つのお店は雰囲気が全然違いますね。今回は全然使わなくなったニコンのレンズを下取りに出したのですが、『ペコちゃん』なら、カウンターで店員さんに来意を告げると、その場で待っていれば交換品を同じ店員さんが持ってきてくれます。

『地図』では、別のフロア「買い取りセンター」に行って整理券を取って待つことしばし、スマートなスーツ姿のお嬢さんが応対してくれます。手続き完了まで1時間余り、携帯で連絡を受けて金券を受け取り、別棟の店舗に行って商品と交換します(今回は新品だったので、下取り時に商品を取り置き扱い)。銀行のカウンターとまでは言わないまでも、店員さんの雰囲気もちょっと普通のカメラやさんとは違う感じ。

それにしてもここでも中国人の方々が結構いらしている。ここ数年、本当に変わったねえ。

さて、無駄に話が長くなりつつありますが。

色はガンメタルボディ+カーマインレッドの張り革。

ほかにブラック+ブラック、ホワイト+クリーム、ゴールド+クリームがある。いずれも悪くない気がしたし、赤は派手かな、と迷ったけど。

うちにあるQは黒、Q10はミント(青系)なので、やはりこれかと。

これが08 wide zoom。 Q-S1では換算17.5mm - 27mmの超広角ズームです。

昔持っていたTokina AT-X124 (ニコンDXフォーマット)が、フィルター径77mm, 重量がたしか570gぐらいだったのに対し、これはフィルター径49mm、重量はたったの75gという軽さ。さすがに今流行りの高倍率一体型デジカメでもこれだけ広角なものはないかな(詳しくないのでわかりませんが)。

ボディのほうは下取り査定中に『ヨド』で買ったのですが、最初はボディだけのつもりでした。

しかし、Pentaxの店員さんによると、ボディキットは注文販売制で、受け付けると1週間ぐらいかかります、とのこと。全店舗共通だそう。

正月が挟まるので、よけいかかることになりそう。

価格差があるので迷ったけど、結局レンズキット(02標準ズーム付き)を買うことにした。多少お値段は見てもらった。

02はすでにQ10を買ったとき一緒についてきているので、二重になってしまうが、店員さんはこれに付属のレンズはブラック仕様で、これは単体では買えないものです、という。

たしかに、手にしてみると、手持ちの02レンズとは雰囲気が全然違う。金属仕上げでブラックなので、精密感がある。それとなぜか、ズームリングの重さがしっとりとしていて抵抗感がある。ので、まあいいか。

ガンメタルグレイの塗装は、ざらっとした仕上げで、悪くない。モックアップを見てるときはちょっと安っぽいかな、と思ったが杞憂だった。

ダイヤルはアルミ削り出しだそう。

上がまったいらなので、広く見えます。実際多少大きいのかな。

初代Qが一番コンパクトです。

Q7はQ10とほぼ同型なので、これで一応シリーズの全型がそろう形ですね。

まだ設定も何もしていないのですが、性能はQ10とそう大きくは変わらないかな。。

暗所ノイズも、これはISO3200ですが、無造作に使う感度ではないかもしれない。

AFその他の速さは実感できましたが、ここまで撮り歩いてすでに何枚か失敗を出しています。

超広角というのは、そんなに使う機会はないのだけど、なぜか持っているとうれしくなってしまう。

狭い室内などで活躍する機会は多いと思う。

だいぶ長くなってしまいました。

年賀状が・・。


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